ども、人生にゆとりを創るFPゆとらです。
「自家焙煎珈琲」と聞くと、なんだかこだわりの、とっても美味しそうなコーヒーが出てきそうな感じがするのはなぜだろう?
だけど
「自家焙煎」…自分でやるのは面倒だし・・・。
なんて思ってますよね、きっと。
僕も最初は「いやいや・・・自家焙煎なんて」と思っていたんですが、やってみたら実は自家焙煎珈琲はとっても簡単でした!
揃える道具も思っているより激安ですし、毎日コーヒー派のあなたならコーヒー代の節約にもなります。
で、出来上がる味・香りは、「自家焙煎」でイメージする通り、ほんとに素晴らしいんですよ!
「まったり」「ゆったり」した気持ちになれることもあって、最高の癒しにもなると思います。
というわけで、ようこそとっても美味しい「自家焙煎珈琲」の簡単なやり方をご紹介します。
なぜコーヒーを自家焙煎するのか?
まずわざわざ「自家焙煎」する理由について。
【自分好みに仕上げられる】とか【まったり優雅な気分になれるんです】なんて効果もあるけど、やっぱり一番は「香りが良い」「美味しい」ってことになると思います。
それからやってみりゃわかると思うけど楽しいんですよ、これ。
自家焙煎が自分で淹れるコーヒーの究極形です!なんてね。
そして豆から買うので、コーヒー代の節約にもなります。これもありがたいですよね。
お店で焙煎した豆を家で挽いて飲むのも美味しいとは思うけど、焙煎後の豆は時間が経つにつれ劣化していくんです。(焙煎後すぐより、2~3日後が最適とされています。)
買った豆が最初は美味しかったけど、時間が経つとマズくなってきた、というのは、きっとコーヒー好きの人は経験があると思います。
というのも、おおよそ14日間(2週間)ほどで香りが抜けていくし、豆に湿気が移ったりして香りが台無しになっちゃうらしいのです。
なので家で本当に美味しいコーヒーを淹れたいなら、自家焙煎が最高かつ最良かつ節約になる方法というわけです。
自家焙煎コーヒーに必要な道具と時間
自家焙煎って面倒!
というイメージをお持ちの方。まったくそんなことは無いですよ、ってことをまずは伝えたいです。(僕も以前はそう思っていたんですが。)
まず、量にもよりますが自家焙煎にかかる時間は10分もかからないぐらいで、面倒というほど大した時間はかかりません。
焙煎道具も、自宅で嗜む程度なら思いっきり安いもので構いません。フライパンでも大丈夫。
僕が使ってるのは『髙儀カフェパン』。1,000円もしません。
これで十分だし、実に使いやすくて重宝してます。
ひっくり返して、豆に直接直火をあてることもできるので、できれば上記のように網のフタ付きのカフェパンがおすすめです。
他にも『煎り上手』とか『いりたて名人』(各数千円)なんて有名なのもありますが、とにかく煎れればなんでもいいのです。
最初はあまりこだわらず、テキトーなぐらいで大丈夫。
焙煎に慣れてきて「もっと本格的に」ってことになったら、その時また考えればいいんです。
いきなり自家焙煎機(ロースター)なんて買っちゃったら小型でも結構邪魔になると思うよ。
あとは豆を冷ます(かつチャフ飛ばし用の)ステンレスのザル。持ち手付が便利です。手持ちのザルでもOKです。
あとは豆挽き用ミルとコーヒーメーカー。
ここからは僕は楽をしたいので、全自動コーヒーメーカー(パナソニック NC-A57)に豆挽きkらドリップまで任せちゃってます。
自分で豆を挽きたい方、ハンドドリップしたい方は手挽用のミルとドリップを買うとより本格的。
コーヒー自家焙煎のやり方は簡単
さてコーヒーの自家焙煎の方法ですが、こちらも実はとっても簡単です。
おおまかな手順は
- コーヒー生豆を購入
- カフェパン(焙煎機)で焙煎
- 焙煎した豆をザルに移し冷ます(チャフも飛ばす)
以上ここまで約10分。
10分ぐらいならいつでも気軽に作れると思いませんか??
というか、趣味としては十分短い時間ですし、それで美味しいコーヒーが飲めるなら安いもんだ…と思うのは僕だけでしょうか?
