画面が綺麗な有機ELテレビどれがいいのかな?
「有機ELテレビ」の選択肢が増え、迷うことも多くなってきましたよね。
そこで、初めての有機ELテレビで「これなら間違いない」というおすすめのランキング「ベスト3」を家電マニアFPの僕が紹介します。
なお「有機ELテレビ選択のポイント」を先に見ておいていただくと、より選びやすくなりますよ。
これを見ておけば「しまった!」と後悔せずに有機ELテレビを購入できるハズです。
■第一位■パナソニック VIERA(ビエラ)TV-55Z95A
第一位は、パナソニックの最新4K有機ELテレビVIERA(ビエラ)の最新フラッグシップモデル『TV-55Z95A』。
初めての有機ELテレビなら、総合力トップのパナソニックビエラだと後悔が少ないです。
有機ELテレビ最高画質を極めたプレミアムモデルで、有機ELテレビの弱点であった輝度を大幅にアップさせた最新のLG製マイクロレンズ有機ELパネルを搭載し、パナソニック独自に開発したデュアルメタルヒートレス構造によりマイクロレンズ有機ELの性能を更に引き出すことに成功しています。
新世代AI高画質エンジン「HCX PRO AI PROCESSOR MK Ⅱ」と最新世代のマイクロレンズ有機ELパネルと、360°立体音響サラウンドシステム+で画質・機能・音質とも隙がなく、長く使えるモデルに仕上がっています。
立体音響技術「ドルビーアトモス」の音場を再現したサラウンドシステムは、系列の「Technics」(テクニクス)がチューンしているという凝りよう。
フラッグシップモデルだけあってお値段も高いように見えますが、性能を考慮するとその割にはお値段は控えめなところも素晴らしいです。
ネットだと家電量販店で購入するより数万円安く買えることもあります。
僕は実際、55型有機ELテレビをアマゾンが買いましたが、「設置回収サービス」を使って、なんの問題もありませんでした。
黒の引き込み具合、白の明るさ、ノイズの少なさ、グラデーションの美しさ、色味のナチュラルさなど、豊かなコントラストと色彩感で全体的に画質は高レベルでウェルバランス。
「これぞ有機EL」というハイパフォーマンスモデルに仕上がっており、何の文句もでないモデルと言えます。
最新ゲーム機にも対応できる仕様で、初めての有機ELテレビに文句なしのベストバイで、長く使えるモデルです。
■第二位■ソニー BRAVIA(ブラビア)XRJ-55A95L
第二位は僅差でソニーの有機ELテレビBRAVIA(ブラビア)XRシリーズの最新モデル『XRJ-55A95L』。
ソニーの有機ELテレビは、見た目を引くやや派手めな映像で好みがわかれます。
はまる人はドはまりする色味が濃くシャープな解像感があるインパクトの高い映像が好印象です。
最上位プレミアムモデル『XRJ-55A95L』は、QD-OLEDというサムスン製の最新パネルを使用しており、パナソニックと同じく輝度の高い画像と、発色の良いパネル性能を存分に引き出しています。
また画面から音が出る「アコースティックサーフェス オーディオプラス」が秀逸で、有機ELの中でも他社より高音質かつ映像と音との一体感がある、というのが優れたポイントでもあります。
PS5を開発するソニーなので、ゲーム機との相性もバッチリです。
■第三位■シャープ AQUOS(アクオス)4T-C55GS1
第三位はシャープの有機ELテレビAQUOS(アクオス)の最新モデル『4T-C55GS1』。
シャープは伝統的に「液晶テレビ」に力を入れており、有機ELテレビは後発組です。
販売当初はLGディスプレーの有機ELパネルを使い、無難に仕上げた何の変哲もないモデルだった(失礼!)のですが、途中から方針転換したのか、ここのところ画質が大幅向上しています。
画質向上に大きく貢献しているのが、サムスン製QD-OLEDと呼ばれる「量子ドット有機ELパネル」です。
ソニーのフラッグシップモデルにも使われているパネルですね。
この素性の良いパネルを新開発のエンジン「Medalist S5X」で使いこなしグングン評価を上げてきています。
またその性能の割に価格競争力があり、他社より安く販売されていることが多いのも魅力です。
後発組のため、ソニー・パナソニック・東芝という国内三強と、パネルメーカーでNo.1のLGに対抗しようと思うと、シャープも頑張らざるを得ないのでしょうね。
ソニー・パナソニックに負けない画質なのに値段が安くコスパに優れグッドなモデルです!
まとめ~有機ELテレビベストバイ以外の比較も検証
第一位から第三位までベストバイとして、初めての有機ELテレビのおすすめランキングベスト3をご紹介してきました。
ひょっとするとこれら以外にコストが抑えられるモデルがどうか?
と思っている方もいるかもしれないので、まとめと一緒に少し補足します。
例えば、有機ELディスプレイ供給元の「LG」や、東芝映像部門を傘下におさめコスパ良好の「ハイセンス」、ヤマダ電機の独占販売「FUNAI」(フナイ)など。
これらブランドは、有機ELディスプレイ供給元で一日の長がある「LG」を除き、ベストバイトップ4であるパナソニック・ソニー・東芝・シャープと比較し、有機ELテレビへの力の入れ具合や技術的な面から画質的にも上にあげたモデルに遠く及びません。
有機ELテレビは、パネル自体がそもそも高画質ですが、最新パネルは革新的なMLA-OLED(マイクロレンズ有機EL)やQD-OLED(量子ドット有機EL)など、目を見張る高画質パネルが採用されてきていますので、今はそういったパネルを採用したモデルを選んでおくと、長く使えて良いですよ。
やはり画像処理エンジンでは先行組パナソニック・ソニー・東芝・LGの力の入れようが違いますし、シャープも力はあります。
よって、いくら安くても「フナイ」「ハイセンス」は避けた方がいいですよ、と家電マニアとしては申し上げておきます。
あと「なぜ東芝レグザが入っていないんだ!」という方は下記の記事もぜひ参考にしてください。
有機ELテレビは一度購入すると長い間買い替えない方が多いと思います。
よって、ベストバイ3機から選択するのが長期的にみて結局はコスパ大ってことになりますよ。
最新「有機EL」ならではの高画質で、ワクワクする「ゆとり」を持てる毎日を楽しんでいただければ幸いです。