ども、「ゆとり」を大切にし、コスパにこだわるFPゆとらです。
毎月のスマホ料金少しでも安くしたいなぁ。
ってことで、スマホはそのままで携帯会社やプランを乗換える人が増えている。
ただ乗換えた結果、品質ダウンしてストレスになる人も意外と多い。
せっかくの乗り換え、できればそれは避けたいよね。
この「品質ダウン」・・・ってところが結構重要なんだよね。
品質も落とさず最もコスパが良い、つまり総合力が高いのが、大手ソフトバンクのサブブランド 「ワイモバイル(Y!mobile)」なんだよね。
『品質を落とさない』というポイントは意外と見落としがち。
なのでストレスがかからず、よりおトクに使えるよう、この記事でワイモバイルの何がいいのか説明していく。
ワイモバイルは総合力最強、もはや格安スマホではない!
僕はiphone本体がまだまだ使えると判断(当時)して、スマホはそのままで「格安SIM」のみ購入。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ=番号そのまま)によるau→ワイモバイルへ乗り換えた。
格安スマホへの乗り換えは思ったより簡単なので、おそらく誰でもできる。
最初は「ワイモバイル」とか「楽天モバイル」とか、いわゆる格安スマホと呼ばれるものは「速度が遅い」「サービスが悪い」「使い勝手が劣る」など安かろう悪かろうのイメージを持っていた。
けど・・・それは単なる思い込みで 「ワイモバイル」 は全く違った。
ちなみに「ワイモバイル」は今まで使ってきたau(auさんゴメン)より、利用料金はもちろん、留守番電話サービスがデフォルトで付いているなど、サービス内容まで良いと感じる部分があったのが一番ビックリした点。
スマホ乗り換えにあたっては、もちろん「楽天モバイル」「UQモバイル」などすべての格安スマホ(格安SIM)を検討してみた。
入念な検討結果、「家族で合わせて使うなら」、2022年9月時点でも 「ワイモバイル」 が総合的に考えて最強、という結論に達した。
ワイモバイルは節約になるのに品質には一切妥協していないのがポイントで、本ブログテーマでもあるコスパや「ゆとり」を持てる乗り換えにも見事に合致した。
格安スマホへの乗り換えで想定されるエクスキューズがほぼゼロ、というのが「ワイモバイル」 (Y!mobile)の良いとこなんだよね。
一言でいうと「ストレスが無い乗り換え」となる。
「
大手から格安スマホ・格安SIMへの乗換・プラン変更を検討している方や、携帯料金を少しでも下げたいけど「品質は犠牲にしたくない」場合には、特に参考になるハズ。
格安スマホ「格差」について
まず、格安スマホへの乗り換えを検討している方へ。
「格安スマホ」っていっても根本的に違いがあるのはご存知だろうか?
「MNO」と「MVNO」という根本的な違いなんだけど。
MVO(移動体通信事業者) = 自前の通信回線を持っている
MVNO(仮想移動体通信事業者) = MNOから回線を借りて提供
つまり「MNO」は自前の基地局を持つ大手キャリア「NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイル」4社だけ。
「MVNO」は、その大手キャリアからお金を払って通信帯域を借りて利用者に提供している業者。
mineo(マイネオ)とかIIJmio(みおふぉん)などが有名。
資金がものすごくかかる自前回線を持つのは難しいので、多くの格安スマホ・格安SIM事業者がMVNOに当たる。
この違いが実は大きく、MVNOを選ぶと、混みあう時間帯で『通信速度が遅くなる』という致命的なデメリットを、ほぼずっと抱えることになる。
以前はMVNOとMNOの料金差が大きく、品質を犠牲にしたとしても料金面でMVNOの優位性があるとも考えられた。
けど「ワイモバイル」「UQモバイル」「楽天モバイル」&「ahamo」「povo2.0」「LINEMO」の、いずれも大手サブブランド・ネット専用プランが出てきたことで、料金面でももはやMVNOを選択する意義は薄れてしまった。
あれ?でもMNOって大手キャリアだからワイモバイルは違うよね?
