ホットカフェラテってどこのコンビニのが一番おいしいの?
大手コンビニがそれぞれ近くにあることを利用して、同時に一気に飲み比べてみました。
ども、人生にゆとりと幸福を創るFPゆとらです。
朝はやや肌寒いので、コンビニでホットのコーヒーやカフェラテを買って職場に持ち込むのが習慣、な~んて人も多くなってきました。
味や香りは専門店に負けますが、缶コーヒーやペットボトルと同じぐらいのお値段で買えて、缶・ペットボトルのカフェラテより本格的なのがコンビニカフェラテの特徴。
そこそこ美味しく飲めて、コスパがいいし手軽
ってことで、コンビニでカフェラテ派が増えてきているようですね。
そこで、コンビニでホットカフェラテを買うならどこが一番美味しいのか?
同時に飲み比べることで細かい違いもわかるはず。
今回は「ホットカフェラテ編」レビューいってみましょう!
てなわけで、同日に主要コンビニ3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)のホットカフェラテを一気買いして、飲み比べてみました。
ちなみに僕は、かなり前から、最近増えてきている「自宅派(自分で淹れる派)」です。。。
毎日自宅でコンビニよりも美味い(笑)カフェラテを作って飲んでいるこだわり派の僕が、コンビニのホットカフェラテはどこが美味いのか?
各コンビニでのカフェラテの味や香りなどの違いをレビューしたいと思います。
コンビニカフェラテの値段と量に違いはあるか?
コンビニ名 | 値段(税込) |
---|---|
セブンイレブン | 190円(R) |
ファミリーマート | 180円(M) |
ローソン | 198円(M) |
ホットカフェラテのお値段はファミリーマートが少しお安いですね。
でもやっぱカフェラテの量は差があるんだよなぁ。
各コンビニ外観の違いはこんな感じ。
比較表の量の順番どおり、容器のサイズも
ファミマ → ローソン → セブンイレブン
の順に小さくなっていきます。
背の高さはアイスのときと同じくファミマが一歩リードで、セブンイレブンが明らかに小さいです。
コンビニのホットカフェオレの味と香りは?
さて、最近ではコンビニカフェラテが認知され、やれコーヒーマシンはどこそこのだ、とかマシンが変わったから味が変わったとか、生乳100%だとか色々うわさされるが・・・
一番気になるのはやっぱり「美味しいのかどうか?」
つまり「味や香りがどうか?」ですよね。
味や香りに差がほとんど無いのであれば、一番近くのコンビニでいいし、差があるなら、多少遠くても好みのカフェラテ買いに行こっかな?ってなります。
ごく近場に主要コンビニがあることを利用して、同じ日の同じ時間に交互に飲み比べることによって、味と香りの差を詳細に体感してみました。
砂糖は入れた場合と入れない場合を比較しようと思ったのですが、カフェラテってことで、ミルクの甘さの小さな違いも感じてみたかったので、ホットカフェラテは【砂糖なし】で比較してみました。
セブンイレブン(セブンカフェ)
セブンイレブンのホットカフェラテは、飲む前に香るふわっとしたエスプレッソの香りは合格点。
アラビカ豆を100%使用とのことで定評あるセブンカフェ。
まずミルクの味がしっかり前面に出てきます。
そこにしっかりエスプレッソを加えた感があります。
セブンイレブンでは「セブンカフェ専用ミルク」を使用しているとのこと。
専用ミルクの甘さ・コク・風味がしっかり出るように、抽出時に熱の加え方が工夫されているらしいです。
ひとくちめの感想は
おっ、なかなかやるな!
でした。
ですが!!
厳しめに言うと、ミルク(牛乳)のさらに奥の方に、甘ったるいコーヒーフレッシュのような風味がある感じがするのが残念です。
これはアイスカフェラテのときと同じ。
で、これはセブンイレブンにバイトしている知人に聞いた話ですが、専用ミルクだけを飲むと「かなり甘ったるくて飲めたもんじゃない」んですって。
これって果たして「牛乳」なのかな?と思って調べると、やはり「生乳100%」ではないらしく、あくまで「専用ミルク」なんだとか。
ひょっとして補糖してある「乳飲料」なんだろうか?
