【備えあれば憂いなし】iphone「サブ回線」で通信障害に備えよ

ども、コスパにこだわるファイナンシャル・プランナー兼投資家ゆとらです。

「サブ回線」を持つことは考えたことあるだろうか?

スマホが【iphone】なら、実は簡単に「サブ回線」を持つことができるんだ。

僕は実際に主回線と副回線(サブ回線)をiphone12mini一台で使っているんだけど、通信障害の場合にかなり助かると思うんだよね。

よかったら記事を読んでみて「サブ回線」の導入を検討してみてはどうだろうか。

目次

サブ回線があれば通信障害は怖くない!

2022年7月2日に発生したKDDIの通信障害は、完全復旧報告まで86時間もかかるという異例の障害となり、auはもちろんUQモバイルやpovo、au網のMVNOモバイルユーザー含め、KDDIのネットワークを使う多数の人・法人に影響が出る大混乱事態となった。

2022年2月1日や2021年10月1日にはNTTドコモの通信障害も。

ドコモユーザーはもちろん、アハモの方やドコモに回線を借りているMVNO業者で契約している方は、長い場所では丸一日以上も復旧まで待たされ、非常に多くの方が影響を受けたようだ。

2018年にはソフトバンクでも全国規模で通信障害が発生し、同じく多くの契約者に影響が出た。

大手の通信業者であっても、頻繁ではないにしても通信障害の可能性は避けてとおれない。完璧ではないのだ。

ここまで大きな障害ではなくても、インターネットやWi-Fi環境など、ネットワークの障害は誰でも一度は経験があると思う。

これはデジタル社会に生きる私たちにとって、避けられない障害のひとつとも言える。

そんなとき「もうひとつの回線」があればどうだろう?

もう一つの回線、つまり「サブ回線」があれば、障害が起こっていないほうの通信環境を使って、ネット接続も電話も何ら問題なく行うことができる。

ビジネスはもちろん、プライベートで待ち合わせをしていたり、急ぎの連絡が必要な場合でも「助かった~」となるわけだ。

でもサブ回線なんてお金がかかるでしょ?

なんて思われるかもしれないが、そんなことはない。

今は格安スマホ等、通信料金もかなり安いのだ。

大手通信業者でも通信障害は起こり得る。(実際に起きており、今後も起こる。)

絶対条件:メインとサブは別会社の回線を使用すること

「サブ回線」で障害に備えるために、メインで使用する回線とは別の回線でなければならない。

ゆとら

同じ会社の回線同士では、いざという時に「サブ」として使えないよ。

言うまでもなく同じ会社の回線を使うことになるから。

例えば【ドコモ+アハモ】とか【ソフトバンク・ワイモバイル+LINEMO】、【au・UQモバイル+povo】ではダメ。

サブ回線にぴったりの「楽天モバイル」

「サブ回線」にぴったりなのは、皆さんご存じ「楽天モバイル」だ。

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「楽天モバイル」をメインで使っている方には申し訳ないが、他のキャリアをお使いなら「サブ回線にこそ楽天モバイル」が最適だ。

なぜなら現状、主回線(メイン)とするには正直かなり頼りないのだ。

通信が安定せずイライラすることもしばしば・・・。

予想よりはるかにストレスがかかる(笑)。(笑えないが。。。)

けど「サブ回線」となると「楽天モバイル」ほどありがたい会社はない。

なんせ基本料金が安く今後の発展も見込めることや、RakutenLinkアプリ使用で通話料が無料になる。

その他、留守電機能やキャリアメールが付いてくることや、貯まった楽天ポイントが楽天モバイル利用料に使えたり、楽天市場ユーザーには嬉しい「楽天SPU」ポイントアップ等、メインには頼りないとしても「サブ回線」としてはピッタリと言えるのだ。

もっと安く備えるならサブ回線は「OCNモバイルONE」か「IIJmio」

ではメインで「楽天モバイル」を使用している場合や、もっと使用料を下げたい場合はサブ回線でどこを使うべきだろうか。

コスパにこだわるFPとしては「OCNモバイルONE」(ドコモ回線)か「IIJmio」(ドコモもしくはau回線)となる。

どちらもMVNO業者でありメインとするには少々頼りないものの、サブとしてはむしろピッタリの存在と言える。

「OCNモバイルONE」こそサブ回線にふさわしい

「OCNモバイルONE」は500M/月と容量は小さいけど、あくまで「サブ回線」で通信障害時の緊急使用と考えると問題なさそう。

容量が少ない分、月額も550円(税込)と激安だ。

月最大10分相当の無料通話も付いてくるので「サブ」にはピッタリの存在と言える。

ただし現状「eSIM」の用意がなく「SIMカード」での契約が必要となるため、SIMカードスロットに空きがある方のみサブにできる。

「IIJmio」ならサブ回線以上の働き

「IIJmio」通称みおふぉんは、最安値の音声付2ギガプランで月額850円(税込)と、こちらも激安。

※2022年7月31日までのキャンペーンが利用できれば、6ヶ月は550円/月となる。

2ギガもあれば「サブ」としては十分すぎるほど。

通話無しでなら、2ギガでも月額440円(税込)と破格の金額となる。(※同キャンペーンだと6ヶ月は140円/月)

