ども、カフェラテを自分でおいしく作れるFPゆとらです。
ホットカフェラテはコンビニって人は多いと思います。
朝はやや肌寒いので、コンビニでホットのコーヒーやカフェラテを買って職場に持ち込むのが習慣、な~んて人も多くなりました。
コーヒーやカフェラテと言えば、スタバなど専門店派とコンビニ派、缶コーヒー派、ペットボトル派など様々だけど、【コンビニ派】も結構多いようです。
味や香りは専門店に負けるとしても、缶コーヒーやペットボトルと同じぐらいのお値段で買えて、缶・ペットボトルのカフェラテより本格的なのがコンビニカフェラテの特徴。
そこそこ美味しく飲めて、コスパがいいし手軽
ってことで、コンビニでカフェラテ派が増えてきています。
そこで、コンビニでホットカフェラテを買うならどこが一番美味しいのか?
大手コンビニがそれぞれ近くにあることを利用して、同時に一気に飲み比べてみました。
同時に飲み比べることで細かい違いもわかるはず。
今回は「ホットカフェラテ編」レビュー。
てなわけで、同日に主要コンビニ3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)のホットカフェラテを一気買いして、飲み比べてみました。
ちなみに僕は、かなり前から、最近増えてきている「自宅派(自分で淹れる派)」です。。。
毎日自宅でコンビニよりも美味い(笑)カフェラテを作って飲んでいるこだわり派の僕が、コンビニのホットカフェラテはどこが美味いのか?
各コンビニでのカフェラテの味や香りなどの違いをレビューしたいと思います。
コンビニカフェラテの値段と量に違いはあるか?
コンビニ名 | 値段(税込) | 量 |
---|---|---|
セブンイレブン | 150円(R) | 150ml |
ファミリーマート | 150円(M) | 180ml |
ローソン | 150円(M) | 170ml |
アイスカフェラテと違い、ホットカフェラテのお値段は各コンビニまったく同じ。
でもやっぱカフェラテの量は差があるんだよなぁ。
各コンビニ外観の違いはこんな感じ。
比較表の量の順番どおり、容器のサイズも
ファミマ → ローソン → セブンイレブン
の順に小さくなっていく。
背の高さはアイスのときと同じくファミマが一歩リードで、セブンイレブンが明らかに小さいです。
コンビニのホットカフェオレの味と香りは?
さて、最近ではコンビニカフェラテが認知され、やれコーヒーマシンはどこそこのだ、とかマシンが変わったから味が変わったとか、生乳100%だとか色々うわさされるが・・・
一番気になるのはやっぱり「美味しいのかどうか?」
つまり「味や香りがどうか?」ですよね。
味や香りに差がほとんど無いのであれば、一番近くのコンビニでいいし、差があるなら、多少遠くても好みのカフェラテ買いに行こっかな?ってなります。
ごく近場に主要コンビニがあることを利用して、同じ日の同じ時間に交互に飲み比べることによって、味と香りの差を詳細に体感してみました。
砂糖は入れた場合と入れない場合を比較しようと思ったのですが、カフェラテってことで、ミルクの甘さの小さな違いも感じてみたかったので、ホットカフェラテは【砂糖なし】で比較してみました。
セブンイレブン(セブンカフェ)
セブンイレブンのホットカフェラテは、飲む前に香るふわっとしたエスプレッソの香りは合格点。
アラビカ豆を100%使用とのことで定評あるセブンカフェ。
まずミルクの味がしっかり出ている。
そこにしっかりエスプレッソを加えた感があります。
セブンイレブンでは「セブンカフェ専用ミルク」を使用しているとのこと。
専用ミルクの甘さ・コク・風味がしっかり出るように、抽出時に熱の加え方が工夫されているらしい。
ひとくちめの感想は
おっ、やるな!
でした。
ただし!!
厳しめに言うと、ミルク(牛乳)のさらに奥の方に、甘ったるいコーヒーフレッシュのような風味がある感じがするのがやや残念。
これはアイスカフェラテのときと同じ。
で、これはセブンイレブンにバイトしている知人に聞いた話だが、専用ミルクだけを飲むと「かなり甘ったるくて飲めたもんじゃない」んですって。
これって果たして「牛乳」なのかな?
