「マイクロバブル」(あるいはマイクロナノバブル、ファインバブル)のシャワーヘッドってたくさんありますよね?
ガンガンCMやってる『ミラブルプラス』『ミラブルゼロ』のおかげで、かなり世間に浸透してきた感があって。
- ↓↓新商品『ミラブルゼロ』が出て『ミラブルプラス』は割引されて安い!…と思ったら・・・
ちなみにマイクロとかナノって言葉どおり、【マイクロバブル=めちゃめちゃ細かい泡(バブル)】のことです。
このマイクロバブルを出せるシャワーが今結構流行っています。
この『ミラブル』シリーズ。
細か~い泡(マイクロナノバブル)が出て超気持ちいいし、キメ細かい泡なのでしつこい汚れも落とすことができ、なおかつ風呂上り後の体温の持ちもいい!
節水にもなります。
ですけどね・・・やはり値段が高いのです、ミラブルプラスもゼロも。(で、そのわりにチャチい。)
いくらお風呂タイムが豊かになると言っても、安っぽい見た目の(使ってる人スイマセン)シャワーヘッドにそれだけのお金費やせる人ばっかじゃないですよね。。。
お金の余裕ある方はミラブル購入して幸せになっちゃってください、でもOKなんですが、やっぱ『コストパフォーマンス』ってのを考えなきゃ。
僕自身も
どうせ替えるなら節水できて…洗浄効果も…で、オシャレなシャワーヘッドがあればウレシイな
と思って検討していたんですが。。。
・・・あるんです、別に『ミラブル』じゃなくても。
僕が購入した『ミラブル』シリーズに負けないマイクロナノバブルを発生させ、かつオシャレなシャワーヘッドはLDKでも高評価の『バブリーミスティシャワー2.0』(旧ミストップ・リッチシャワー)』。(他にもおすすめシャワーヘッドをご紹介。)
実際コレ使ってみて「ミラブルである必要ないんじゃ?」って改めて思いましたので、ナノバブルシャワーヘッドに興味ある人はこの記事を読んでみてください。
本当にミラブルの方があっているかどうかがわかると思いますよ。
ウルトラファインバブル「ミラブルプラス」「ミラブルゼロ」で油性マジックは落ちるのか?
「ミラブル」のTVCMは見たことありますか?
シャワーだけで、ほっぺについた油性マジックを流しちゃうインパクト大のCMですよね。
これを見ると
シャワーだけで油性マジックすら落とせるの!?
ウルトラファインバブルすげー!
って感動しちゃいますよね。
実際、アットコスメでも『ミラブル』は高評価。
「ミラブル欲しい~」ハイ、お買い上げ・・・って、ちょっと待ってください。
実のところ、いくつかのブログでミラブルを使って油性マジックを落とす実験を見ましたが、マジックが落ちるかどうかは「その人の皮膚の具合次第」のようです。
もちろん普通のシャワーよりは洗浄力が高いのは間違いのないところでしょう。
が、CMのように油性マジックを100%落とせるものでもないらしいです。
マイクロナノバブルシャワーヘッドを販売する会社のHPにもこんなQ&Aがありました。
Q 他社品同様マイクロナノバブル効果で油性マジックは落ちますか?
A 他社のマイクロナノバブルシャワーとの比較試験を行いました。正直、各メーカーのマイクロナノバブルシャワーに、マジックの落ち方の大差はありませんでした。それよりも「油性マジックが落ちるかどうか」は被写体でも大きく違うなというのが正直な所です。同じ条件で試験をして、マジックがキレイに落ちる人もいればうっすら残る人もいました。なので各人の肌質の違いも洗浄力には大きく影響してくるかと思います。勿論、通常のシャワーヘッドよりもマイクロナノバブルシャワーの方が汚れ落ちは良いです。引用:https://www.mizsei.co.jp/
ね?
ミラブルのCMだけで購入を判断するのは早計かもしれないってことです。
だけど一般のシャワーヘッドよりも洗浄効果が高いのは間違いなさそう。
なので、いつもより簡単に化粧が落とせる、頭皮の汚れが落ちやすい(=薄毛対策になる)などの効果はのぞめそうですね。
ウルトラファインバブルとマイクロバブルの違い?
じゃあ、ミラブルの「ウルトラファインバブル」と通常「マイクロバブル」は一体何が違うのか?
それは「気泡のサイズ」。
「ファインバブル」…直径が100μm(0.1㎜)以下のもの
「マイクロバブル」…直径が1~100μm(0.001~0.1㎜)のもの
「ウルトラファインバブル(ナノバブル)」…直径1μm以下(0.001㎜以下)のもの
マイクロバブルとウルトラファインバブル(ナノバブル)の中間サイズくらいの気泡を「マイクロナノバブル」としているようです。
1µm(マイクロメートル)= 0.001mm なんだけど…、なんかピンとこないですよね?
