【鼻中隔湾曲症体験談その2】手術後の経過~期待と不安いつ鼻が通るの?(術後1週間の様子は?)

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ども、コスパにこだわるFP兼投資家ゆとらです。

前回の記事では「鼻中隔湾曲症:地獄の手術当日」をお届けした。

さて今回は『鼻中隔湾曲症』体験談の第2弾、期待と不安の入り混じる「2日目以降」をお届け。

「地獄の手術後の初日」以降はどのような経過をたどるか、僕のケースをお伝えしていきたい。

『鼻中隔湾曲症』は、実際手術そのものよりも、手術後の方が色々知っておかないと大変なことが多い。

手術したけどその後の経過が不安になっている方も、「やっぱりそうなんだ!」とか「自分も焦らなくていいんだ。」と、この記事で少し見通しが立てられるハズ。

目次

鼻中隔湾曲症手術後2日目は「慣れ」が不快さ軽減に

2日目

「こんな状態では持たない。先に精神がやられてしまう!」と絶望感だけだった初日の長い夜をなんとか耐え、2日目。

「絶望感に耐え一夜越した」という達成感が少しだけあり、いつの間にか「口呼吸」に、ある程度だけだけど慣れていることに気付く。

ゆとら

人間の適応能力ってスゴイ。

あれだけ「無理」と思っていた「口呼吸」も、楽勝とはもちろんいかないけど、なんとかなるかも?ぐらいには思えてくる。

相変わらず37度台の微熱があって口内は乾燥・渇きで大変だけど、初日より全体的に慣れたのかマシに感じる。

僕の場合、「流血がある程度治まっていそうなら、鼻の中のスポンジを抜きましょう。」と初日に言われてたことも精神的に大きかったかもしれない。

最初から1週間入院の予定で、退院時にしかスポンジを取ってくれないってことならマジ死んでたかも。

なので体験者としては、本当の地獄は「手術後~2日目の朝まで(特に術後3時間がヤマ)」だった、と言っておく。

本当の地獄のヤマは越え、2日目幾分かマシになると信じよう。

鼻の詰め物を取るときは激痛が走るのか?それとも痛くない?

さてお昼過ぎ、やっと点滴が取れた~!!

こうやって少しずつだけど不快さが減っていくので、やや気持ちも前向きに。

そして待ちに待った鼻の詰め物抜き。

これはよく「痛い」「激痛」と言われるし、ネット検索してもよく出てきて僕もビビっていたんだけど。

僕の感想を正直にお伝えすると・・・

多少痛いけど、口呼吸に比べたら全然大したことない!

ただ病院によって、詰めモノの材質が異なるようで、材質によって痛さが違うと思われる。

僕の場合、弾力のあるスポンジ状の詰め物が一番奥に入っていて

よくこれだけの長さが入っていたな!!

というくらい長い詰め物がズルズル~っと血だらけで出てきた。

このスポンジ状の詰め物はゆうに「中指ぐらい」の長さはあったと思う。(もっとあったかも。)

よく言われる「耐えがたい痛み」「激痛」っていうのは、旧タイプの詰め物で、材質がガーゼみたいなものの場合と思われる。

なんでも失神してしまう人もいる程の激痛とか・・・でもこれって、かなり前の時代じゃないかな。

先生も言っていたけど、「以前に比べて詰め物も良くなってるからね~。」ってこと。

スポンジ状のものなら材質的にはツルっとしてるので、激痛は走らない。

ただ鼻の奥から引きずり出す気持ち悪さと、鼻の中の傷が擦れることによる多少の痛みはあった、という程度。

けどね・・・意外と一瞬だから。そんなに怖がらなくていい。

鼻の詰め物を取るときの痛みは想像以下(痛くない)。口呼吸のほうが数百倍辛い。

鼻の詰め物を取る際の痛みを抑えるコツ

で、更に痛みを抑えるコツがあるのでお伝えしておきたい。

これ先生に言われてやってみて本当だったんだけど、詰め物を取る際、目を見開いていた方が鼻腔が広がって痛みが少ないらしい。

つい痛みをこらえようと目をつぶりがちだけど、そうすると余計に鼻腔が狭くなり痛いらしい。

なので僕は、カッと目を見開いて痛みを最小限に抑えた。

と言っても、自然と多少は目をつむったようで、ちょっとは痛く、鼻と目がつながっているからか自然に涙は出てきた。

鼻の詰め物を抜く際は、勇気を出して「目を見開く」と痛みが少ない。

詰め物のあとはまた詰め物・・・

僕の場合、「やった~!これで詰め物が無くなる!」という期待感の方が大きく、痛みは少なかったんだけど、そう思ったのもつかの間、すぐにまた違う詰め物が鼻の中に・・・。

ゆとら

え?また詰め物するのーーーーー!!!

