ども、コスパにこだわるFPゆとらです。
個人的にダン・ブラウンの最高傑作と感じる『ロスト・シンボル』(ドラマ映画化)の謎(伏線)・疑問点について解説したい。
『ロスト・シンボル』は、謎が謎を呼ぶ長編のため映画化はかなわなかったものの、長編ドラマ化(全10話)することでフリーメイソンの深遠で独特な世界観を表現しているのが大きな特徴。
今回紹介するのは下記「5つ」。(ネタバレ注意)
1.ピーター・ソロモンの手が指し示すものとは?
『ロスト・シンボル』は、冒頭から惨たらしいシーンが登場。
フリーメイソンの金の指輪と刺青が象徴的なピーター・ソロモンの切断された右手首が、連邦議会議事堂に置かれていた。
そして指輪・刺青の他に、手のひらには【SBBXⅢ】と刻まれているのを発見するラングドン教授。
その手の指し示すものとは古の門の先にある「古の神秘」。
ピータ・ソロモンはフリーメイソン最高位の階級に属する人物であり、秘伝の知恵を授けるカギとなる一人である。
謎の男マラークから『「古の門」を探せ』と指示されたラングドンは、ソロモンの指が指し示す「古の神秘」を探すことになる。
なお【SBBXⅢ】とは、連邦議会議事堂の地下2階13号室(サブベースメント=地下室)を示したもので、そこにはピータ・ソロモンの「自省の間」があり、フリーメイソンを象徴する小さな「ピラミッド」が置かれていた。
そしてそのピラミッドに冠石は付いていなかった。
2.小さなピラミッド・金の冠石の謎とは?
そのピラミッドには16文字の暗号が記されており、ピーターがラングドンに預けていた「金の冠石」をはめることによって暗号が完成する仕掛けとなっていた。
16文字の暗号は
『S O E U
A T U N
C S A S
V U N J』
そして冠石の表面には『The secret hides within The Order』と刻まれていた。
3.ピーターの指輪と石の箱の謎とは?
謎はそれだけではなかった。
冠石の入った石の箱の底には『1514AD』と記されていたのだ。
この意味するところは、ドイツの芸術家アルブレヒト・デューラー(AD)が1514年に完成させた「メランコリアⅠ」。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/
ピラミッドの16文字の暗号は、この「メランコリアⅠ」に隠した数字によって解読する、という伏線であった。
もう、このあたりからグググッとストーリーに引き込まれていくんだよね。
この謎が謎を呼ぶ展開はラングドンシリーズの醍醐味!
4.ピラミッドの謎・疑問点ふたたび
「メランコリアⅠ」の右上部分に描かれた「4×4」の数字を解読すると以下のとおり。
『16 3 2 13
5 10 11 8
9 6 7 12
4 15 14 1』
これは縦横斜めの和(合計)は、すべて34となる。33階級あるフリーメイソンの更に1つ上、とも受け取れる。
わかる人にだけわかるように仕掛けた暗号。
フリーメイソンでよく使われる仕掛けでもあるようだ。(サクラダ・ファミリアにも似たような仕掛けがある。)
これをピラミッドの文字を順番に当てはめていくと
『J E O V
A S A N
C T U S
U N U S』
となり、ラテン語で「Jeova Sanctus Unus」エホバサンクトゥスウヌス(唯一にして真の神)という言葉となる。
ここでピンとくる人はくるのか…?しかしまだ謎は続く。
さて、冠石が入っていた箱の底には、ピーターの指輪がぴったりはまるような窪みがある。
指輪をはめて33度(なぜ33度かはわかるよね?)回すと箱が展開し、丸中黒を中心にした十字架が浮かび上がる。
【丸中黒を中心にした十字架】から連想されるのは「薔薇十字団」。
連想するラングドンは、「Jeova Sanctus Unus」と合わせ、さらに解読を進める。
そして薔薇十字団の一員で、錬金術師でもあり、フリーメイソンであったとされる「アイザック・ニュートン」に辿り着く。
「Jeova Sanctus Unus」という文字は、JをI、VをUにし、文字を入れ替えると浮かび上がる「Isacus Neutonuus」(アイザック・ニュートン)となる。アナグラムなのだ。
