ども、ゆとりを生み出すFPゆとらです。
子どものスマホ代を何とか安くできないだろうか?
子どもにスマホデビューさせようと思うのだけど、費用を抑えたいなぁ
小学生の子どもを持つ親、特に共働きの親なら、どこかで考えますよね!
必要な時に子どもがどこにいるか?や、どうしてるか連絡を取れると安心ですからね。
周りを見てると、小学校2年か3年ぐらいからはスマホを持っている子が多い印象。
小学校の子どもがスマホデビューする際、迷う点としては
- キッズケータイ or 普通のスマホ?
- 子どもの居場所を把握できる?
- 月額いくら?
- 機能制限(フィリタリング)はどうすればいい?
など。
結論から申し上げると、ふつうのスマホで月額は290円ポッキリでOK。
で、上記の機能も備えられます。
そもそも子どものスマホは最安値で運用して「固定費を削減してほしい」とFPとしては思うわけです。
ウチは実際これで子どもにスマホを持たせていて、何ら不満もないのでご紹介します。
子どもにはキッズケータイより普通のスマホ
子どもスマホデビューの選択肢として、「キッズケータイ」を第一候補に考える方もいらっしゃると思います。フィルタリング機能や機能制限などもあるので、安心感が高そうに見えますよね。
けど、「キッズケータイ」よりフツーのスマホがいいです。
と言うのも、結局小学3年生ぐらいからはみんなスマホだから、というのと、機能もスマホで設定可能だからです。
しかも「キッズケータイ」だと以下の点で結局不利なんですよね。
- 3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に限られてしまう。
- ガラケーがベースとなっていて不便。
- スマホで十分に同様の機能が果たせる。
- どうせ成長してくるとスマホに乗換えになる。
結局「様々なコスト」が高くつき、キッズケータイにする意味は乏しいです。
もっとハッキリ言うと、小学生の子どもとの連絡手段や居場所確認のために、高いお金をかけるのは勿体ない!
どーせゆくゆくはスマホになるんだから…。
キッズケータイって月550円だよ?安いと思うけど・・・?
と思われたかもしれませんが、3大キャリアだとトータルで高くつくんですよ。
インターネットも使えないキッズケータイなのに、機種代金はそこそこ。(最低でも約15,000円ほど)
今の時代、スマホ料金に余計なお金をかけるよりも、他の部分にゆとりを持たせることを考えた方がいいですよ。
子どものスマホでもキャッシュフローを意識せよ
子どもには習い事や塾など、これからもどんどんお金がかかってきます。
そこで「キャッシュフロー」を改善する、という考え方が非常に重要になります。
つまり、月々の固定費を削減し「ムダな出費をいかに削るか」。
これらが10年・20年後だけでなく「今の生活」の明暗を分けると心得てほしいです。
実際、僕はそうしてきたからFIREも可能になりました。
つまり小学生用スマホは最安値を狙いましょう!
サブスクや残価設定ローンの人気が高いのは、その方がトータルで企業が儲かるから。
サブスクやスマホ本体代が月額料金に含まれるような払い方だと、ユーザーは最終的には高い費用を払うことになります。(ある程度はお気づきかとは思いますが。。。)
月の料金が低いので、入口が広く、なんとなく安く感じてしまっているだけなんですよね。
これらは全て「キャッシュフロー」に関連します。
たかが月々数百円であっても、重なると大きな額になっているもの。
生きたお金の使い方ができるようになるには、まずは省けるお金を知り、そして実際に省くこと!
これは、僕がファイナンシャル・プランナーとして仕事をしていて常に感じることでもあり、「お金が無い」「貯められない」と言っている人ほど、お金と真剣に向き合いたがりません。
そして、キャッシュフローに鈍感な傾向があるんです。
ケチケチする、ということではなく「ムダな物にお金を使わない」「本当に必要なものを見極める」という姿勢が大切。
では具体的にどうするか?
小学生用スマホは「最安値運用」すべし
よってクドイですが、小学生用スマホは最安値で運用してほしいです。月290円でOKです。
まずは小学生の子どもスマホに、どんな機能が必要かを考えてみましょう。
- 通話機能(無料アプリで対応可能。)
- 通信機能(ただし5Gまでは不要。特段品質が高くなくても可。)
- GPS機能(居場所確認)
- ペアレンタル機能・フィルタリング機能(アプリ、ネット被害や見過ぎ防止)
要は「子どもとの緊急で通話」「居場所の確認」「インターネットで被害にあわないように」。
この機能を満たしてあげましょう。できるだけ安く。
ちなみに、通話は親からかける分には無料。
子どもからの通話も無料アプリで十分対応可能(「Skyphone」とか、12歳未満は推奨されていないが「LINE」も使えます。)。
よって、通話し放題オプションなど全くもって不要です!
実はフィルタリング機能も、(特にiphoneだと)最初から設定可能な機能も多いです。
子どもを保護する義務としてキャリア側でもオプションが準備されていますが、無料アプリで補助可能です。
大切なのは、子どものスマホはおもちゃとして与えるのではなく、家族が安心に暮らせるように選ぶべき、ということ。
そうすると、むしろ機能はそぎ落とされているほうがいいです。
必要以上にパケット量も機能も必要ない、ということ。
よって、小学生用スマホは、大手ブランドのキッズケータイより、格安SIM等の最安値プランが必要十分かつベストと心得ましょう。
小学生の子には、格安SIM最安値の日本通信「シンプル290プラン」で十分!
