賃貸契約を結んだ際、そういえば火災保険も一緒に入った記憶があるな。
言われるまま入って、2年ごと更新してるけど、あれって見直せるの?
とお考えなら、さっさと見直しを実行してください。
賃貸の火災保険は言われるまま入ると大損なのです!
ひょっとして「2万円」ぐらい保険料払っていませんか?
賃貸の火災保険は自分で加入すると、もっとお安くできます!
最も保険で見直しやすいのが「賃貸入居者向け火災保険」なのです。
見直しのポイントをお伝えしていきます。
賃貸火災保険は〇〇少額短期保険で入っていないか?
まず確認してほしいのが、今入っている賃貸の火災保険会社です。
賃貸契約の際に業者に言われたまま加入しませんでしたか?
また「〇〇少額短期保険」となっていませんか?
それなら見直しの余地大です!
なぜなら保険料が高いからです。(注:少額短期保険でも安い会社もあります。)
ちなみに賃貸火災保険の保険料相場は1~2万円(2年間総額)ぐらいです。
「少額短期保険会社」は、万が一保険会社が破綻しても補償はありません。
民間の大手保険会社なら破綻しても最低80%は補償される仕組みになっています。
ほとんどの入居者は言われるまま賃貸入居者用火災保険に加入している
ほとんどの賃貸入居者は、賃貸契約の際に「火災保険も入ってくださいね」と言われて、賃貸契約と同じ2年の火災保険に入ることになっています。
その際、業者に言われるまま火災保険を契約することがほとんどと言えるでしょう。
もし賃貸契約がこれからなら
「自分たちで火災保険選んでもいいですか?」
と必ず聞いてください。
すでに契約してしまった人も安心してください。
火災保険は途中で解約しても月割りで保険料が戻ってくる仕組みになっているので、途中で見直しも有効です。
賃貸入居者向け火災保険に入るなら、正直言って補償内容は似たり寄ったり。
僕のおすすめは、民間保険会社である損保ジャパンの『THE家財の保険』です!
ムダな補償を省いて、必要な補償だけにすれば損保ジャパン『THE家財の保険』は安いですよ。
特に「鉄筋コンクリート造」(M構造)のマンション・アパートの賃貸なら、ほぼ間違いなく安くなると思いますよ!
賃貸の火災保険は入らないといけないの?
そもそも賃貸の火災保険入らないといけないの?
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん加入したほうがいいです。
というのも、万一部屋に損害を与えた場合、賃貸部屋を入居時と同じ状態にする「原状回復義務」というのがあるからです。
経年劣化部分に関しては入居者に原状回復義務はありませんが、不注意で損害を与えた部分などは入居者の方で自己負担する必要があります。
なので「借家人賠償責任補償」という特約を付けて、賃貸であっても火災保険に入ってください、と言われるわけですね。
強制ではありませんが、ほとんどの方は加入していると思います。
賃貸火災保険見直し注意点
必要なのは「借家人賠償責任補償」
先述の通り、賃貸入居者が火災保険に入る理由は、どちらかというと「オーナーのため」という側面が大きいです。
自分たちの家財にも保険はかかるわけですが、必須なのはオーナーのため、というわけですね。
入居者の不手際により、賃貸オーナーに損害が生じた場合に備えて、保険でカバーしておこう、ということで加入させられるわけです。
そこで必要になる補償は「借家人賠償責任補償」という特約の補償です。
ワンルームなら1000万円、1LDKでも通常2000万円もあれば十分でしょう。
念のために業者を通じてオーナーに確認してもらうといいですよ。
それ以外は自分たちの「家財」、つまり家にあるモノへの火災や水災等への補償です。地震保険もつけることができます。
ただし、それらはあくまで自分たちのモノに対してであって、火災や地震が起きて賃貸建物が損壊しても、入居者の責任ではなく、本来オーナーが自分で保険をかけてカバーすべき部分になります。(実際、オーナーは火災保険に入っていることがほとんどです。)
とうわけで、滅多に使う事のない「借家人賠償責任補償」のために賃貸契約時に火災保険に加入することになります。
自分たちの「家財」に大きな金額の補償をつけなければ、民間保険会社の賃貸入居者向け火災保険の方が大幅にお安くできているんですんですが、あまり紹介されることはありません。
不動産業者さんの手数料の関係ですね。。。
個人賠償責任補償は最低1億円。他の保険についていないか確認を
あと賃貸火災保険で重要になる補償が「個人賠償責任補償」です。
日常生活において他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして法律上の損害賠償責任を負った場合に補償する保険です。
例えば、次のような場合に使うことができます。
- 自転車運転中に誤って通行人にケガをさせてしまった場合
- 子どもや飼っているペットが他人を傷つけたりモノを壊してしまった場合
- 線路への立入り等により電車等を運行不能にさせた場合
- マンションで選択中にホースが外れ、階下に水を漏らしてしまった場合
などです。
保険会社によっては、国内だけでなく海外での事故も補償の対象になることもあります。
保険会社によっては「日常生活賠償補償」と名称が異なります。
この「個人賠償責任補償」については、個人的には火災保険に付けておくのが一番良いと思っていますが、重複して加入しているケースもありますので、ムダになっていないか確認しておきましょう。
また「個人賠償責任補償特約」を付帯する場合、最低でも1億円は付けておいた方がいいです。
その他賃貸入居者用火災保険のポイント
さぁそこまで気づいたら、業者を通じて「火災保険を見直してもいいか?」と念のため確認をしましょう。
「ダメです。」とは本来、法律上言えないことになっています。
契約の自由がありますからね。
ただ「借家人賠償責任補償は1500万円にしてください。」とか、オーナー側から注文がつくことはあります。
見直しがOKとなったら、ほけんショップへ行って見積を出してもらうか、最近では『ほけんのAI』という、写真を見せながらアドバイスを受けられるサービスも始まっていますので、使ってみてはいかがでしょうか?
「鉄筋コンクリート造」(M構造)のマンション・アパートだと、半額ぐらいになることもしばしばありますよ。
まとめ
「ほけんの見直し」は今トレンドではありますが、賃貸入居者用の火災保険は放ったらかしになっているケースがよく見られます。
一番かんたんに見直しできる保険が「賃貸入居者用火災保険」です。
〇〇少額短期保険の火災保険に入っている、心当たりがあるという方は、一度見直しを検討してみましょう。
ポイントはオーナーさんのために「借家人賠償責任補償」を付けること。これだけでOKです。
もう一つ上げるとすれば「個人賠償責任補償特約」を、自動車保険や傷害保険など、他の損害保険に付けていないなら、火災保険につけておきましょう。(値段は安い特約です。)
きっと節約できますよ!
浮いたお金でちょっと美味しいごはんでも食べに行ってください。
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