なので日常生活の中で目にする気泡と比べてみました。
日常で目にする気泡サイズは、直径数ミリの「ミリバブル」や数センチの「センチバブル」です。
なのでウルトラファインバブル(マイクロバブルであっても)は、少なくとも数百倍小さい気泡ってことになります。
ん?それでもピンと来ない!
では、汚れ落ちが気になる「お肌」の毛穴とも比べてみましょう。
これで多少はサイズ感がわかっていただけたでしょうか?
で、この気泡の大きさが小さいと何がいいのか?
気泡サイズが小さいと、マイナス電荷を帯び「洗浄力が上がる」らしいのです。
これがミラブルの汚れ落ちが良いとされる根拠かな。
通常、油汚れ等はプラスに帯電しているので、 マイナス電荷を帯びているマイクロバブルが、油などの汚れを中和し洗浄してくれるというわけ。
ミリバブルやセンチバブルの気泡でもこういった効果はありますが、マイクロバブルの方が小さく数も多くなることで、電荷を帯びた気泡の表面積の総計が大きくなり、効果が増大しやすいってことなのです。
「ミラブル」のウルトラファインバブルじゃないと効果なし?
なるほど。やっぱり『ミラブル』はすごい!ってことなんですね。
じゃあ果たして『ミラブル』じゃないとダメなのか?というと・・・
先述のとおり、人の毛穴の大きさは約0.3mm。
ってことは、
これ(0.3mm)より小さいマイクロバブル(又はマイクロナノバブル)だったら、キチンと毛穴まで浸透して汚れを落とせるんじゃ??
『ミラブル』のウルトラファインバブルにこだわらなくてもいいんじゃ?
というのが僕の考えであり、実際同じように考えている販売会社やブログが多数あります。
ちなみに『ミラブルプラス』のウルトラファインバブルの数は2000万個以上/ccだそうで。
ウルトラファインバブルのデメリット??
それに、バブルが小さすぎることはメリットだけでもなさそう。
というのもバブルが汚れに対して小さすぎることで、結果汚れを掻き出す効果が半減することもあるそうです。
象に立ち向かう蟻(アリ)を想像するとわかりやすいかも。
確かに『ミラブル』のウルトラファインバブルは1µm未満ってことなんでスゴイんですが、他社でもマイクロナノバブル(1~3μm以下)やウルトラファインバブル相当のバブルを発生させるシャワーヘッドがあります。
なので、それ(ある意味、ミラブル類似品)で十分(効果としては同等)だということがわかってしまいました。
マイクロナノバブルシャワー購入のポイント
で、実際に僕がミラブルプラスと色んなシャワーヘッドを比較して、選んだのはコスパに優れる『ミストップ・リッチシャワー』(SH216-2)でした。
現在は改良され『バブリーミスティシャワー2.0』となっています。
『グッドデザイン賞受賞』だけあって、個人的にはデザインはむしろミラブルと比較しても優れていると感じます。
お値段は1万円台で、割引後の『ミラブルプラス』より安く『ミラブルゼロ』と比べて半額以下。
CM・宣伝にあまりお金をかけず「一貫生産」でコストを削減していて好感がもてます。
コスパは最強です。
『バブリー・ミスティシャワー2.0』は安いのに、『ミラブルプラス』のウルトラファインバブル発生量2000万個以上/ccに対して、マイクロナノバブル発生量1.5憶個/cc!
もちろん僕はバブル発生量だけで決めたわけじゃないです。
『バブリー・ミスティー2.0』に決めた「決め手」は、以下のようなことを考えたからです。
実際、ファインバブル・マイクロナノバブルシャワーヘッド購入のポイントでは?と思うんですが。。。
- 肌に気持ちいいミストが出せるか?
- 広範囲にシャワーを当てられるか?
- 節水効果があるか?
- デザインに納得できるか?
- ナノバブルは汚れ落ちや温浴効果があるのか?
肌に気持ちいいミストが出せるか?
ミスト水流が出せるかどうか?
これは人によっては「必須」の機能でしょう。(僕はせっかくなら欲しい!)
ミストが出したいのでシャワーヘッドを換えたいという人もいます。
ミストはマジでメチャクチャ気持ちいいです!
雑誌「LDK」(ヤラセなしが売り)で、この『バブリー・ミスティシャワー2.0』(旧ミストップ・リッチシャワー)が「ミストが最も気持ちいいシャワーヘッド」に選ばれています。
使ってみればわかると思いますが「肌へのあたり」が極めて優しい!!