と思われたかもしれないけど、「ワイモバイル」「UQモバイル」(ahamoやpovo、LIMEMOも)はれっきとしたMNOだ。
乗り換えであっても、品質ダウンしないMNO業者から選ぶとストレスがかからない。
通信速度が大手と同じワイモバイル
MNOとMVNOの一番大きな違いは時間帯や混雑時の通信品質。
その点 「
つまり高速かつ、どの時間帯でも安定しているし5Gにも対応している。
また全国にショップがあり、各種サービスや保守が受けられるのもMVNOとの大きな違い。
後の方で出てくるけど「ワイモバイル」は、かんたんに言うと『全部あり』なんだよね。
おそらくあなたが思っている以上に安定しない「楽天モバイル」も、現時点ではメインで使うと少々難あり。
割安の通信料金設定なんだけど、まだメイン使用には(僕は実際にワイモバと併用しているが)ストレスがかかる。
通信速度や品質なんて自分は気にしないよ!という方は どの格安スマホ事業者(格安SIM)を選んでも問題ない。
だけど、大手キャリアからの乗り換えで最も多い不満点が「通信速度が遅くてストレス」とか「使い物にならない」だということはよく考えておこう。
「ワイモバイル」と「UQモバイル」の通信速度を比べるのは無意味
「ワイモバイル」と「UQモバイル」はどちらが通信速度が速いのか、比べるのはほぼ意味がない。
様々な比較検証を行ったサイトがたくさんあるが・・・
正直、気にしなくていい。
ソフトバンク回線とau回線どちらが速いのか?なんてことを考えるのはナンセンス。
大手は楽天モバイル回線以外、よほどの辺境地に行くことが多くない限り気にしなくていいレベル。
そもそも使う場所や人数によっても速度は変わるもの。
通信障害もどちらも出たことがあるしね。
ワイモバイルはソフトバンク回線で十分な速度があるから、あとは好みや必要なサービスや料金などで決めればいい。
僕としては家族で利用するなら、総合力で「
ワイモバイルは「家族割」とサービス「全部盛り」が大きい。
ワイモバイルの料金・サービスについては後述する。
格安スマホ契約者No.1楽天モバイルの欠点
そんなわけで、家族で使うならワイモバイルを僕は推奨している。
大手ネット専用プラン(ahamoやpovo、LINEMO)も悪くないけど、イザという時の店舗でのサポートがないのと(ahamoのみ有料で店舗でのサポート有)、実はちょっとしたかゆい所に手が届かないことが多い。
よってネットリテラシーが高い方は利用を検討してもいいんだけど、通信品質やサポートより月々の料金を重視する人もいるだろう。
そんな人はきっと「楽天モバイル」も検討されるに違いない。
「楽天モバイル」は月額料金が安くなる可能性があるし、楽天ポイントを利用料に使えるのも大きい。
ただし、欠点は以下のとおり。
・大手他社に比べると、まだ電波が届きにくい地域がある
・通信品質が不安定…ってか、不安定すぎる!!
・未対応のスマホの場合、乗り換えできない
・専用アプリの通話品質が劣る(会話がままならないことがある)
ちなみに僕は楽天会員だし「楽天ブラックカード」(インビテーションが無ければ作れない)まで所有する楽天ヘビーユーザーで、実際「楽天モバイル」も契約してワイモバイルと併用している。
が、それでも主回線として僕は、ストレスのない「ワイモバイル」をおすすめする。
電波状況が不安定=ストレスがかかる乗り換えは、正直「乗換成功」「コスパがいい」とは言えないからだ。
「楽天モバイル」の電波は「ワイモバイル」に比べると、アンテナ線が少なかったり・・・。
実際に調べてみると「楽天モバイル」に乗り換えてすぐに「解約したい」と感じてしまうケースも少なからずあるようで。。。
したがって、電話したりネットで調べ物をしたり、動画を見たくても繋がらなくてイライラする可能性は避けたい。
月々の料金が安くなると言っても、そういったストレスがかかるようでは「コスパがいい」とは言えない。
だから当面の間「楽天モバイル」をサブ(プチメイン)回線として、1台のiphoneで 「
絶対的コストで見れば「楽天モバイル」だけど、ストレスをコストに入れると断然「
なんでもそうなんだが・・・【絶対的コストだけ】で物事を考えちゃ失敗するよ。
コストが安い、ということは安いなりの理由もあるんだ。
「楽天モバイル」は、無料通話回線や通信障害時のプラスワン回線等として「プチメイン(又はサブ)」で利用し、安定してきたら「メイン」で使用も検討する、という考え方が、今は回線品質でイライラしなくてベターだと思う。
繰り返すけど「ワイモバイル」「UQモバイル」なら大手キャリアからの乗り換えでも、使用感は今までと全く変わらない。
特に「ワイモバイル」ならサービス面でも劣らない。
家族で使うならワイモバイルはコスパ大!
