ども、コスパにこだわるFP兼投資家兼カウンセラーのゆとらです。
コスパ最強と言われる『楽天モバイル』。
楽天でも自ら「最強プラン」と名乗っている。
僕はずっと「サブ回線」としてオススメしてきたが・・・
このたび、ようやく『楽天モバイル』がメイン回線としてオススメできるようになった。
2023年6月、明らかに全体的な品質が改善したのだ。
それに加えて、UQモバイル・ワイモバイルなど大手のサブブランドが揃って実質の値上げ。
以下、実際に長らく『楽天モバイル』を使用してきた僕が、現状をお伝えしていきたい。
つながる!つながらない!?楽天モバイル回線
2023年6月1日より、楽天モバイルはプラン名を「Rakuten最強プラン」と変更。
具体的には、今までつながりにくかった地域も、自社回線プラスau回線によって、しっかりカバーできるようになった。
楽天回線の新技術に加え、今までパートナーであるau回線の地域は高速データ通信量が無制限に。
これが大きかった!!
auとの新たな契約で、自社回線に加えau回線のプラチナバンドを十分に活用できるようになったのだ。
よって、以前より圧倒的に繋がりやすく(切れにくく)なった、と実感している。

楽天モバイルのデメリットの一つが、「プラチナバンド」が使えない、だったからね。
データ高速無制限エリアの人口カバー率99.9%と隙がない・・・どころか、一気に「業界最高水準」になってしまった。
しかも月額は据え置き。
「Rakuten UN-LIMIT VII」同様、通信量によって変わるが、上限3278円/月でデータ無制限、3Gまでだと最安値で1078円。
しかも楽天ポイントが使える、貯まる。
今までは
安いけど、品質が悪い
と悪評も多かったわけだが、実際使用していて、通信に関してはどんどん改善しているのは実感していた。
今回の改善で、もうほぼほぼ気になるレベルではなくなった。
少なくともインターネット(4G,5G)のつながり具合は、まったく問題ないように感じる。
使う人にとっては「高速データ通信無制限」でストレスフリーに。
高速データ通信が使い放題(で上限金額が決まっている)というのは心理的に大きい。
データ使用量が多い人にとっては、文字通り大きいし、あまり使わない人にとっても実は気持ち的に大きいのだ。
僕はデータ通信量が3ギガ/月で十分だったんだけど、5Gになって使う量が少しずつ増えてきていた。
以前よりパソコンを使う機会が減って、振込までスマホアプリで済ませたり、買い物ももっぱらスマホ。
物価高や円安で、スマホでメルカリなどフリマアプリもよく使うようになった。
などなどで、3ギガを超えるかどうか、多少気にするようになっていたように思う。(もともと筆者はワイモバイルのシンプルプランがメイン。)
そのあたり、データ通信品質が上がったことで『楽天モバイル』をメインにしても、品質的に気にならなくなっている。
よって、
今月はちょっと使いすぎかな?速度制限かかるかも?
という、無意識レベルでも、いらぬ心配が頭をよぎらないので、ストレスフリーが更に加速した。

結果、楽天モバイルがメインとなり、値上げしたワイモバイルは解約。サブ回線LINEMOにしようかな。。。
今、スマホ使用者全員の回線見直し時期が再到来した、と感じている次第だ。
楽天経済圏ヘビーユーザーほど「楽天モバイル」に乗換がおトクになる
もともと、楽天をよく利用する人なら『楽天モバイル』はおいしい。
楽天市場での買い物が「最大+3倍(ランクにより+2倍)」になるからだ。
楽天カード所持者かつ楽天カードで買うなら、さらに「+2倍」。
これだけでもう、楽天市場で「4~5%還元」のお買い物ができるわけだ。
よって、楽天経済圏ヘビーユーザーほど『楽天モバイル』への乗換効果は大きくなる。
楽天ポイント付与条件の改悪が相次いでいる、とよく言われるが、それでも他のサービスと比べての割引率、利便性、還元率など総合的に見れば、いまだ楽天経済圏は十分お得な部類。
今どき2~3%差はバカにできない大きさだし、消費者の囲い込みはどの企業も試みていること。
素直に楽天も上手に利用するのが賢い選択と言える。
それに貯めたポイントで「楽天モバイル」料金を支払えば、実質無料なんてことも起こり得る。
- 筆者の場合、楽天ブラックカード所持(ダイヤモンド会員)、楽天銀行引落「+1倍」、楽天アプリでお買い物「+0.5倍」、毎月楽天ブックスで本購入「+0.5倍」で、毎月最低でも「+9倍」のポイント付与。「楽天トラベル」を使ったり、お買い物マラソンなどもうまく利用するので、毎月15%ぐらいのポイント還元率はもはや当たり前になっている。自慢みたいで申し訳ないけど、筆者よりもっとうまく使っている人もたくさんいると思う。
Rakuten Linkにはまだ改善の余地あり?
一方、アプリ「Rakuten Link」の品質改善具合はどうだろうか?
楽天モバイルユーザーは、「Rakuten Link」アプリを使うことによって国内通話無料。
なので通話メインの人は「Rakuten Link」の品質も気になるところ。
この「Rakuten Link」に関しては、まだ改善の余地がある気がする。
やっぱりちょっと発信がもたついたり、途中で通話が途切れることがあるからだ。

