ども、コスパにこだわるFPゆとらです。
いや~円安が止まらんね。物価もかつてない勢いで高くなってる。。。
毎月の支出を少しでも抑えたい!
毎月の固定費が高いので何か見直さなきゃ…
毎月の支出削減は、物価が上がっている最近とくに多い悩み。
スマホの通信料金や保険を節約する人は多いけど、意外に盲点なのが『自宅のインターネット回線』。
実はネット回線をうまく見直せば、毎月の固定費を削減できる。
この記事ではコスパにこだわるFPとして、ネット回線を見直すことによって毎月の固定費・出費を削減する方法をご紹介する。
月額の差が意外に大きい光回線
一度契約すると、なかなか見直さないのがネット回線、主に今は『ケーブルTV』か『光回線』だ。
引越し等は例外として、契約してからもう何年も同じネット回線(プロバイダ)を使っていないだろうか。
光回線は意外に月額料金に差があることを意外と知らない人が多い。
例えば利用者も多い『ソフトバンク光』と『ドコモ光』でも料金は異なる。
『ソフトバンク光』は「おうち割」(スマホの月額料金割引特典)セットなら月額6,270円(税込)。
対して『ドコモ光』なら「ドコモ光割」セットでも月額5,720円(税込)。
ね?500円差って結構大きくないか?(アマゾンプライム会員になれるよね。)
これだけでも見直す価値がありそうということがわかる。(以下で安くなる光回線を紹介。)
「光セット割」とか「おうち割」で通信費お得・・・は大間違い
上記のとおり「スマホと光回線をセットにして、まとめて通信費が安くなる」と思っているなら大間違い。

もともとの設定が高いんだ。
というのも、割引のために強制的にオプションがセットになって、結果的に料金が高くなるケースが多い。
例えば『ソフトバンク光』は「おうち割」のために、指定オプション550円/月が別途必要。
『au光』も「auスマートバリュー」を(割引)適用させるには、テレビや電話をセットで契約する必要がある。
スマホの料金が割引になっても、光回線+αの料金が結局高くつく。
セットにしても利便性が上がるわけではないので、スマホと光回線は別々でOK。
むしろ、それぞれ安い会社を選んだほうが月額料金を下げることができる。
しかも「品質を維持したまま」。
安いからといって「品質が悪い」というのは避けたいので、高品質でストレスなく見直せる光回線を以下でご紹介したい。
ただし次の場合、見直しによって安くならない可能性もある。
- 2人以上の家族全員がスマホは絶対に「ドコモ」「au」「ソフトバンク」しか使わないと決めている(ahamo、povo、ワイモバイル、UQモバイル、LINEMOは除く)
安い光回線 ほんとにおすすめできるのは?
では、総合的におすすめの光回線をご紹介したい。
「総合的に」としているのは、品質確保のため、次のような光回線は省いているから。
- 初年度だけ安い。(2年目以降、結局月額が高い。)
- 回線速度が遅い。(通信速度1ギガ未満や口コミで遅いとされている場合。)
- 回線が不安定。(IPv6/IPoE非対応またはオプション料金で結果高い。)
- 混雑時、通信制限がかかる。
- 従量課金制(結局いくらになるのか、料金体系がわかりにくい。)
- 新規割やでんき割などで安いように見せている。(結局月額は高い。)
ポイントさえ押さえれば、何十社も比較する必要すらない。
戸建て編
戸建てなら『とくとくBB光byGMO(GMO光アクセス)』が最もおすすめできる。
理由は以下のとおりで、同時に光回線乗り換えのポイントでもある。
- 月額料金がずっと安い
- 契約期間縛りなし
- シンプルでわかりやすい料金体系
- 回線速度が速く安定している(v6プラス IPv6/IPoE標準対応)
- 高性能Wi-Fiルーターレンタル無料
- 基本工事費実質無料
戸建ての場合、月額料金4,818円(税込)
別途事務手数料3,300円(最初のみ)。
ちなみにこの金額は「最安値級」だ。
「フレッツ光回線+GMOとくとくBBプロバイダー」で、大手GMOが手掛けていて安心感もバッチリ。
欲しい機能や速度を満たしていて「誰でも安い・速い・わかりやすい」光回線となっている。
フレッツ光・光コラボを利用しているなら「工事不要」で、月額のみ下げることができる。
契約期間縛りなし(2年、3年のところが多い)
高性能Wi-Fiルーターが無料
ってところがいい。
もし『とくとくBB光byGMO(GMO光アクセス)』より安い光回線が出てくれば、乗り換えることも簡単だからだ。