「ワイモバイル」は安定しているソフトバンク回線が使えて、「一人で使うなら」最も値段が安い【シンプルS】で月額「2,178円」(税込)。
【二人に一人は毎月のデータ使用量が2GBまで】というデータから、多くの人は【シンプルS】で十分なことがわかる。
で、ここはポイントのひとつなんだけど、
家族がいる方やソフトバンク光・Air利用者にとっては 「
「家族割引サービス」で家族(2回線目以降)の基本料金が1,188円割引になり、月額「990円」(税込)となるのだ。
ソフトバンク光・ソフトバンクAir利用者は、1回線目も含めて月額「990円」となる。
僕の場合、ソフトバンク光・Airは利用していないものの、妻もワイモバイルを契約しているので夫婦で「3,168円/月」。
1人あたり「1,584円/月」。
大手回線で回線品質がよく、各種キャンペーン(PayPay、ヤフーショッピングなど)の恩恵も受けられ、店舗でのサポートもあるなら、この価格は十分安い。(後述するが、それ以外でも総合的にみてワイモバイルはイイ。)
仕事でもスマホを兼用し外でもFXをやる僕にとっては、通信・通話品質という意味で、現時点では「ワイモバイル」に圧倒的に軍配があがる。
ちなみに「ワイモバイル」を使うにしても、受電のみなら「通話し放題」すらオプションで設定しなくてもいい。
※「誰とでも定額(10分以内の通話し放題)」をつけても「770円」プラスになるだけ。
僕のように「楽天モバイル」をサブで使用なら、専用アプリで発信通話し放題に。(通話料金無料となる。時に品質はガマンになるけど。。。)
(というわけで、僕は「ワイモバイル」「楽天モバイル」をデュアルSIMで併用。「楽天モバイル」の基本料金が上がったので、以前よりは併用のメリットは薄れているけどね。。。)
ちなみに僕の場合auからの乗り換えだったので、auのサブブランドである「UQモバイル」やauの「povo」を選ぶという手もあったはずだが、「UQモバイル」や「povo」ではなく「ワイモバイル」にしたことには明確な理由がある。
UQモバイルやpovoではなくワイモバイルにした理由
さて、auユーザーであった僕がなぜ「ワイモバイル」に乗り換えたのか?
理由は「ワイモバイル」が以下のとおり「総合的に」良かったからだ。
- 家族割引サービス込で、利用料金が安い
- デフォルトで「留守電サービス」が使える
- ヤフープレミアムの会員費が無料
- ヤフーショッピングやPayPay利用時にポイント還元されやすい(キャンペーン豊富)
- その他大手と同様のサービスが多い
それ以外にも細かい点はあるのだが、主に上記が理由。それぞれ説明していこう。
1.実質利用料金が安い
単純に料金の比較だと「UQモバイル」の方が利用料金は安いんだけど、家族で使うとなるとこれが逆転する。
使用回線数 | Y!mobile | UQmobile |
---|---|---|
1回線(~3GB) | 2,178円(税込) | 1,628円(税込) |
2回線目以降 | 990円(税込) | 同上 |
2回線合計 | 3,168円(税込) | 3,256円(税込) |
3回線合計 | 4,158円(税込) | 4,884円(税込) |
独身でも別居の家族(血縁を証明できればOK)と『家族割』を使えるので、実質「ワイモバイル」が安くなるケースが多い。
お子さんにも携帯を持たせる等となると俄然「ワイモバイル」有利である。
2.デフォルトで「留守電サービス」が使える
「ワイモバイル」では「UQモバイル」でオプション扱い(418円)の「留守電サービス」がデフォルトで(無料で)付いてくる。
要らない人には要らないかもしれないけど、元々「留守電サービス」が付いていた方は、オプションで別料金というのはイマイチ納得いかないし、実際オプションで付けると「ワイモバイル」よりかなり料金が高くなってしまう。
ビジネスでもスマホを兼用している、家族からの重要な連絡など、あれば非常に便利なのが「留守電サービス」だったりする。
3.ヤフープレミアム会員費が無料
「ワイモバイル」を契約すると、もれなくヤフープレミアム会員費(通常508円/月)が無料という特典が付いてくる。
ヤフープレミアム会員になると、ヤフーショッピング・PayPayモールでの買い物がいつでもポイント+2~3%以上、各種割引クーポンサービス、ヤフーかんたんバックアップが無制限で使用可能、オンラインクレーンゲームが1日1回無料(取れれば商品も貰える)、ヤフーオークションのカテゴリ制限なし+手数料が安い、雑誌110誌、マンガ13,000冊以上読み放題などの特典がある。
もともと僕はヤフープレミアム会員だったため、ワイモバイルに乗り換えることでヤフープレミアム会員費が無料になったことにより、元々支払っていたヤフープレミアム会員費508円を払わなくてよくなった。