ひょっとして補糖してある「乳飲料」なんだろうか?
でもアイスカフェオレの時よりは違和感は強烈ではないし、しっかりミルク感があって第一印象はいいです。
が、やっぱりミルクがまったりとして甘すぎるような。。。
そして、これは冷めてくるとよりハッキリしてきます。
正直、熱い・暖かいうちはミルクが美味しく感じるが、冷めると甘ったるいコーヒーフレッシュ感が顔をのぞかせてしまう。
ちなみにコーヒーフレッシュというのは、中にミルクは全く含まれておらず、水と油でできています。
そして欧米では禁止されているぐらい体に悪い「トランス脂肪酸のかたまり」です。
極端に言ってしまうと、プラスチックのような成分でできているのです。
セブンイレブンのカフェラテは、アイスもホットもフレッシュのようなまったり感(甘ったるさ)が感じられて仕方ない。
※コーヒーフレッシュと同様の成分が入っているかどうかは定かではありません。
というか、むしろセブンイレブンのカフェラテやコーヒーに使うミルクは、
コーヒーフレッシュ感を出そうとしているのかもしれない。
(巷のコーヒーはフレッシュを入れて飲む人も多いから・・・。)
ただ、アイスの時よりは甘ったるさは「はるかにマシ」です。
熱いうちに飲み切ってしまう場合、あまり気にならないです。
ということで、ややミルクにクセがあるが、「カフェラテ」感はしっかりしています。
つまりミルクとエスプレッソのバランスはしっかりしてるので、一定の水準にあると言っていいでしょう。
ある意味、この「専用ミルク」がコクがあって美味しいと感じられるかどうかで賛否がわかれそう。
【セブンイレブンのホットカフェラテの特徴】
- ミルクにコクがあり、エスプレッソの濃さもしっかり感じられるのは好感が持てる。
- ミルクは冷めてくるとフレッシュっぽい不自然な甘ったるさがする。(正直まずくなる。)
ファミリーマート(ファミマカフェ)
ファミリーマートは2018年10月上旬から順次、新型コーヒーマシンを導入。
今まで以上にふわふわのフォームドミルクなのが大きな特徴。
お値段は他社と同じで量は多め。
これで美味しければコスパでファミマ優勢となるが果たして。
ファミマのホットカフェラテの場合、飲む前に容器からただよう味と香りは、う~ん正直イマイチ。。。
飲んでみると「カフェラテ」というより「コーヒー」感が強い印象。
従来エスプレッソ方式のマシンだったのをドリップ方式のマシンに変更したため??
そしてファミマのホットカフェラテは、他社に比べて明らかに「苦い」。
苦いのは良しあしだけど、残念ながらエスプレッソの香り高い苦さじゃないなぁ。。。
ファミマのコーヒーマシンはエスプレッソが苦手なのかもしれません。
もしくは、使用している豆がエスプレッソ用にローストされたものではないのではないのか。
個人的には香り・コクとも正直モノ足りない。
ただ好意的にとらえると、ファミマはスイーツと一緒に飲んでほしいと思っているのかもしれないです。
なので、「甘いスイーツ(と言っても、かなり甘めのスイーツ)に合わせるにはちょうど良い苦さ=スイーツの甘さとちょうど調和する苦さ」なのかも?
ひょっとすると、そういう需要を見込んでの・・・
いや、ファミマのスイーツを買わせる戦略?
てか新型マシンで、カフェラテよりレギュラーコーヒー(数多く出る?)の質を重視したのかも??
ファミマの初代カフェラテ、かなり美味かった記憶があるんだけどなぁ。。。
【ファミマのホットカフェラテの特徴】
- 香り・コクともモノ足りない。
- 他社より苦く、カフェラテというよりコーヒー感が強い。
- ファミマの極甘スイーツと一緒に飲むなら合うかも。
ローソン(マチカフェ)
ブラジルイパネマ農園産とレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用しているのがローソンの特徴。
ローソン独自の資格「ファンタジスタ」(なんじゃそりゃ!?)を持った店員さんが作ってくれるそうだ。
だから「マチカフェ」なのかな?
