『雪月花』(せつげっか)という日本酒があるのをご存知でしょうか?
秋田県の両関酒造という蔵が作っているのですが。
そう、あの人気日本酒『花邑』(はなむら)の両関酒造です!
超人気日本酒『十四代』を作っている高木酒造から、技術指導を仰いで作られた日本酒としてプレミアがつくほど人気の『花邑』。
その『花邑』を作る両関酒造のフラグシップ日本酒が、純米大吟醸の『雪月花』(せつげっか)なのです。
でも『花邑』は知っていても『雪月花』は知らない、なんて人が多いです。
実にもったいないです。
純米大吟醸『雪月花』は、ひょっとして『花邑』より美味いかも・・・?
美味しい日本酒をふるさと納税でおトクに手に入れたい!と思っている人にも超おすすめできる日本酒『雪月花』。
ふるさと納税で『雪月花』を入手したので、「花邑」より美味しいのかレビューします。
日本酒『雪月花』とは?
『雪月花』は、いまや『花邑』で有名な両関酒造(秋田県)が醸す日本酒です。
『花邑』で全国的に知られる前から、実は両関酒造のトップ日本酒は純米大吟醸の『雪月花』なんです。
「純米大吟醸の」とあえて言うのは純米吟醸の「雪月花」もあるからです。
実はこの純米大吟醸『雪月花』はアマゾンでも【4.4/5】と高評価なのです。
純米大吟醸『雪月花』は美味しい?美味しくない?
さて純米大吟醸の『雪月花』。
『花邑』を醸す両関酒造とあって期待が高まるが、はたしてその味はどうでしょうか?
おおおぉ~・・・。
美味い!実に・・・実にキレイで洗練された味。
スーっと引っかかることなく喉を通過していくキレイさ。
これは普段日本酒を飲まない方でも思わず「ウマイ!」とこぼすレベルかもしれません。
おそらく女性にも好まれるであろう洗練度。くせが少なくアルコール感を感じさせない造り。
『花邑』とはまた違った洗練度合いです。
実はこういう「キレイ系」の味は、純米大吟醸酒ではよく見かけます。
よくあるのですが、ただキレイすぎて、というか「キレイなだけで何か物足りない」という純米大吟醸が実は多かったりします。
ところが『雪月花』はキレイなだけではありません。
しっかりした余韻というか、スーッと綺麗に流れていくその瞬時に、コクや旨味をしっかりと感じさせてくれます。
だから「飲みやすいな。」ではなくシンプルに「ウマイ!」になります。
これは実にレベルが高い!!
「バランスがいい」とはよく使われる表現ですが、この高次元でのバランスの高さはどうでしょう!
『完成度が高い』という言葉がなんとなくピッタリくる。
僕の日本酒のアテの定番『藁焼きカツオのたたき』と合わせていただくと・・・
もうこのまま天国でも後悔ないほど。。。
よって『雪月花』は、「非常に素晴らしい・・・」というのが率直な感想になります。
飲んだあなたもおそらく同じ感想では?と思えるほど、つい口からこぼれ落ちるのがこの言葉なのです。
いままで両関酒造と言えば『花邑』ばかりに気を取られていました。
『十四代』が大好きな僕としては、『十四代』系である『花邑』より好みに合う日本酒が、両関酒造には無いような気がしていました。(というか、知らなかっただけ、なんですけどね。。。)
いやいや・・・
ひょっとして『花邑』より『雪月花』の方がウマイかも。。。。
というか、たぶん・・・おそらく・・・『雪月花』の方が洗練されています。
甘くて美味い『花邑』とはちょっと方向性が違う造りです。
もちろん『花邑』はウマイし、個人的には「十四代」に似ていて好きな日本酒のひとつです。
『花邑』には、あの『十四代』にある何とも言えない米の甘みと旨味と、スーッと入ってキレていった後の、【芳醇旨口】と言われる独特の薫る余韻があります。
ですが、その余韻は『雪月花』にはなく、また違った、もっと透明感のあるクリアな余韻になっています。
従来の日本酒の美味しい部分だけを、極限に洗練させていったらこうなるだろう感があって、日本酒としてのバツグンの完成度を誇るのが『雪月花』ではないか。
これは・・・恐れ入りました。
ここまで完成度の高い日本酒にはなかなか出会えません、と思えるレベル。
『花邑』が好きな方は、一度『雪月花』も飲んでみてほしいです。
きっと気に入ると思いますよ!
両関酒造、さすが高木酒造から見込まれるだけの酒蔵ですね。
『雪月花』は、ふるさと納税でお得に手に入る
この純米大吟醸『雪月花』は、ふつうに酒屋やネットで購入することができますが、おすすめの入手法としては【ふるさと納税】です。
720mlしかないのが残念ですが、『雪月花』と他のふるさと納税返礼品合わせて、実質2000円で手に入るのだから、使わない手はないですね。
飲んで気に入ったら通販でフツーに買えばいいだけです。
『花邑』と違って、『雪月花』の入手自体はそれほど困難ではないようです。(ただしプレミアが付いている酒店もあるようです。)
『雪月花』は先述のとおりウマイのですが、『花邑』の方が圧倒的に全国区で有名になってしまったため、意外と穴場的な日本酒なのかもしれません。
もしくは、純米大吟醸『雪月花』は両関酒造のフラグシップ銘柄だけあって、お値段もそれなりにするため、そこまでの人気になっていないのかもしれません。
『花邑』で十分旨いのだから、と見逃されてしまいがち、と言いますか。
これは穴馬的日本酒を発見してしまいました。(というか僕が知らないだけですかね?)
まとめ~雪月花は洗練された抜群の美味日本酒
さて、両関酒造のフラグシップ日本酒『雪月花』についてお伝えしてきました。
【正統派・洗練・綺麗】なんて言葉が似合うキレイ系日本酒の高レベル純米大吟醸というのが、僕の『雪月花』の感想です。
なんで『花邑』の陰に隠れているか(別に隠れていないかもw)がわからないレベルの高い日本酒でした。
プレミア価格で『花邑』を購入するなら、定価で『雪月花』でもいいんじゃないでしょうか。
『雪月花』は、日本酒好きな方にはもちろん、むしろ日本酒が苦手な方にも美味しく飲んでいただける稀有な銘柄だと思うので、ぜひゲットして試してみてほしいと思います。
フラグシップ日本酒ということで、贈答品・プレゼントにも最適です。(バレンタインにも)
『雪月花』実際に味わえば、きっとあなたの『美味しい日本酒リスト』に加わる一本となると思います。
ウマい=幸せ、なので、毎日の幸せ度アップに、ワクワクに、ゆとり時間に『雪月花』。
晩酌にはちと勿体ないレベルなので、良い日、晴れの日におすすめの日本酒です。
美味しい日本酒で、ストレスから解放され、豊かでゆとりある毎日を送ってほしいと願っています。