このミストを顔に当てるだけで、なんか顔が、というか肌がモッチリ・しっとりしてきます。
ミストが細かいから肌に浸透しやすいのかな?
妻いわく「美顔器がわり」だそうな。
これは男性の僕でも満足なので、女性はマジですごく気に入ると思います。
もし同様のシャワーヘッドを使っていて、
マイクロバブル(マイクロナノバブル)シャワーヘッドって効果なしじゃん!
と感じている人がいたら、ミストモードで使ってみてほしいです。
なぜかそれで効果を実感できることが多いんですよね!
理屈はわからないけど、バブルより水が細かいとかそっちの方が効果あり?
広範囲にシャワーを当てられるか?
「広範囲にシャワーが当てられるかどうか」はシャワーヘッドの大きさに比例します。
シャワーヘッドが小さいと「軽い」反面、シャワーが広範囲に当たらず、シャンプーやリンスを落とす際、時間がかかってめんどくさいし、何より気持ちよくないです。
ミストを出す際にも、範囲が狭いとあまり気持ちよくないんですよね。
なのでシャワーを出すシャワーヘッドは「ある程度の大きさ」があった方がいいです!
『ミラブルプラス』は、シャワーヘッドが小さいのでシャワーの範囲が狭いという口コミが多く、個人的に気になるトコロだったんですよね。。。
節水効果があるか?
せっかくシャワーヘッドを変えるんだから、どうせなら節水効果があればウレシイ。
シャワーヘッドの構造で、節水しつつ高圧のシャワーが出るようになっているシャワーヘッドは多いです。
これは『ミラブル』『バブリー・ミスティシャワー2.0』どちらも節水できるシャワーヘッドになります。
後は意外なところで「止水ボタン」。
手元止水ができると超便利で、更なる節水にもなります。
ついシャワーって出しっぱなしにしがちなんですが、ちょっとした時に手元のワンボタンでシャワーを止めることができれば、より節水効果が高まるのは間違いないですよね。
『バブリー・ミスティシャワー2.0』はヘッドに「止水ボタン」がついているのが秀逸で、シャワーヘッド自体も節水効果があるものですが、更に節水できることで目に見えて水道代が節約できるし、何よりベンリ。
それと、
節水 = お湯の節約 = 水道代・ガス代節約 = 家計にやさしい
なので、意外と重要だったりします。
止水ボタンは、特に「お風呂の床掃除」のとき特に便利と感じますよ!
- のちに新商品『ミラブルゼロ』に止水ボタンが付きました。なぜか漏れる止水ボタンですが。。。
デザインに納得できるか?
実は『ミラブルプラス』にしなかった大きな理由の一つがこのデザイン。
正直、ミラブルのデザイン…個人的にあまり好きになれないんです。
ミラブルは、定価4万円以上するわりにデザインはプラスチッキーで、非常にチープな感じがしません?(そう思うのは僕だけではないと思うのですが。)
新商品『ミラブルゼロ』は独特で少しデザインが良くなったものの、プラスチッキーなのは変わらず。。。
その点『バブリー・ミスティシャワー2.0』はお値段かなり控えめな割に、チープ感が少ないです。
『グッドデザイン賞』とかは正直どうでもいいんですが、取っていないよりは説得力あるかも?
『ミラブル』はアットコスメなど有力サイトに評価があり、知名度が高いメジャーブランドと言えます。
テレビCM展開や代理店制度を採用している分、そこにお金かかっててコスパはよろしくない、と感じてしまうのは僕だけでしょうか?
ナノバブルは汚れ落ちや温浴効果があるのか?
汚れ落ち・温浴効果は、ある程度の小ささのバブルを発生させてくれるシャワーヘッドなら大丈夫です。
(理由は先述のとおり)
もちろん『バブリー・ミスティシャワー2.0』も大丈夫。
むしろミストが細かい分、なんとなくだが温浴効果が高い気すらしています。(プラシーボ?)
ちなみに『バブリー・ミスティシャワー2.0』でも【シルキーバス】は一応できるようですが・・・。
『ミラブル』でもそうかもしれませんが、目に見える泡=白く見えるわけなので、マイクロナノバブルではないとの噂も。
リラックス効果やマッサージ効果があるのでいいと思うけど、極小のミストが原因で白くなるのがシルキーに見えるってことで、マイクロナノバブルは関係ないような気がしなくもないですね。。。
バブリー・ミスティシャワー2.0のデメリット
そんなわけで、僕は『ミラブルプラス』や『ミラブルゼロ』ではなく、コスパに優れる『バブリー・ミスティシャワー2.0』(旧ミストップ・リッチシャワー)購入にいたったわけです。
実際に毎日使って効果も実感していますし、僕だけでなく妻もとても満足して使ってくれています。
ですが、『ミラブル』にしかない点および『バブリー・ミスティー2.0』の欠点・弱点・デメリットはないのでしょうか?