ちなみに、他社の解約で発生する手数料はキャンペーンでほぼ無料になることが多いよ。
よくキャンペーンで月額料金が安くなる光回線を見るけど、最初1年間だけで2年目から月額が高くなったりするので、ずっと月額が安いほうが固定費削減になることは覚えておこう。(トータルでも結局そうなる。)
- 基本工事費については、どこの光回線も2、3年の利用で実質無料になるので、あまり重視しなくていい。
マンション・集合住宅編
マンション・集合住宅でも基本的には考え方は同じになる。
そうすると、
マンションでも『とくとくBB光byGMO(GMO光アクセス)』がおすすめ。
マンション・集合住宅の場合、月額料金3,883円(税込)
マンション・集合住宅のほうが、戸建てよりスケールメリットがあり月額料金が安いのが嬉しい。
高性能Wi-Fiルーター自前購入前提でマンション・集合住宅おすすめ編
高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルが無い(もしくは有料レンタルで料金がかかる。)ものの、ルーターは自分で購入するよ、という方限定でおすすめできる光回線もある。
Wi-Fiルーター自己負担なら『おてがる光』もおすすめ。
『おてがる光』なら、高速通信安定の「v6プラス」をオプション設定してもマンション・集合住宅なら安い。
月額料金3,773円(税込)※v6プラスオプション込の金額
地域限定の光回線サービスは良し悪し
以下の地方にお住まいなら、地域限定の光回線も検討されることだろう。
関西地方なら『eo光(イオ光)』
東海地方なら『コミュファ光』
中国地方は『メガエッグ光』
九州地方は『BBIQ(ビビック)』
四国地方は『ピカラ光』
といったところだ。
ただ比べてみればわかるけど、〇〇モバイル割引やでんき割などがあっても、大体どこも13ヶ月目からの月額料金が高くなり、結局「総合的に」『とくとくBB光byGMO』より高くなってしまう。
四国地方なら『ピカラ光』はおすすめ
唯一『ピカラ光』だけは、「四国電力」で電気の契約をしていれば「でんきといっしょ割」で『とくとくBB光byGMO』より安くなる可能性があるので、四国にお住まいの方は検討する価値ありだ。
四国地方にお住まいで四国電力をご利用なら、
月額料金3,520円(税込)
もちろんWi-Fiルーターも無料で、IPv6接続対応で速度も安定感も問題なし。
キャンペーンもよくやっていて、開通月の月額料金が無料になる等、四国にお住まいなら間違いなくおすすめできる。
ただし、契約期間が2年縛りなのと、別地方へ引っ越した際に引継ぎは難しいことだけ注意が必要だ。
光回線見直しのデメリットは?
『光回線』見直しのデメリットは、特にプロバイダーのメールアドレスを各種サービスのIDに使っている場合、切り替えが面倒ということだろう。
各サービスでIDを変更する必要があるので、数が多ければ多いほど大変だ。
ただこの際、今後のためにIDはプロバイダーのメールアドレスではなくフリーメール(gmail)を使用する、という風にしておけばいい。

僕の妻はこういったこと前提で、すべてのサービスをgmailで登録していて「かしこっ!」と思いました。。。
フリーメールの使用が禁止されているようなサービスは面倒だけど、一回変更するだけなので思い切ってやってしまおう。
毎月の固定費削減のためには多少面倒なこともある、と割り切るべし。
まとめ
この記事では、光回線の見直しによって月々に支払う固定費を削減できる、ということをご紹介してきた。
ただし、ネット回線を見直すために重い腰を上げる人は意外に少ない。
少ないんだけど、その分月額固定費削減には効く。
なので思い立ったら、面倒と考える前にすぐやってしまったほうがいい。
物価上昇のスピードが速く、どんどん可処分所得が減ってきている昨今。
少しでもはやく動き、はやく毎月の固定費を下げ、浮いたお金で自分がやりたいことや将来のために「自己投資」する余裕・ゆとりを確保してほしい。
もしくは我慢していたサブスクを契約するのもいいだろう。
何かをするなら、何かをやめる(見直す)ことも必要。
そうやって無駄に浪費せず、賢く生きていこう。
少しでも生活に「ゆとり」や「豊かさ」を生み出してほしい。