まずはコーヒー「生豆」を手に入れよう
「生豆」はなかなか近所に売っている店がないと思うので、通販(ネット)で購入しましょう。
まずは焙煎がうまくなるまで、そして好みがハッキリするまで、お試しセットなど色んな生豆で焙煎してみてもいいかも。
何度もやってると「あ、この豆はやや酸味が強いんだな」とか「この豆はあまり焙煎しすぎない方が香りがいいな」みたいなことが段々とわかってきます。
焙煎機で生豆を焙煎してみよう
コーヒー生豆が手に入ったら、カフェパン(焙煎機)に入れ、ガス火で焙煎します。
豆は焙煎すると少し膨らむので、思ったより少なくていいです。(1人前10gが目安)
均等になるように、カフェパン(焙煎機)を回しながら焙煎するんですが、この際網フタ付のカフェパンがやっぱり便利です。
フタを閉めて、ちょっと縦回転するように回してやるとムラが出にくい。
・・・と言っても、大きな焙煎機やプロでなければ多少のムラは出ることがあるので、あまり気にしないでOK。
で、自家焙煎の障害・障壁となっていると思われるのが「ハンドピック」という作業。
ガス火にかける前に、欠点豆がないか確認してピックアップ(ハンドピック)するのが一般的とされています。
これが「自家焙煎は面倒」という話につながってくるんだと思いますが、最初はハンドピックなんてやんなくていいです。
というのも、だんだん焙煎やっていくうちに「あ、これは取り除いた方がいいかも(欠けた小さい豆など)」というのが感覚的にわかってきますし。
あくまでとても目立つ欠点豆だけ取り除くぐらいの感覚で。お店じゃないんだから。
最初から神経質にならず、楽しみながらテキトーなぐらいで丁度いいのです。
パチパチ音がしてきたら、それを「ハゼ」と言います。
1ハゼ、2ハゼなど呼びますが、2ハゼがどうのこうの・・・こんなもんも最初はテキトーで。やってりゃわかってくるし、最初から完璧にしなくて全然問題ありません。
一応、2ハゼに入ったかな?ぐらいで火を止めてザルに移します。
焦がすのも、また経験です。
人生において「幸福」を感じようと思ったら『経験・体験』に勝るものはありません。失敗経験もまた楽しいもの。失敗するから、成功したときに楽しいし嬉しいんですよね。
ザルに移したらすぐに冷まそう
焙煎具合を確かめながら、よく見る程度のコーヒー豆の色になったら、すぐにザルに移します。
ザルに移したら、うちわやドライヤーで豆の熱を取りながら、チャフ(薄皮)を飛ばす。
豆はすぐに冷まし始めないとその間に焙煎が進んでしまいますが、それらも全て最初はそこまで気にしなくてもいいです。
とにかく冷ますことだけ覚えておく。
何度も言いますが、どのぐらい焙煎して、どのぐらいのペースで冷やすのがベストなのかは、やらないとわからない部分だったりするし、最初からベストを目指さなくていいですよ。
これで終了。ここまで約10分。
そのまま豆を2~3日寝かす(←この辺も最初はどうでもいい)とガスが抜けて、豆の風味が最も生かせると言われています。
飲みたいから、すぐ飲むけどね!
すぐそのまま挽いて飲んでも十分美味しいです。ベストは2~3日後ってだけ。
むしろ焙煎後すぐの方がスッキリしていて、それすら人の好みじゃ?と思います。
僕は余程美味しい豆じゃなければ、焙煎したてがスッキリして甘めで美味しいなぁと感じます。
簡単ってことがわかっていただけましたか?
自家焙煎コーヒーって素人がやったらまずい?おいしい?
美味しそうなコーヒー =「自家焙煎珈琲」、という魔法の文字。
なんだか敷居が高そう。でも、その分とっても味わい深そう・・・。
素人の自分が焙煎しても美味しいコーヒーができるの?
喫茶店だから美味しく焙煎できるんじゃないの?
いやいや・・・なんてことはないんですよ、自家焙煎コーヒー。
自分で焙煎してみればすぐにわかりますが、新鮮な豆を焙煎して挽くとまず「香り」が大きく違うことに驚くと思います。
この香り(フレグランスと言うらしい)がまずもって素晴らしいです!
「珈琲が美味しいカフェ」のあの香りが家で堪能できます。
もうこれだけで僕は悶絶もんです。ウキウキします。
そしてお味は雑味がなくクリア!!
キリマンジャロがいい、いやモカだマンダリンだとか、そういう話じゃなくって、自家焙煎してみたら、焙煎間もない珈琲豆ってだけで
こんなに違うものなの?
ってビックリしますよ、きっと。
今までコーヒーがまずい・飲めないと思っていた人も、ひょっとすれば「美味しい!」と喜んでくれるかもしれません。
特に焙煎したてのコーヒーはスッキリしてるから、コーヒーのコクが苦手な人にはいいと思います。(コクをより楽しみたければ2~3日寝かせればオッケーです。)
なんでも「〇〇したて」(新鮮)というのはいいもんなんですね~。(しみじみ)
僕は「自家焙煎」10分かける価値はおおいにある、と思います!
あなたがコーヒー好きなら、その感動をぜひ味わってほしいし、きっと自家焙煎、やってみたら「楽しい!」って感じると思いますよ。
この無意識レベルの「楽しい」が、ゆとりや幸福度アップに貢献してくれるんですよね。(自分で人生にゆとりを創ろう。これが僕のモットーです。)
簡単だし、それでいて焙煎豆を家で買ってきて飲むのとは全くレベルの違う美味しさが楽しめる「自家焙煎珈琲」、ぜひやってみてください。
まとめ
自家焙煎の魅力が少しでも伝わっていれば嬉しく思います。
コーヒーの自家焙煎は
- かんたん(最初はテキトーでもできる)
- コーヒーの香りがサイコー
- 味も雑味が無くクリアでウマイ
- 焙煎すること自体、楽しい
- 経験・体験値アップでゆとり感・幸福感が増す
更に言うと、人に自家焙煎珈琲をふるまうと喜ばれます。
いいことばかりじゃないですか?(笑)
必要なのは
- コーヒー生豆
- 焙煎機(カフェパン)
- ザル
- コーヒーを淹れるドリップ機
たったこれだけです。
自家焙煎って、思ったよりお金はかからず(むしろ節約できて)、誰でも簡単にできるんです。
それでいて美味しくて楽しい。
追及するタイプの人だったら、自分好みの香りや味に調整できる楽しみもあります。
自家焙煎を人生の楽しい趣味のひとつとして、自分で人生にゆとりや幸福を生み出してみてはいかがでしょうか?
珈琲好きな人はもちろん、珈琲が苦手な人にもオススメできるのが、コーヒーの自家焙煎です。
では今日も人生にゆとりと幸福を!