そう、勘違いしていたのだが、一番奥の長いスポンジ状の詰め物は取れたものの、乾燥防止および流血防止のために、結局また止血剤入りの綿が詰められ、綿球も引き続き詰めることになる。(傷を治すには乾燥してるより保湿が大切なんだって。)

その際、麻酔みたいなものを塗っているのか、その液が喉に垂れてきて、ちょっと喉が気持ち悪い・・・・。

まぁ今振り返ると、詰め物がなくなってもどうせ鼻は手術後は腫れてるので、詰め物取っても取らんでも鼻閉であることに変わりない。

さすがに疲れが溜まっており、長時間ではないものの細切れで睡眠が取れる(口呼吸に慣れるため)のが2日目。

僕の場合、タブレットとかスマホを見ることができるくらいの元気はなんとかあった。

持ってきた『FireHD10タブレット』と本に非常に助けられた。。。

iphoneの楽天モバイルのモバイル通信(テザリング)を使って、アマゾンプライムビデオ・U-NEXTやYoutube動画、その他ネット検索などして時間を過ごした。

ある程度の画面の大きさで動画を見ると、没頭できるから口呼吸の少し紛らわせられるんだよね。

ゆとら

楽天モバイルの電波がしっかり入る病院でよかった。。。久しぶりに月に3GB以上パケット消費したかも。

病室にはテレビもあるんだけど、見たい動画をいつでも見られるタブレットはあれば絶対持参しよう。

タブレットやテザリング可能なスマホ必須。本も読めるぐらいに落ち着くのが2日目。

3日目(片方の鼻は血がほぼ止まった。鼻閉100%)

なんとか2日目の夜も乗り越え、3日目。

少しは睡眠できたものの、口呼吸はやっぱりまだ不快。

慣れてきて「あと何日か続いても大丈夫かも?」というぐらいの気持ちの余裕はできてくると思うが、不快なものは不快に変わりない。

ただ右の鼻は、ほぼ流血が止まって粘液だけが垂れてくるようになった。

傷が多い左側はまだ綿球にまだ血が多いかな。。。熱はほぼ平熱に戻った。

そして、僕にとってこの日は待望の退院予定日!

ゆとら

いや~2泊3日が限界でしたわ、僕の場合。

処置などを考えると、日帰りよりはできれば短期入院の病院での手術をおすすめしたい。

が、1週間だと長いと思う(僕はムリっす)ので、1泊2日もしくは2泊3日予定の入院が最もオススメの入院期間となる。

流血が少なければ退院とのことで、朝、先生が病室に来て鼻を見てくれて、めでたく「退院OK」とのこと。

少なくとも3日目まではデスクワークであっても、とても仕事はできる状態じゃない。

ほとんどの人は睡眠不足だし、微熱も続いてたりでフラフラだと思う。

日帰り手術だとしても、3日は休みをもらったほうがいいよ。(できれば1週間~10日ぐらいが理想。デスクワークなら4日目からできるかも・・・けど、したくないぐらいダルイと思う。)

退院時は明るい気持ちで家路へと急ぐ。

妻は仕事のためお迎えはなし。自力でバスで帰宅。このあたりフラつき等もなく特に問題ない。

まだ完全鼻閉状態なので、詰め物(綿球)は入ったままだし、仮に取っても鼻閉は変わらないと思われる。

どうせ鼻が詰まっているなら「綿球」を入れて、保湿した方が傷の治りはいいと先生。

ちなみに退院後しばらくは「綿球(滅菌がオススメだが高い…)」は自分で購入してメンテすることになるので、速めに準備しておいたほうがいいと思う。

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看護師さんに聞いたら、余っていた綿球少しだけ貰えたけどね。

あと「鼻うがい(鼻洗浄)」が必須になるので、たぶん病院で容器をもらっていると思うけど、「生理食塩水」も今後のため必要になるので、準備しておくべし。

ちなみに、さまざまな「鼻うがいキット」を使用してきた僕からのオススメは、ダントツ『ニールメッド サイナス・リンス』

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というのも『サイナス・リンス』が、どのキットよりも「鼻うがい(鼻洗浄)」が簡単にできると感じるし、一回で洗浄できる量が多く、非常に使い勝手がいいからだ。個人的にはダントツ。(手術後のメンテは『ハナノア』だとかなり面倒くさいことを付け加えておきます。)