カフェラテはマシンが作るわけで、味や香りには影響しないと思うのだけど。。。
アイスカフェラテの印象は良かったローソンだが、ホットカフェラテの方は果たしてどうだろうか。
うん、悪くない。
悪くないけど「うまいっ!!」と叫ぶほどでもない。(ま、値段も値段だし。。。)
ファミリーマートに比べ、ローソンのホットカフェラテの方がミルクもしっかりと感じられ、エスプレッソもまずまず。
ローソン店外にある旗に「生乳100%だから、おいしい」とあったが・・・。
ということは、
ローソンじゃないコンビニって100%生乳じゃない、ってことなの?
たしかにセブンイレブンは「専用ミルク」という呼び名だったな。。。
・・・それはさておき、ローソンのホットカフェラテはバランス良く仕上がっています。
ミルクに変なクセも無いし、飲みやすいカフェラテです。
人によっては「あまり特徴がない」と思われるかもしれない。
【ローソンのホットカフェラテの特徴】
- 生乳100%使用でバランス良し。
- これと言った特徴はないが、ミルク・エスプレッソ感も及第点。
コンビニのホットカフェオレ飲み比べ~まとめ
コンビニ各社のホットカフェラテの飲み比べはいかがだったでしょうか?
どこのコンビニも価格を考えるとマズイってことはなく、おおむね健闘していると言っていいかと。
ただ残念なことに、どこも「とびきりうまい!」って感じでもなかったのはハッキリ言っておくべきか。
それでもセブンイレブンは香り高かったし、ローソンは無難だがバランスが良かったです。
ひとつ言えるのが、
ホットカフェラテは、アイスカフェラテよりもコンビニ各社の味・香りとも差がハッキリしている。
熱い(暖かい)ため、湯気としてエスプレッソやミルクの香りがより出やすいのだと思います。
コクがあり香りがいいセブンイレブン。(専用ミルクは好みがわかれそう。)
苦味が強いファミリーマート。(極甘に合うかも。スイーツも買わせる戦略?)
バランスがいいローソン。(テイクアウト用紙袋はナイス!)
ホットカフェラテの場合、アイスの時よりも、その日の体調や用途などで欲しくなるカフェラテが違ってきそうな気がします。
香り高いカフェラテを飲みたいときはセブンイレブンで、冷めてミルクの変なクセが出る前の熱いうちに飲み干したいところ。
スイーツと一緒ならさっぱり苦めのファミリーマートがクドさがなく意外に合いそう。
テイクアウトして、職場で仕事中にデスクのお供としてチマチマ飲むなら、バランス良く冷めても安定感のあるローソンでしょう。
一応個人的な美味しいコンビニホットカフェラテランキングは以下のとおり。
もちろんあくまで個人的な見解ですが、参考にしてみてほしい。
おまけ:美味しいホットカフェラテを飲むなら自作しては?
ちなみに自慢じゃないけど、自分で作るカフェラテやカフェオレはコンビニのより各段に美味しい。
コーヒー豆・粉もエスプレッソ専用のものなど自分で選べるので、自分好みの味・香り・濃さに仕上げることができるから。
長い目でみたら、コスパが一番いいのは自分でおいしいカフェラテをつくること。
いつでも好きなときに美味しいカフェラテが飲めるので、日々の生活が「豊か」にもなります。
僕が使っているのはデロンギのエスプレッソマシン「マグニフィカS」。(アマゾンが安い!)
「マグニフィカS」は、カフェやビストロなど、業務用としても使われていて信頼感バツグン。
コンビニやカフェよりおいしいカフェラテが自宅で作れる。
そう思うと、なんだかワクワクしませんか?
好きなときに作って飲めるってのも、控えめに言ってサイコーです。
おうち時間が多い人は、新しいワクワクアイテムの一つとして「マグニフィカS」を取り入れてみてはどうでしょうか?
こういった小さなワクワクが、退屈な毎日を輝きと潤いのある一日に変えてくれると思いますよ。
美味しく作るちょっとしたコツや豆の選び方も紹介しているので、良かったら次の記事も参考にしてみてください。
では今日も「ゆとり」ある豊かな一日を過ごしましょう。