4.ヤフーショッピングやPayPay利用時にポイント還元されやすい
ヤフーショッピングは無料出店ができるようになってから参加店舗が格段に増えた。
そのため近年、楽天にも無いような物がヤフーショッピングで販売されていたり、ヤフーがテコ入れした結果、今やポイント還元率では楽天を超えトップと言われることも多くなった。(ヤフーカードも必須だ。)
実際、常時10%以上の還元率のイメージなんだけど。。。14%とか。。。
ヤフーショッピング・PayPayモールをそれなりに利用する人にとっては、ワイモバイルユーザー(=ヤフープレミアム会員)である価値は高い。
またワイモバイルユーザーは、PayPayのキャンペーンで還元率や還元金額が大幅にアップするので、使い方次第ではかなり他ユーザーよりお得になる。
乱立する「~~Pay」の中でも有力で資金力豊富な「PayPay」ならではの太っ腹なキャンペーンが多く、今後もこういった仕掛けに期待できるのではないかと思う。
5.その他
その他は決定的なポイントではなかったが、細かな違いがある。
「ワイモバイル」では
キャリアメールが無料(メールアドレスが割り当てられる)
実家の両親とは今でもキャリアメールで連絡を取ったりすることがある。
キャリアメールがデフォルトであるというのは地味に嬉しい。(UQモバイルでは有料オプションで月額220円。)
けどLINE利用者が多い現在では選ぶ際、そこまで大きなポイントとはならないかも?
ちなみにそのLINEについては、ワイモバイルだと年齢認証が使えるためLINEのすべての機能が使える。
新たに端末と格安SIMを契約する人にとっては、これが決め手となる人もいるかもしれない。(スマホ機種はそのままの本記事の例のような場合、ほぼ関係ないことであるが。。。)
店舗でサービス・サポートが受けられる
「アハモ」「povo」「LINEMO(ラインモ)」がオンライン専用プランなのに対して、「ワイモバイル」は店舗でサービス・サポートを受けることが可能。
僕個人としては店舗のサポートは不要なぐらいの知識はあるけど、使用する家族(妻や子ども)のことを考えると、店舗でサポートを受けられるというのは結構大きなポイント。
格安スマホでできない場合もある「テザリング」が当たり前にできる点もワイモバイルのメリット。
ワイモバイルの欠点・デメリットとは?
そんなことで「ワイモバイル」を選択し快適に使用できているが、一般に「ワイモバイル」の欠点は以下のとおりだったけど、なんと解消されてしまった。
余ったデータを翌月に繰り越しできない(→できるようになった。)
「ワイモバイル」では余ったデータを繰り越すことができなかったんだけど、できるようになった。
月に3GBという限られた容量だと、やはり繰越できるに越したことはないよね。
ただ先述のデータの通り、半数以上の方は月に3GBも使わないんだよね。。。
なので、基本的に月々3GB(僕のように使う場合でも4GB)までしか使わない、という人が「ワイモバイル」の【シンプルS】プランを選べばいい。
何か月もデータを3GB以上使う方はワイモバイルのシンプルMプラン(15GB)で十分な場合が多い。
「UQモバイル」は高速・低速切替機能があって、通信速度が遅くてもいいときには「節約モード」に切り替えることで高速通信のデータ容量を使わずに済むという利点がある。
だけどそのような使い方をする場合、ストレスがかかならいだろうか?(僕は面倒だけど。。。)
データ容量を気にしてわざわざ切り替えたり、その後の通信速度まで気にして使うのは、それ自体ストレスになる。
料金はもちろん大事だけど、ストレスなく乗り換えができるか?日々ストレスなく使用できるか?が結構大事。
毎日の生活をげんなりさせている原因の多くが「地味なストレスの蓄積」だからだ。
まとめ~総合力がNo.1ワイモバイル
使用量がそれなりの人にとって、総合的には「ワイモバイルが最適」。
というのが、コスパにこだわるFPとしての僕の判断。
コスパっていうのは、ただ安いってことじゃなく、総合的に見てその値段より価値があるかどうか?ってこと。
自分が使うデータ通信量を把握し適切なプランにすることで、乗り換えても月額料金が安くなるだけでノンストレス。
これが最もコスパが良いってこと。
乗り換える際は、ストレスがかからない乗り換えなのか、しっかり考えて乗り換えよう。
ストレスなく月々のキャッシュフロー(お金の流れ)を改善する。
それが本当の意味での節約ってことだからね。
ストレスない乗り換えで、日々に少しの「ゆとり」を生み出して、将来のためにぜひ有効にお金を使ってほしい。
毎月の料金ってバカにならないから、しっかりと自分にあったプランを検討してみてほしい。