テレビの音質改善~サウンドバーデノン「DHT-S216」はオススメできるか?

ども、オーディオ大好きゆとらです。

最新のテレビに買い替えて「画質」には満足しているけど、「音が物足りないな~」と思っていないだろうか?

正直テレビのスピーカーの音って「しょぼい」。

せっかく迫力ある大画面で映画を見ても、音がしょぼければ感動も薄れてしまう。

普段のテレビ番組の音であっても、聞き取りにくいと感動が薄れるのは同じだ。

テレビがどんどん薄型化してるから当然大きなスピーカーを付けられないわけで、薄型テレビは音質的にはどうしても不利になる。

これはある意味仕方ない部分なのだが、音は「サウンドバー」(またはシアターバー)を導入すれば大幅にUPする。

サウンドバーは値段もピンキリだが、せっかく購入するのならできるだけコスパよく満足できるものを選びたい。

とはいえ、サウンドバーにそんなに高いお金を払うのもどうか?

といったわけで、予算2~3万円ぐらいが個人的にはサウンドバー購入の妥当なラインだと思うがどうだろうか?

(もっと出すなら、本格的なサラウンドシステムを組んだ方がいいと思うのだ。)

テレビの音質にガッカリの僕は、特に値段と音質のバランスに優れ、ピュアオーディオ的な思想で人気のデノンDHT-S216を導入することになった。

「DHT-S216」を毎日使っている僕が、良い点悪い点含め、本音で音質や使い勝手をレビューしたい。

サウンドバー購入を検討されている方はぜひ参考にしてほしい。

目次

デノン「DHT-S216」はなぜ人気があるの?

どうしてサウンドバーの中でもデノン「DHT-S216」の人気が高いのかというと、「高音質なのに手頃な価格」という点だろう。

デノンのサウンドバーは、フラグシップモデルの「DENON HOME SOUND BAR 550」(8万円台)を筆頭に、「DHT-S316」(2.5万円)「DHT-S216」(2万円ちょい)と3種類用意されている。

「DHT-S216」はいわゆるエントリーモデルなので、一番お値段が手ごろで買いやすいモデルだ。

エントリーモデルということで音質も一番「それなり」でしかないように思われるかもしれないが、そうではないところが人気の秘密だ。

「DHT-S216」はエントリーモデルにもかかわらず、開発にはデノンのサウンドマネージャー山内慎一氏が初期から関わって仕上げた初のモデルである。

山内氏が手掛けたモデル=「音が良い」というのは、オーディオ好きの間ではよく知られる事実だ。

実際音が良く価格も手ごろで「コスパが良くお買い得」という、多くのユーザーのニーズを満たしたモデルが「DHT-S216」で、サウンドバーの中でもとりわけ人気が高くヒット商品となった。

まぁ「ちょうど良い」という感じなのだ。

値段が高くて音が良い、というのはある意味「当たり前」だからね。

デノン「DHT-S216」の音質レビュー

「DHT-S216」は、サウンドマネージャーの威信をかけて開発したサウンドバーだけあって、エントリーモデルとは言えまったく手抜きが無いのが素晴らしい。

まずサウンドバーの基本となる「音質」がお小遣いで買える価格からはかなりレベルが高い。

あえて手頃な価格で出して『デノンのサウンドバーを広く知ってもらおう』という意図が強く感じられる意欲的かつ戦略的なモデルと感じる。

サウンドバーと言えば、デノンよりもヤマハ・ソニー・BOSEあたりがリードしているイメージがあるからだ。

「DHT-S216」は、 あえて本格的なオーディオを聞くための「ピュアモード」を搭載。

「ピュアモード」 = サラウンド処理を一切しない音の純度を上げるモード。

正直、ピュアモードで音を出したら

ゆとら

サウンドバー舐めてました。スイマセン。

と嬉しい驚きとなった。

テレビの音を上げる=声を聞き取りやすくしたい、プラス、映画をもう少し迫力ある音で楽しめたら・・・でも値段2万円だし、本格的に音楽を聴くには物足りないだろうな・・・