もちろんあります。
それが塩素除去機能です。
塩素除去機能は『ミストップリッチシャワー』にはないです。
よって塩素除去機能を求めるなら『ミストップ・リッチシャワー』は対象から外れます。
のちに同じ発売元(Mizseiミズセイ)から、塩素除去機能(+α)搭載『バブリージョワー』発売。
『バブリージョワー』は、塩素除去と除去なし(水道水)の切替機能があります。
切替できるというのはイイね!
しかも塩素除去カートリッジ(塩素除去率約100%)は他社が1~3ヶ月のところ6ヶ月持つらしい。。。
値段も他社競合品より安く、コスパは非常に優秀。
僕がシャワーヘッドを検討しているときには、もちろん無かった商品です。
なので、塩素除去を考えるともちろん『バブリージョワー』『ミラブルプラス』『ミラブルゼロ』etc…を選択するのもアリですね。
ただ塩素除去ってちょっとしたアイテム(ビタミンCとか備長炭とか)があれば可能なので、シャワーヘッドに必ずその機能が必要かどうかはしっかり考えましょう。
塩素除去機能がある場合、定期的(ミラブルの場合、1~3ヶ月)に塩素除去専用カートリッジの交換が必要になり、コスパに響きます(サブスクのように)。。。
同じ塩素除去+マイクロナノバブル機能付シャワーヘッドなら、活性炭の本格塩素除去、異次元のバブル数や手元止水ボタン、温ミスト機能、リッチなデザインなど全部入りで、Best Beauty Award2023に選ばれ、かつ新モデルで水圧アップの『Noend オーガニックファインバブル シャワーヘッド』もいいと思います。
塩素除去機能アリなら『バブリー・ジョワー』か『Noend オーガニックファインバブル シャワーヘッド』だと後悔が少ないかも。
塩素除去のためのランニングコストは意外と高くつきます。
まとめ~その他ナノバブルシャワーヘッドおすすめも
さて、この記事ではマイクロナノバブルを発生させるシャワーヘッドについて書いてきました。
マイクロナノバブルシャワーヘッドを考えているなら『ミラブルzero』でももちろんOKだし、『バブリー・ミスティシャワー2.0』でも十分って人もいるのではないでしょうか。
『ミラブル』シリーズで選ぶなら、新商品『ミラブルzero』のほうが価格とデザイン・機能が釣り合っていると思います。
高品質で選ぶなら、健康美容器具で実績十分のMTGが販売する『ReFa Fine Bubble Pure(リファ ファインバブルピュア)』や『ReFa Fine Bubble U』なんかは見た目や高級感はバッチリですね。
リファについては別記事を書いてますので、そちらも参考にしてくださいね。
『ミストップリッチシャワー』も、リファ以外で唯一「優れたシャワーヘッド(評価【A+】)」として紙面で紹介されました。
あと最近は『MYTREX HIHO FINE BUBBLE +e(マイトレックス ヒホウ ファインバブル プラスe)』も、多くのメディアで紹介され、品質の高さが評判でよく選ばれています。
水力発電(マイクロカレント)の力で「肌育」できる美顔器としても注目を浴びていますね。
あとは先述の『Noend オーガニックファインバブル シャワーヘッド』が、デザイン・性能・価格、総合的にコスパ大だと個人的には思います。
もちろん僕もそれぞれ検討してみました(検討当時は『ReFa Fine Bubble Pure』や『Noend オーガニックファインバブル シャワーヘッド』『バブリージョワー』は無かったし、マイトレックスは旧モデル『MYTREX HIHO FINE BUBBLE』と比較しました)が、欲しい機能と値段・デザインが釣り合っていた『バブリー・ミスティシャワー2.0』(旧ミストップ・リッチシャワー)に結局は落ち着きました。
どのナノバブルシャワーヘッドを選択しても決して間違いではないです。
ですが給料は上がらないのに、税金や物価ばかり上がって、可処分所得がどんどん減っている現代。
「無駄遣い」にならないよう『自分が本当に欲しいのはどういう機能か』を十分に比較検討して、納得いくようなシャワーヘッドの選択をしてほしいですね。
高いものが買える自分ってのも「ゆとり」があることに違いないのですが、「無駄遣い」と「ゆとり」は違いますからね。
僕は『バブリー・ミスティシャワー2.0』(旧ミストップ・リッチシャワー)でバスタイムをより楽しめるようになって大満足だったので、良かったらご参考にしてください。
シャワーヘッドは一度買うと、結構長い期間交換しないと思います。
なので、目的に合った自分好みのシャワーヘッドを後悔しないよう選んでくださいね。