退院後の鼻メンテナンスに備えて「綿球」「鼻うがい(鼻洗浄)用生理食塩水キット」を購入しよう。

4日目(鼻閉98%)

退院後、初めて家での睡眠をして朝を迎えた。

相変わらず鼻閉による口呼吸と、随時「淡(時に血痰)」を出しに行くなど、途切れ途切れの睡眠だった。

熱はないが、今度は鼻の綿球がいつ取れるようになるのかということに意識が向く。

綿球を取り替える際に鼻から空気を吸ってみたけど、まだ「針の穴」ぐらいしか開いていない。

それでも手術後の、唾を飲み込む際の「ピーン!」が無くなっただけでも快適。

人前に出る仕事なら正直まだ厳しいと思う。

5日目(鼻閉80%)

5日目。結構寝られた感あり。いつになったら綿球取れるのか。。。

早く綿球が取れて快適に鼻呼吸したい!

という欲求がどんどん高まる。

今日もメンテの際、空気を吸ってみる。

おおっ!?す、少し吸えるようになってる!!

日に日に良くなっていくのを実感。

日にち薬と思って待つしかないね。

なお「鼻洗浄」については言われてるんだけど、準備してなかったため、まだ最初にもらった1つしか生理食塩水がない。。。

Amazonで『サイナス・リンス用のキット』を速攻購入した。もうしばらく綿球とは付き合うしかなさそう。

後鼻漏(痰)がすごい。

6日目(鼻閉70%)

6日目。

まだ鼻は詰まっているが、なぜか手術の傷が多い左側のほうだけ空気が通るようになってきた。

と言っても、すぐに鼻水や粘液などで詰まるので、まだ左側とて完全ではない様子。

なんか鼻の中がとてつもなく「くさい」。

おそらくだけど、副鼻腔炎を起こした際の「膿」に近いものと粘液が混ざり合ったようなもののニオイじゃないかな。。。

外のにおいはしないし、ご飯を食べてもまったく香りはしないくせに、そのくさい臭いだけやたらと主張してきて気持ち悪い。

我慢しながら、一日を過ごすことに。

まだ睡眠時、口呼吸メインのため「いつになったら鼻呼吸できるんだ!」と、やや沈む気持ちがぶり返すのもこの時期。

とはいえ、日に日によくなっていることは実感できるし、「鼻うがい(鼻洗浄)」で、ドロっとした茶色のスライム状のもの(血と粘液?)が出てからは、左鼻の詰まり時間が少なくなった。

また、ウォーキングとかすると「淡」が出やすくなって、少し快適になることがわかった。

7日目(退院後1週間)

さて、「術後1週間」という一区切りになりそうな日。

よく「手術して1週間したら鼻が通った」みたいなブログや動画があったので、期待と不安半分ずつで迎えたんだけど・・・。

僕の場合、【術後初めて】両鼻が通った感覚が感じられたのがこの7日目だ。

「右鼻は手術の影響で逆に塞がったんじゃ・・・」(←どれだけ心配性w)という不安はなんとか払拭。

「綿球」なしでも何とか過ごせるぐらいになっているけど、まだまだ「鼻の奥」が重いし、鼻づまりも後鼻漏もひどい。

両鼻が通ったと言っても、ずっと通っているわけではなく、ドロドロの鼻水と粘液、そして若干の血液ですぐに詰まりだす。

「手術した人たち皆が、術後1週間で鼻が通ったとしたら、僕は遅いのかな・・・それとも手術が実は失敗したのかな・・・このまま鼻づまりや奥の重さがずーっと続いたらどうしよう。」なんていうネガティブな気持ちも出てくる。。。