でもアイスカフェオレの時よりは違和感は強烈ではないですし、しっかりミルク感があって第一印象は悪くないです。
が、やっぱりミルクがまったりとして甘すぎるような。。。
そして、これは冷めてくるとよりハッキリしてきます。
正直、熱い・暖かいうちはミルクが美味しく感じますが、冷めると甘ったるいコーヒーフレッシュ感が顔をのぞかせてしまいます。
ちなみにコーヒーフレッシュというのは、中にミルクは全く含まれておらず、水と油でできています。
そして欧米では禁止されているぐらい体に悪い「トランス脂肪酸のかたまり」です。
極端に言ってしまうと、プラスチックのような成分でできているのです。
セブンイレブンのカフェラテは、アイスもホットもフレッシュのようなまったり感(甘ったるさ)が感じられて仕方ありません。
- コーヒーフレッシュと同様の成分が入っているかどうかは定かではありません。
というか、むしろセブンイレブンのカフェラテやコーヒーに使うミルクは、
コーヒーフレッシュ感を出そうとしているのかもしれない。
(巷のコーヒーはフレッシュを入れて飲む人も多いから・・・。)
ただ、アイスの時よりは甘ったるさは「はるかにマシ」です。
熱いうちに飲み切ってしまう場合は、あまり気にならないです。
ということで、ミルクにクセがありますが、「カフェラテ」感はある程度しっかり出ています。
つまりミルクとエスプレッソのバランスはしっかりしてるので、一定の水準にあると言っていいでしょう。
ある意味、この「専用ミルク」がコクがあって美味しいと感じられるかどうかで賛否がわかれそうです。
【セブンイレブンのホットカフェラテの特徴】
- ミルクにコクがあり、エスプレッソの濃さもしっかり感じられるのは好感が持てる。
- ミルクは冷めてくるとフレッシュっぽい不自然な甘ったるさがする。(正直まずくなる。)
ファミリーマート(ファミマカフェ)
ファミリーマートはふわふわのフォームドミルクなのが大きな特徴です。
お値段は他社より安く、容器の大きさからか量は多めに感じます。
これで美味しければコスパでファミマ優勢となるが果たして?
ファミマのホットカフェラテの場合、飲む前に容器からただよう味と香りは、う~ん正直イマイチ。。。
飲んでみると「カフェラテ」というより「コーヒー」感が強い印象です。
従来エスプレッソ方式のマシンだったのをドリップ方式のマシンに変更したため??
そしてファミマのホットカフェラテは、他社に比べて明らかに「苦さ」が前面に出ます。
苦いのは良しあしだけど、残念ながらエスプレッソの香り高い苦さじゃないなぁ。。。
ファミマのコーヒーマシンはエスプレッソが苦手なのかもしれません。
もしくは、使用している豆がエスプレッソ用にローストされたものではないのではないのか。
個人的には香り・コクとも正直モノ足りない。
ただ好意的にとらえると、ファミマはスイーツと一緒に飲んでほしいと思っているのかもしれないです。
なので、「甘いスイーツ(と言っても、かなり甘めのスイーツ)に合わせるにはちょうど良い苦さ=スイーツの甘さとちょうど調和する苦さ」なのかもしれません。。。
ひょっとすると、そういう需要を見込んでの・・・
いや、ファミマのスイーツを買わせる戦略?
もしくは新型マシンで、カフェラテよりレギュラーコーヒー(数多く出る?)の質を重視したのかも??
ファミマの初代カフェラテ、かなり美味かった記憶があるんだけどなぁ。。。
【ファミマのホットカフェラテの特徴】
- 香り・コクともモノ足りない。
- 他社より苦く、カフェラテというよりコーヒー感が強い。
- ファミマの極甘スイーツと一緒に飲むなら合うかも。
ローソン(マチカフェ)
ブラジルイパネマ農園産とレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用しているのがローソンの特徴です。
ローソン独自の資格「ファンタジスタ」(なんじゃそりゃ!?)を持った店員さんが作ってくれるそうだ。
だから「マチカフェ」なのかな?