ちなみに「Jeova Sanctus Unus」はニュートンが科学論文で記した別名である。
ニュートンがヒントであることを突き止めたが、解読にはまだ先がある。
ラングドン達は「ニュートン度」という温度測定法(33度が水の沸点とされる)を試すことにする。
ニュートン度で冠石を温めることによって、隠された文字『Eight Franklin Square』が浮かび上がった。
これは錬金術でも使われた、特定の温度で発光する物質が塗られていたためであった。
すでに刻まれていた文字と合わせ『The secret hides within The Order Eight Franklin Square』が正確な刻まれた文字であると、ようやくここで判明。
謎がさらに謎かけとなっていく多重の仕掛けは、さすがフリーメイソン。
この文字が意味するところは、「フランクリン街区八番地」という場所ではなく「フランクリンの八方陣」(フリーメイソンであったベンジャミン・フランクリンが1769年に発表したもの)であった。
というのも、ニュートン度で熱した冠石だけでなく、ピラミッドの底面にも隠された「八方陣」が浮かび上がっていたのだ。
一行目「Heredom↓」
二行目真ん中に「丸中黒」(サーカムバンクト)
三行目に「L(石工の定規)、Au(金)、∑(シグマ)、ピラミッド、Δ(デルタ)、E(水銀)、ウロボロス」
四行目以降に「大ピラミッドと下に伸びた階段」
が描かれていた。
この意味するところは、Heredom(フリーメイソンの聖堂=テンプル会堂)の↓(南を指す)にある「ワシントン記念塔」にの頂上にある文字(「LAUSDEO」=三行目の文字列をアルファベットに直したもの=「神を讃えよ」の意味)が、「古の神秘」そのものであることが判明したのだった。
ふ、複雑すぎる。。。
これ、ラングドン教授じゃないと謎解けないよね。。。
5.マラークという人物の謎とは?
物語途中から、謎の人物マラークの本当の正体が明らかになっていく。
獄中で死亡したとされるザカリー・ソロモン(ピーター・ソロモンの息子)その人だったのである。
全身に刺青を入れ、フリーメイソンの古の神秘を手に入れるべく生まれ変わったザカリーがマラークであるという衝撃も、『ロスト・シンボル』の見どころのひとつ。
実の父の手を切断し、母を殺害し、姉キャサリンをも追い詰めようとするシーンは、ザカリーではなくマラークという別人格である旨を再認識させ、思わず手に汗を握ってしまうシーンだ。
ドラマ後半で徐々に明かされていく謎だけど、序盤で分かった人はいたかな?
あれっ・・・?そんな謎ってあったっけ?
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■総合評価&あらすじ
『ロスト・シンボル』のあらすじ
ハーバード大学教授ラングドンは、恩師のピーターに頼まれ訪れたワシントンD.C.の議会議事堂で、凶悪な事件に遭遇する。
ピーターの娘・キャサリンやCIAのサトウらと事件を捜査するが、議事堂建設やフリーメイソンに関わる巨大な陰謀に巻き込まれていく。
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みんなの評判は?
こんな人におすすめ
『ロスト・シンボル』は、ドラマ化にあたって映画『ダ・ヴィンチコード』『天使と悪魔』『インフェルノ』の監督ロン・ハワード、そして原作者ダン・ブラウンも製作に加わっており、製作陣の熱の入れようは相当。
実際にドラマ『ロスト・シンボル』を見てみると、第一話から非常に濃い内容で、「上のごとく、下もしかり」など古代ロマンにも満ちた、謎が謎を呼ぶ展開は見どころたっぷり。
映画化を望む声が大きかったものの、話がコンパクトな映画の枠に収まらなかったんだと思う。
『ダ・ヴィンチコード』や『天使と悪魔』にはまった人はもちろん、都市伝説好きや神秘・ミステリー好きにもオススメ!
まとめ
『ロスト・シンボル』の謎・疑問点について解説した。
あれっ・・・?そんな謎ってあったっけ?
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