ガンダムファンの間で人気を集めている日本酒があります。
それが『作 恵乃智(ざく めぐみのとも)純米吟醸』。
清水清三郎商店が醸す純米吟醸として、その親しみやすい名前(ザク)とともに評価は年々高まっています。
ガンダムファンに人気というのは冗談で、ZAKU(ザク)という名前が、ガンダムに出てくるあのザクを想起させるのですが、ちゃんと日本酒ファンの間で注目を集める日本酒です。
本記事では、『作 恵乃智 純米吟醸』の特徴や味わい、そして日本酒ファンからの評価について、詳しく解説していきます。
『作 恵乃智 純米吟醸』の味わい
私が初めて『作 恵乃智 純米吟醸』に出会ったのは、行きつけの居酒屋で三重県の日本酒のおすすめとして飲ませてもらった時になります。
一口飲んだ瞬間から、そのフルーティさ、洋梨のような甘いけど爽やかな香り、ちょっと甘味を感じる酸味で、ついぐいぐいいってしまいました!
三重県のお酒でいいお酒ない?
と聞かれたら、真っ先にあげたくなるのがこの『作 恵乃智 純米吟醸』です。
作 恵乃智の特徴
『作 恵乃智』は、三重県鈴鹿市の清水清三郎商店が醸す純米吟醸酒になります。
精米歩合60%まで磨き上げ、キレと透明感ある味わいに仕上げています。
特筆すべきは、酒米の調達から醸造、熟成に至るまで、一切の妥協を許さない徹底したこだわりです。
香りと味わい
グラスに注いだ瞬間から、華やかな吟醸香が立ち昇ります。
フルーティーでありながら上品な香りは、まさに吟醸酒の極みです。
口に含むと、まず感じるのは繊細な甘みと透明感のある味わい。
甘味、旨味、酸味が絶妙なバランスで調和しており、後味には心地よい酸味が残りますが、スーッとキレていきます。
温度による味わいの変化も楽しめ、冷酒から常温、さらには燗をつけても、それぞれに異なる魅力を見せてくれる懐の深さもあります。
専門家からの評価
日本酒の専門家からの評価も非常に高く、Kura Master 2023 純米酒部門で『作 恵乃智』が プラチナ賞TOP5に入賞しています。
また2023年、世界酒造ランキングでは堂々の第4位です!
特に評価が高いのは以下の点です。
まず、米の旨味を最大限に引き出しながらも、決して主張が強すぎない絶妙なバランス感覚です。
おそらく、日本酒が好きな方が飲めば、まずほとんどの人が「おいしい」と答えるであろう好バランス。
純米吟醸でありながら、食事との相性も抜群で、様々な料理に寄り添える懐の深さも高く評価されています。
市場での評価と人気
『作 恵乃智 純米吟醸』の市場での評価は年々高まっているように思います。
特に日本酒通からの支持が絶大です!
入手困難なプレミアム酒としての側面も持ちながら、その価格帯を考えれば十分なコストパフォーマンスを備えているという評価も多く聞かれます。
特に海外での評価も高く、欧米やアジアの日本酒愛好家からも高い支持を得ています。
国際的な品評会でも数々の賞を受賞し、日本が誇る最高級の日本酒として認知されています。
料理とのペアリングでは、繊細な味わいの刺身や鮨はもちろん、和食全般との相性が抜群!
特に脂の乗った魚や軽い塩味の料理との組み合わせは、少し酸味ある『作 恵乃智 純米吟醸』の特徴を存分に引き出してくれます。
醸造へのこだわり
『作 恵乃智』の卓越した品質を支えているのは、清水清三郎商店の徹底した醸造へのこだわりです。
酒米の選定から精米、仕込み、熟成に至るまで、一切の妥協を許さない姿勢が、この卓越した品質を生み出しています。
蔵人たちの技術と経験、そして情熱は特筆に値します。
伝統的な製法を守りながらも、現代の技術を取り入れることで、常に最高品質を追求し続け、変化にも柔軟に対応しようという姿勢が、世界第4位の酒造となった理由でしょう。
今後の展望
『作 恵乃智 純米吟醸』は、既に確固たる評価を得ている一方で、さらなる進化を続けています。
気候変動による米質の変化や、消費者の嗜好の変化にも柔軟に対応しながら、常に最高品質を追求する姿勢は、これからさらに多くの日本酒ファンから支持を集めそうです。
飲むなら、まだ比較的手に入れやすい今かもしれませんよ?
まとめ~作 恵乃智 純米吟醸の真価
『作 恵乃智 純米吟醸』は、単なる高級酒という枠を超えて、日本酒の可能性を示す存在でもあります。
その繊細かつ深い味わいは、日本酒の素晴らしさを国内外に伝える架け橋となっています。
飲む人の心を掴んで離さない魅力、そして時代とともに進化を続ける姿勢は、まさに現代の名酒!
日本酒ファンの方はもちろん、これから日本酒を深く知りたいという方に、ぜひ一度は味わっていただきたい一本です。
『作 恵乃智 純米吟醸』に出会えたら、一度飲んでみることをおすすめします。
その一杯一杯が、贅沢でゆとりあるひとときを演出してくれますよ!