アイスカフェラテの印象は良かったローソンですが、ホットカフェラテの方は果たしてどうでしょうか?
うん、悪くない。
悪くないけど「うまいっ!!」と叫ぶほどでもありません。(ま、値段も値段だし。。。)
ファミリーマートに比べ、ローソンのホットカフェラテの方がミルクもしっかりと感じられ、エスプレッソもまずまず。
ローソン店外にある旗に「生乳100%だから、おいしい」とありましたが・・・。
ということは、
ローソンじゃないコンビニって100%生乳じゃない、ってことなの?
たしかにセブンイレブンは「専用ミルク」で生乳100%ではないようで・・・。
・・・それはさておき、ローソンのホットカフェラテはバランス良く仕上がっています。
ミルクに変なクセも無いし、飲みやすいカフェラテです。
良くできていますが、人によっては「あまり特徴がない」と思われるかもしれません。
【ローソンのホットカフェラテの特徴】
- 生乳100%使用でバランス良し。
- これと言った特徴はないが、ミルク・エスプレッソ感も及第点。
コンビニのホットカフェオレ飲み比べ~まとめ
コンビニ各社のホットカフェラテの飲み比べはいかがだったでしょうか?
どこのコンビニも価格を考えるとまずまずで、おおむね健闘していると言っていいかと思います。
ただ残念なことに、どこも「とびきりうまい!」って感じでもなかったのはハッキリ言っておくべきでしょうか。
それでもセブンイレブンは香り高かったし、ローソンは無難でしたがバランスが良かったです。
ひとつ言えるのが、
ホットカフェラテは、アイスカフェラテよりもコンビニ各社の味・香りとも差がハッキリしている。
ということです。
熱い(温かい)ため、湯気としてエスプレッソやミルクの香りがより出やすいのだと思います。
コクがあり香りがいいセブンイレブン。(専用ミルクは好みがわかれそうだが。)
苦味が強いファミリーマート。(極甘に合うかも。スイーツも買わせる戦略?)
バランスがいいローソン。(テイクアウト用紙袋はナイス!)
ホットカフェラテの場合、アイスの時よりも、その日の体調や用途などで欲しくなるカフェラテが違ってきそうな気がします。
香り高いカフェラテを飲みたいときはセブンイレブンで、冷めてミルクの変なクセが出る前の熱いうちに飲み干したいところ。
スイーツと一緒ならさっぱり苦めのファミリーマートがクドさがなく意外に合いそう。
テイクアウトして、職場で仕事中にデスクのお供としてチマチマ飲むなら、バランス良く冷めても安定感のあるローソンでしょう。
一応個人的な美味しいコンビニホットカフェラテランキングは以下のとおりになりました。
もちろんあくまで個人的な見解ですが、参考にしてみてください。
美味しいホットカフェラテを飲むなら自作しては?
ちなみに、僕が自分で作っているカフェラテやカフェオレは、コンビニのより各段に美味しいです。
コーヒー豆・粉もエスプレッソ専用のものなど自分で選べるので、自分好みの味・香り・濃さに仕上げることができるから、だと思いますが。
長い目でみたら、コスパが一番いいのは自分でおいしいカフェラテをつくることです。
いつでも好きなときに美味しいカフェラテが飲めるので、日々の生活が「豊か」にもなります。
僕はデロンギのエスプレッソマシン「マグニフィカS」ですが、すでに新タイプが出ました。(新タイプはアマゾンが安い!)
「マグニフィカS」は、カフェやビストロなど、業務用としても使われていて信頼感バツグンのマシンです。
コンビニやカフェよりおいしいカフェラテが自宅で作れる。
コレ、控えめに言ってサイコーです。
好きな時に、好きなだけ、好みの風味で作れるのです。
カフェラテが好きで毎日のように飲む、という方は僕みたいに自分で作ってみるといいですよ。
こういった小さなワクワクが、退屈な毎日を輝きと潤いのある一日に変えてくれます。
美味しく作るちょっとしたコツや豆の選び方も紹介しています。
ではカフェラテをお供に、今日も忙しい中に「ゆとり」ある豊かな一日を過ごしましょう!