なのであえて言っておく。術後1週間で完治なんてことはない、と。

術後1週間では、まだ不安な状態が続いていると心得よ。

8日目

術後1週間で完治はない、と言ったそばからだが、ようやく7日目の夜、術後初めて「鼻呼吸での睡眠」ができ、久々の熟睡感を味わうことができた。

そう考えると徐々に良くはなってきているのであるが、朝起きてから活動しだすとまた鼻が詰まりだした。

特に右鼻はほぼ鼻閉状態。。。

粘液もどんどん垂れてくるので、ここでまた「綿球」を使用しだす。

あ~綿球はもう卒業と思っていたのに・・・。

「鼻うがい」は、すると「何かしら」出てくることが多い。

血と粘液の混ざったような塊とか。

こんな感じで、まさに「3歩進んで2歩下がる」状態がここからしばらく続くことになる。

術後1週間~2週間

9日目

さて、こんな感じで少し良くなっては、また不快な状態も戻ってくるというループで徐々に良くなっていくのが、術後1週間経過から。

僕の場合、術後9日目に退院後初めての診察があった。

鼻内視鏡で先生に診てもらったら、経過は良好で、鼻洗浄もしっかりやっているおかげで粘膜もキレイ、とのこと。

いや・・・それでも先生、右の鼻がある程度通ったのはまさに今日(9日目)なんですよ・・・。

この日は診察のみで、よく聞く「カサブタ取り」や「抜糸」は無かった。

ま、良くなってるんだから良いことだけ考えよう。

コーヒーを飲んでみたが、いまいちよく味も香りもわからなかった。嗅覚の回復はまだまだのようだ。

「鼻うがい」が非常に大切だしスッキリするので、つい1日に3回、4回とやってしまう。。。

10日目

それなりに順調に回復してきてる?と思うものの、嗅覚はまだ回復しない。

やっとそれなりに両鼻で鼻呼吸ができるんだけど、ニオイがあまりしない。

焦って「鼻うがい」をたくさんやるも、あまり頻度が多くても効果は薄い。

とはいえ、快気祝いとして妻が「焼肉」に連れ出してくれた。

術後初めての外食。

まだ嗅覚が回復していないけど、少しだけするニオイと味で焼肉は十分楽しめた。

それぐらいは回復しているようだし、肉パワー(たんぱく質豊富)で回復が進めば尚よしなのだが。

11日目

11日目になんとまた鼻の奥がジンジン痛くなり、上あご(前歯のうしろ)も痛くなってきた。

そして「発熱」・・・。なんで!?(昨日の焼肉で体が反応?)

同時に「まっ黄色(血が混じり時にオレンジ)」の鼻水が垂れてくる。蛍光色の黄色だ。

これはまさに「副鼻腔炎」と同じ症状のような・・・。

なにがなんだかわからないが、とにかくその発熱を乗り切ったのが11日目。

もともと副鼻腔炎持ちなので、鼻の通りは治っても「副鼻腔炎」が発症し、これは別問題なのでは?など変な焦りをまた感じることに。

「鼻うがい」で何かしらが出てくるのと、鼻の奥がそれに伴って少しずつではあるが重さが取れていくのが、せめてもの救い。

良くなってると信じるしかないし、手術前のひどい状態よりは良いと思おう。。。

12日目

熱もひき、急に鼻の重さ・上あごの痛さもかなりマシに。

寝汗をたくさんかいたので、それが回復を促したのかも?

「お?これは治る兆しが明らかに出てきたぞ!!!」と嬉しくなる。

前日の熱で苦しんだのがウソのような12日目だった。

なお、鼻は少しずつ通るようになってきているが、まだ奥のほうに「何か」がつまっている感はあり「鼻声」である。

それでも手術前の鼻づまり状態より、すでに鼻呼吸ができている!!

ゆとら

以前はどんだけ詰まってたんだ・・・。

生まれてこの方、自分の鼻しか知らないわけで、当たり前と思っていた鼻呼吸度合いだけど、人に比べて2、3割ぐらいしか吸えてなかったんじゃ・・・。

人生、何十年損してた。。。けど、気付いて改善できただけでも良かったと思おう。思うしかない!!

鼻呼吸できるようになると、睡眠はかなり快適に取れるようになってきた。

それでもまだ…まだまだまだぐらい全快ではないのはわかる。

蛍光色の黄色鼻水が垂れてこない代わりに、今度はそれが固まり「鼻くそ」として鼻に残っている感覚。

「術後、鼻くそがつきやすくなる。」ってのも、事前にQ&Aに載っていたが、初めて実感できたのがこの12日目。

この鼻の奥の「何か」がある違和感と、上あごのシビレ感、鼻声がいつ治るのか?というのは気長に待つしかない。

『3歩進んで2歩下がる』のだから。

13日目

もはや『少しずつしか回復しない → 少しずつではあるが確実に回復する』

というふうに思考を切り替えるべし、と僕みたいに心配性の人でも思えるぐらいなのがこの時期じゃなかろうか。

まだ「鼻うがい」で何かしら出てくるのは驚き。

後鼻漏も相変わらずアリ。

14日目(抜糸)