サブとしてだけではなく、メインのギガ数では足りないような場合でも頼りになる存在。

eSIMの取扱もあるため、現状では非常に有力なサブ候補となる。

楽天モバイル以外で大手キャリアをサブ回線としたいなら「LINEMO」

上記の「OCNモバイルONE」「IIJmio」だとどうしても不安、という方は「LINEMO」がいいだろう。

ソフトバンク回線をそのまま使用でき、時間帯による速度制限があるとされるものの実際の利用上はソフトバンクやワイモバイルと感覚は同じ。

ミニプランなら月額990円(税込)なので「楽天モバイル」と同じ料金で利用できる。

LINEギガフリーの特権もあり、サブとしてはやや月額がかさむが、サブとして十分すぎるレベルのクオリティ。

「povo2.0」なら無料でサブ回線が・・・なのにオススメしない理由

ここで

あれ?povo2.0はオススメじゃないの?

と思われたことだろう。

確かに「povo2.0」なら基本料無料で「もう一回線」持つことができる。

ただし以下のような弱点があるので、サブ回線として個人的にはオススメできないのだ。

povo2.0サブ回線としての弱点・デメリット
  1. 基本料0円で使う場合、通信速度が遅すぎ(128kbps。。。
  2. オプションや契約形態がわかりにくい、かつ面倒。
  3. 180日間トッピングなし(基本料0円で使い続ける場合)で利用停止、最終的には契約解除になる。
  4. パソコンから申込ができない。

結局、「面倒」とか「わかりにくい」なんていうのは、「ゆとり」がなく一番コストがかかる。

脳の余計なリソースを使ったり、時間を使ったり、イライラしたり・・・と、サンクコスト(見えないコスト)がかかる。

コスパにこだわるFPとして活動している僕としては、ブログの他のページをご覧いただくとわかるとおり「最も安い」のを「コスパがいい」と解釈せず、重視していない。

「コスパがいい」というのは、総合的に判断して良い(コストと利便性や価値のバランスが良い)という意味なんだよね。

何も備えないよりは、もちろんいいと思うんだけどね。。。

なぜiphoneなら一台でサブ回線を持てるのか?

iphoneを持っているなら、この機会にぜひ「サブ回線」を持つべきだ。

なぜなら、iphoneシリーズ(X以降)には『物理SIM』と『eSIM』の2回線を設定できるように設計されているから。(「デュアルSIM」と言う。)

iphoneは1台で「2回線」持てるように設計されている。

『物理SIM』というのは、スマホに入っているSIMカード(nanoSIM)、これで1回線。

一方『eSIM』というのは、いわゆる疑似SIMとも言うべきもので、QRコードからSIMの情報をスマホに読み込んで設定をする。

よって「SIMカードはNTTドコモ」、「eSIMで楽天モバイル」という風に2回線を1台のiphoneで使えてしまう。

こんな感じになる。

もちろん2回線の契約なので、音声通話付の場合、電話番号がもう一つ追加されることになる。

ゆとら

せっかくiphone持ってるならこの機能、有効活用しよう。

やり方は超簡単。

メインが「SIMカード」装着なら、サブは「eSIM」で契約せよ

メインの方で「SIMカード」を使っているなら、「サブ回線」で新規契約する際に「eSIM」を選択しよう。

「eSIM」の場合、すべてがオンラインで完結してしまうためアッサリすぐに2回線使用できるようになる。

メインが「eSIM」なら、サブは「SIMカード」で契約

逆に、メインは「eSIM」契約でSIMカードスロットに空きがある場合、サブは「SIMカード」で契約しよう。

どちらの回線を使うか、などiphoneの方で設定が可能となっている。

ゆとら

僕の場合、メイン回線(主回線)はソフトバンク回線の「ワイモバイル」。サブ回線(副回線)は「楽天モバイル」だ。

もちろん逆に設定することも可能だし、一度設定しても随時かんたんに入れ替え可能。

実際、通信障害というほどではなくても、一方の通信状況が良くない場合は、もうひとつの回線に切り替えて使ったりしていて非常に便利!

詳しい使い勝手などを知りたいなら、以下記事もよかったら参考にしてほしい。

まとめ~サブ回線があれば通信障害は怖くない

さて、iphoneをお持ちなら「サブ回線」があれば通信障害も怖くないぞ!というオハナシだった。

通信障害は頻繁に起こるものではないけど、だからこそ起きたらアタフタしてしまいがち。

大切な連絡はすぐに取れないと、結構・・・いや、かなり焦ってしまうぞ。(実際に経験アリ。。。)

そんなときサッと回線を切り替えて、何事も無かったかのようにもうひとつの回線が使える。

これで多大な料金が発生するなら「わざわざそこまで・・・」と思うけど、今は以前よりかなり通信料金が下がっている。

災害にも障害にも、将来のお金のゆとりについても「備えあれば憂いなし」なのだ。

自分の毎日に「ゆとり」と「豊かさ」を生み出すために、できることはしっかりやっておくのがいいと思うんだけどね。

では、充実した毎日を送れるように「ゆとり」を持って備えておこう。

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