なんて考えていたのだが、そんな僕の考えを見事に打ち砕いてくれたのだった。

2万円のサウンドバーでこんなに本格的な音が聴けるとは・・・いい時代になったもんだ。

「DHT-S216」は、普通に「良いスピーカー」と言える。音楽がちゃんと良い音で聴けるのである。

僕は音質にソコソコこだわりがある方なので、ある程度は音の聴き分けにも自信があるほうだ。

これならHi-Fiオーディオ派にもある程度受け入れられるだろう。(マニア以外ね。)

ただし、このサウンドバー「DHT-S216」は、小音量だと本領を発揮しにくい、とも感じる。

もちろん、小音量でも音が聞き取りやすくはなるが、あくまで音質的なことで言うと、ある程度の音量から、デノンらしさであるビビッドでスペーシャスな音質が顔を出してくるのだ。

で、個人的にはサブウーファーが一体型なのがポイント高い。

それなりの低音を稼ぐためどうしても別途専用サブウーファーが付いてくる、というサウンドバーは意外と多い。

デノンのサウンドバーでも上位モデル「DHT-S316」は、専用のサブウーファーがセットとなっている。

この「サブウーファー」の別置きスタイル、正直言ってインテリアの邪魔なのだ(笑)

ゆとら

家族(主に奥さん)にも嫌がられるのではないかと思うぞ。

なので「DHT-S216」のシンプルなサウンドバー1本(サブウーファーは工夫して内臓)というスタイルは大歓迎で、それも人気の理由のひとつとなっている。

むしろでかいサブウーファーがあるせいで音がボワつく、近所迷惑、というのが無い分、好印象ですらある。

対抗馬として、同価格帯だとJBLやヤマハ、ソニーあたりのサウンドバーも比較対象に上がると思うが、「この価格帯のサウンドバー」においては、音質的な観点から、デノン「DHT-S216」はオススメできる。

なぜならデノンの「しっかりした低音に支えられたキレのある分厚めの音質」がサウンドバーの用途にピッタリと思うからだ。

僕はホームシアターはヤマハのAVアンプで組んでいて、ヤマハの音質はナチュラルで気に入っている。

が、それはあくまで何本ものスピーカーに囲まれた場合の音質として、である。

ヤマハのしっとりした綺麗めでナチュラルな音質だと、多くのスピーカーから音が出るホームシアターでも聴き疲れしない。

だがシンプルなサウンドバーのキャラとしては、やや薄味になりがちで、ミスマッチと思えてしまう。

もっと高価格のサウンドバーならヤマハのビーム式でリアルなサラウンドが楽しめるものもあるにはあるが、ちと、というか「かなり」お値段が高い。(だったらAVアンプ買って本格システムを組んだ方がいい。)

JBL「BAR 5.0 マルチビーム」というビームフォーミング方式のサウンドバーがコスパが良くおすすめできる。デノン「DHT-S216」より少し値は張るが、こちらも悪くない!

JBLはしっかりした低音に支えられた音質という意味で、サウンドバーというキャラにピッタリで、特に映画鑑賞に合う。

デノン「DHT-S216」の機能はどう?

デノン「DHT-S216」の機能は、必要にして十分という感じ。

サラウンド機能としては「DTS Virtual:X」という最新の規格が準備されているし、「Movie」「Music」モードも用意されている。

「Bluetooth」機能もあるので、スマホやPCから音楽を聴くこともできる。

テレビにHDMI(ARC)端子があれば、テレビとHDMIケーブル1本で接続可能だし、セッティングは非常に簡単。(HDMI端子がARC未対応なら光端子で接続可能)

そもそも「サウンドバー」にあれこれ機能があっても、切り替えて使うことは意外と少ない。

シンプルで音質が良い方がメリットが大きいと思うが、いかがだろう?

ただサウンドバーを検討している方にとって、音質同様気になるのが「サラウンド効果」だと思う。

本格的なサラウンドシステムを組むことができないので、サウンドバーで擬似サラウンドを楽しめないか?と考える人は多い。

そこに関しては「DTS Virtual:X」がどうか?ということになってくるが、感想としては「それなり」だ。

あくまで2.1chのスピーカーなので、5.1chのように後ろ側に音が完全に回り込むというのは難しい。

後ろに壁があればそれっぽく聞かせてはくれるのだが、AVアンプでキチンと組んだときのサラウンドと比べると効果は期待しないほうがいい。(ビーム方式でも、リアルな5.1chとは異なる。)