と言っても、前よりはかなり改善されてるよ。
で、どうしても繋がらん!なんて場合は、ふつうの電話アプリで通話も可能(ただし通話料金は発生)だし、なんならオプションで「15分通話かけ放題」(1100円/月)をつければ、長時間通話以外「Rakuten Link」にこだわる必要もない。(あくまで、どうしてもの場合だ。)
使用量3ギガまでで1078円/月に1100円を追加しても、2178円/月。
それでも改悪したワイモバイルの新プランの最安値と同等だ。
よって品質があがった今、コスパ的には本当に楽天モバイルが「最強」と言っても過言ではなくなった。
MNPワンストップで、乗り換えやすい「楽天モバイル」
『楽天モバイル』には乗り換えもしやすい仕組みが備わっている。
それがMNPワンストップサービス。
すべてのキャリアからの乗換に対応しているわけではないものの、主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクやそのサブブランド)からの乗換は、MNP予約番号なしで、ネット上でアッサリ乗換ができてしまう。
僕も実際やってみたが、非常にかんたんだった。
ただ、乗換元のキャリアがMNPに対応してくれるのが翌日だったため、当日開通とはいかず翌日開通となった。
これから『楽天モバイル』に乗換するなら、月末ギリギリよりは多少日程に余裕を持っておいた方がいい。
それでもこの仕組みは手間が少なく非常にありがたい。
『楽天モバイル』は、事務手数料も無料となっているので安心だ。
気に入らなくても解約費用は発生しない「楽天モバイル」
使ってみて『楽天モバイル』が気に入らなければ、また別の会社に乗り換えればいい。
その際も『楽天モバイル』に支払う解約費用は発生しない。
ほぼノーリスクで乗換が可能なわけだ。
う~ん、ちょっと乗り換えないという選択肢が無くなってきた・・・。
まとめ~FPとしてやっと本気でオススメできる「楽天モバイル」
というわけで、ようやく『楽天モバイル』がメイン回線としてオススメできるようになった。
おさらいしておくと、
通信・通話品質大幅改善
安い!&乗換かんたん
手数料や解約費用かからず乗換リスク少ない
楽天市場利用でさらにお得魅力アップ
FPとしてだけじゃなく、1ユーザーとして、利用者目線から「楽天モバイル」が本当にオススメかどうか、じっくり見極めてきた。
いずれメインとしてオススメできる時期が来るんじゃないか?と思って、サブ回線として長らく利用してきたけど、もう立派なメイン回線となった。
月額と品質が見事に「コスパ最強」だ。
格安SIM・格安スマホと呼ばれるものにこだわらなくても、5G対応・テザリング無料・高速通信・アプリで国内通話無料・海外使用OK・メールアドレス付与アリと、通信品質UPの今『楽天モバイル』の死角はかなり減った。
というかむしろ、他社よりアドバンテージが多い。
iphone最新機種が他社より安い(キャリア最安値)のも、これから機種購入する人にとっては有利。
赤字まで背負って、ここまでこぎつけた楽天モバイルに、僕は拍手を送りたい。
品質改善がかなった今が『楽天モバイル』への乗換の最適時期。
もう「乗り換えちゃってOK」とFPとして(やっと)言えるようになった。
いやむしろ乗り換えた方がいいのではないだろうか。
『楽天モバイル』のような業者が出てきたからこそ、スマホ利用料が下がったのだ。
ただ、アプリの使い勝手など、まだ改善余地はある。
物価や電気代もどんどん値上がりしてくるなか、『楽天モバイル』がさらに品質をあげて他社と競争しあうことで、日本の通信費が抑えられると嬉しい。