子ども用スマホ最安値プランは、日本通信の「合理的シンプル290プラン」。
音声通話機能+通信量1GBで、月290円!(5Gにも無料で対応可能。)
購入費は事務手数料みたいなもの。(Amazonが最も安い。)高速データ通信が1ギガあるので、子どものスマホプランはこれで十分です。
日本通信のネットワークはドコモ回線で、実際ウチの子も使っていて何の不便もないですよ。
昼間の混雑時間帯に繋がりにくくなる場合がある、というのがデメリットとされていますが・・・
子どもの居場所確認や通話には全く影響がないですし、子どもが学校にいる間はスマホをほぼ使いません。(使えない学校が多いと思います。)
ですので、小学生の子ども用スマホの回線としては全く問題ないと言っていいですよ。
高速データ通信が規定量(1GB)を超えても通信速度が遅くなるだけなので、子どもが使うには十分です。
ネットが使えなくなるわけではないので、通信量(パケット量)は少なくてよいです。(←ココ重要)
家にWi-Fiがあるご家庭ならなおさらです。
逆にあれこれ機能があっても、まだ分別つかない小学生の子に使いこなされてもロクな事になりません。
子どもが成長して、もっとスマホを有効活用できるようになって通信量を増やしたい場合でも、プランを変更して日本通信で運用すれば格安で済みます。
気に入らないなら楽天モバイルなど他社に乗り換えてもいいでしょう。
僕は、親のスマホプランは楽天モバイルをおすすめしています。
次点は「irumo(イルモ)」0.5GBプランと楽天モバイル
子どもとの通信・通話手段として、どうしても大手ブランドの安心感が欲しいなら、NTTドコモ「irumo(イルモ)」0.5GBプラン(月額550円)でもOKです。
irumo(イルモ) 詳細はこちらirumoでも十分安いし、高速通信容量も0.5Gならまぁ悪くはないでしょう。
親が『楽天モバイル』ユーザーなら、または通信容量を気にするなら3GBまで月額528円で運用可能な『楽天モバイル』も費用面ではオススメできなくはないです。
12歳までの子どもなら「最強こどもプログラム」と家族割適用で、実質528円/月であるうえ、RakutenLinkアプリで通話も無料となり純正アプリで通話無料の安心感もあります。
>>楽天モバイルただし、子どもが使いすぎて3GBを超えると月額は上がります!
キチンとした管理が必要になる点がデメリットで、個人的にはやはり日本通信がいいと思います。
GPSやフィルタリング機能は無料アプリを活用せよ
子どもの居場所を確認するためのGPS機能は優秀な無料アプリがあります。
「コドマモ」はGPS機能以外も充実!
僕が使っているのは「コドマモ」。
NHKや日本経済新聞などメディアにも多数取り上げられている無料アプリです。
コドマモ
Smartbooks Inc無料posted withアプリーチ
即時、居場所の把握ができますので、事実これで十分と感じています。
以下の点でも安心できます。
- 警察と大学が協力して開発
- 今後も子どもを守る新機能がどんどんリリース予定
みまもりGPSよりピンポイントで居場所がわかるので、とても使いやすいです。
リアルタイムで動いている様子もしっかりGPSで確認でき、居場所の把握という意味では精度も高く安心です。
バッテリーを結構食うことだけがやや難点です。スマホを余裕をもって充電しておくようにすれば問題ないですね。
足りないフィルタリング機能は「あんしんインターネット」等アプリで補う
iphoneならある程度のフィルタリングは可能ですが、足りないと感じるならフィルタリング機能の補助に関しても無料アプリが有効です。
例えば「あんしんインターネット」。
有害サイトのブロックに有効です。
こういったアプリの他、そもそもブラウザアプリを画面から消しておくなど、子どもが必要な機能だけを使えるようスマホを設定しておいてあげるといいですね。
子どもを色んな角度から守ってあげましょう。
スマホはできれば安心感の高いiphoneにする
で、親がiphoneを使っているなら、子ども用にもフィルタリング機能が高いiphone持たせてあげるのがいいと思います。
iphoneならandroidと比較すると、ストアに並ぶアプリも厳正な審査を通過したものばかりです。
有害アプリやウイルス被害にあう可能性もより少なくなります。
でも…子供にiphoneって贅沢じゃ?
と思われましたか?(特に費用面でandroid派の人は。)
けど、例えばほぼ最新の機能を備える【iphone SE(第二世代)】でも、中古であればそこそこ状態の良いものが1万~2万円で手に入ります。キッズケータイの機種代金だって結局それぐらいしますからね。
iphoneならそのまま子どものスマホとして長く使えますし、知名度・人気とも高いため使い終わったら売却しやすいです。
リセールバリューがいいので、実質の機種代金は思ったより安くつきます。
iphoneはブックオフなんかでも売っていますし、通販やメルカリ、ヤフーフリマ等を活用して安く入手できます。
まとめ
小学生こども用スマホについてまとめますと、
- 子どものスマホデビューはキッズケータイよりふつうのスマホがおすすめ。
- 子どもスマホにはお金はできるだけお金をかけない。
- それでも必要十分な機能が果たせる。
ということです。
キッズケータイでなく、長く使えるスマホを最初から持たせてあげることで、ムダなコストがカットできます。
小学校2年、3年でどうせキッズケータイも卒業。
なら最初からスマホの方がコスパが良いと思いますよ。
できるだけ安く、しかし最低限、安全安心が持てるようなプランを選択することは十分可能です。
実際にウチは月290円で十分満足に使わせてもらっているし、子どもも十分満足している様子です。
というか、むしろiphoneを持って満足している感すらあります。。。
これから子ども用のGPS機能やスマホ・キッズケータイをお考えなら、ぜひ参考にしていただき、家族全体の未来のために、少しでも「ゆとり」を生み出して、お金を有効活用していきましょう!