だが「DHT-S216」には、それを補ってあまりある「音質」と「設置しやすさ」、そして「値ごろ感」がある。

何個もスピーカーを置かずとも、「DHT-S216」をテレビの前にポンと置くだけで手軽に音質がアップでき、それなりのサラウンドが楽しめるのだ。

ちなみに「しっかりした音質」だと、ステレオ(2チャンネル)であっても、それなりのサラウンド感が出ることはご存知だろうか。

なのでサラウンドと言っても「音質」が非常に大切になってくるのだが、その点において「DHT-S216」は手抜かりが無く、ヘタなサラウンドよりも好ましいサラウンド感になる可能性を秘めたサウンドバーと言っていい。

「DHT-S216」の良くない点・デメリットは?

「DHT-S216」のデメリットは、やはり上記のサラウンド効果だと思う。

AVアンプを用意してサラウンドを組んだ場合と比べれば、当然ではあるがサラウンド効果は薄い。

サラウンド効果を一番に考えての購入は、期待外れになる可能性があるからやめておいた方がいいだろう。

ただし、これは他のサウンドバーを含めて全サウンドバーに言えることだ。

キチンとしたサラウンドで聴きたいのなら、やはりキチンとしたシステムを組む必要があるということだ。

僕の場合、リビングはスペース等の問題で「有機ELテレビ+サウンドバー」。

寝室兼シアタールームで、プロジェクターやAVアンプ、複数のスピーカーで「ホームシアター」を組んでいる。

予算やスペースが許すなら「ホームシアター」をおすすめしたいところだが、スペースの問題で組めないケースも多いので「サウンドバー」が売れているワケだし、だから「サウンドバー」を検討しているのでは?

なら「DHT-S216」は良い選択だ。

※少しでもサラウンド効果を高めたいなら、デノン「DHT-S216」より値段は張るが、上記のJBL「BAR 5.0 マルチビーム」をオススメする。(ただし壁の位置など環境はかなり重要になる。)

デノンも先述のとおり「DENON HOME SOUND BAR 550」という、無線のサラウンド用リアスピーカーを追加でき、本格シアターに発展できる最上位モデルを準備しているが、いかんせん高い!高すぎる!

ピュアモード搭載で「DHT-S216」と同様の思想で設計された上位モデルなので、音質には期待できると思うし、リアスピーカーも追加可能とのことだが、サウンドバーにここまでの値段出すのは正直コスパが悪すぎる。

とびきりの高音質でない限り「サウンドバーに出す金額じゃないな。」と思うのは僕だけではないハズだ。

僕だったら同じ値段出すなら、薄型AVアンプと小型スピーカーでも買って準本格シアターシステムを組もうと思ってしまうかな。

デノン「DHT-S216」まとめ

コロナ禍で、家で楽しめるホームシアターやサウンドバーが改めて注目されている。

デノン「DHT-S216」は、その中でもコスパが良い、というだけでなく、設置性や音質についても欠点の少ないモデルだと実感している。

薄型テレビの前に置いても邪魔になりにくいデザインと、サブウーファーを別置きしなくてもいい、という利点は、奥様の理解も比較的得やすいのではないかと思う。

テレビを付けていない時にもブルートゥースで音楽を聴いたりできるので、毎日の生活が便利で豊かなものになるだろう。

このブログのテーマである「ゆとり」という観点からもピッタリだ。

デノン「DHT-S216」は約2万円ぐらいで買えるというのがポイント。

コストを考えると十分に元が取れるどころか、お釣りがくるほど使い倒せる「高コスパ」サウンドバーなので、この値段で早く幸せになっちゃおう。

テレビはもちろん映画や音楽を存分に楽しんだほうが毎日に潤いが出ていい、と個人的には思うのだが。

そしてサウンドバーで楽しさに気づいたら(かつ予算とスペースに余裕があるなら)、ぜひ本格的な「ホームシアター」にもチャレンジしてほしい。

毎日に少しのワクワクを取り入れて、人生を楽しむ工夫をしよう。

自分の人生だから「つまらない」なんて言わず、主体的に「楽しみ」を見出していってはどうかな?

ホームシアターは、その中でも、かなり贅沢な幸せで、本格的なものだと高価になるが、サウンドバーで、まずその楽しさを体感してみよう!

きっと人生が今より豊かになるはずだ。

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