ようやく手術から2週間。この日は抜糸だ。

「だいたい2週間は粘膜が腫れているので鼻閉になる」と、僕が手術を受けた先生からは聞いていたし説明書にも書いてあった。

その2週間が今日なのだが、鼻の奥のほうにはまだまだ「なにか」が残っている感じが・・・。

この奥のなにかはいつ無くなるんだろう・・・と思いながら、抜糸のために病院へ。

「溶ける糸」を使っているので抜糸がない、なんて病院も多いみたいだけど、うちは抜糸は必要みたい。

ちょっとした麻酔みたいなのを鼻につっこまれて抜糸が開始。

うん、抜糸のまったく痛みは全くない。流血もほぼなし。3本糸を抜いてくれたようだ。(なんか見せてくれたけど、青色の糸??)

「鼻うがいをちゃんとやってくれてるのかな。ほんとはカサブタがよくできるんだけど、キレイになってるね。順調ですよ。」と言われホッとしたのもつかの間。

鼻の奥のほうに「なにか」があるのは先生もわかったようで、かなり吸引器を鼻の奥の方までつっこまれ、数秒鼻汁(膿?)を吸い取られることとなった。

これがキツかった~!!なんせ数秒鼻の奥に吸引器具だからね。。。

だがこの吸引後、見事に鼻の奥の重さ・モヤモヤが無くなり、手術後2週間にしてようやく「鼻がスッキリ」という状態になった。

「ただ鼻水は多いね。薬出しとくね。」と言われ、抗生剤や痰切りなど処方され、本日は終了。

まだ上咽頭あたりにモヤっとした感覚は残るし、相変わらず後鼻漏が結構あるも、手術後2週間の区切りで「ほぼスッキリ(もちろん全快で鼻が通っているわけではなく、まだ鼻水や後鼻漏あり。)」となって、【完治】の期待が芽生えたのは本当にうれしい限り。

そして・・・かなり嗅覚が戻ってきた!

夜にノンカフェインのコーヒーを入れて飲んでみたんだけど

コーヒーってこんなに美味しかったの!?

と、コーヒー中毒の僕でも絶句してしまう美味さ。

今まで匂っていた・感じていたと思っていた感覚は、ただ自分がそう感じていただけで全然だったらしい・・・。

ゆとら

驚くべきことに、今はじめて【コーヒーの本当の味】を知った。。。

長年の辛さから解放されるかもしれない!!という期待感と、「やっぱり思い切って手術して良かった」と心から思えた一日となった。

やっぱ1週間ではまだまだで、ようやく2週間でここまで漕ぎつけるんだねぇ。

まとめ~術後2週間は悲観せず経過を見守れ

こんな感じで僕の場合、鼻中隔湾曲症の術後1~2週間はグズグズし、不安と期待両方が絶えず入り乱れる期間だった。

副鼻腔炎の手術も同じような感じじゃないかな。

よく病院の術後の経過に対するQ&Aで「術後1~2週間は手術後の腫れなどで鼻が詰まる」みたいなことが書いてあるが、まさにその通りで、1週間でかなり経過良好の人もいるからと言って、1週間でスッキリ治ることを期待してるとおそらくズッコケることになるから、最低2週間は見ておいた方がいいと思う。

人によっては1ヶ月、2ヶ月、長い場合半年とかはグズグズすると思う。

僕の場合、術後1ヶ月半たった今でも、まだ鼻の中にちょっとした違和感がある。

なんとなく空気が通っていない感覚というか・・・、鼻の感覚センサーがまだしっかりしていないというか。。。

このちょっとが非常に気持ち悪いのだ。

実際、粘膜が安定するには2~3ヶ月かかる(長いと半年から1年)らしいので、これは覚えておこう。

けど、2週間経てば『確実に良くなってる。治ってきている。』ということは実感でき、「手術して良かった!」と思えるぐらい、人生で初めてちゃんとした「鼻呼吸」ができる(全快ではない)ようになっているハズ。

三歩進んで二歩下がりながら良くなっていく、と心に刻み、少しずつ回復に努めよう。

栄養価の高い食事などで手術で疲れた体を労わってあげてほしい。

術後の疲弊した体には栄養が必要なので、糖質もある程度必要だけど、たんぱく質・資質もしっかり摂るようにオススメしておきたい。

僕は中性脂肪減らしたいので、糖質制限しながらプロテイン・ビタミンをたっぷり摂って過ごしている。

結局、健康一番だからね。ますます健康にも「ゆとり」を持ちたい今日この頃。

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