アクティブファンド やめとけ!
あなたも何かの本や動画でそのように言われたのではないでしょうか?
ども、人生にゆとりと幸福を創るFPゆとらです。
どうも「インデックス投信(インデックス・ファンド)」ばかり流行っているような気がしています。
あなたもひょっとして、NISAの「インデックス投信」で積立額MAXを投資しているんではないでしょうか?
「インデックス投信」が悪いわけではないが、「インデックス投信」に【NISA】の限度額いっぱいを突っ込んでいるなら・・・もしくは投信がすべて「インデックス型」なら、ちょっと考えなおした方がいいかもしれません。
目的が今流行りの『FIRE(早期経済的自立)』なら、なおさらです。
(僕はちなみにFIREしています・・・。)
と言うのも…、ちゃんと「アクティブ投信(アクティブ・ファンド)」も調べた上ですか?
え?「アクティブ投信は手数料が高いからやめた方がいい」って聞いた?本で読んだですって??
バカ言いなさんな。
それは成果の出る『本物のアクティブ投信』をあなたが知らないだけですよ。
本や動画の情報だけを鵜呑みにして成功した人を僕は知りません。
だいたい書籍になったり、流行ったりしている時点で、その手法はピークを過ぎていることも多いです。
NISAしかり。
新NISA制度が始まって、周りがみんなやっているからという理由で始めるような人は、結局暴落などで損だけしてしまうことになりかねません。
・・・と書いていたら、実際2024年の大暴落でNISAを慌てて止めた人も多いようで。
それに・・・そんな消極的な姿勢でほんとにFIREなんてできるんでしょうか?
年間4%ルールが過去のデータから大丈夫だって?
インフレは?
スタグフレーションは?
もう実感してますよね。。。
インデックス投信をFIREや老後資金として考えていて、あなたは本当に大丈夫?
インデックス投信とアクティブ投信の違い
インデックスがいいのか、アクティブがいいのか?という前に、まずはインデックス投信とアクティブ投信の違いを今一度おさらいしておきましょう。
- インデックス投信
-
= 指数(日経平均・NYダウなど)に沿うように投資
- アクティブ投信
-
= 指数を上回るように銘柄を選定して投資
一般的にこのようになっていて、「アクティブ投信」は【銘柄選定】が必要なため、運用会社やファンドマネージャーの「眼力」「調査力」が必要とされます。
また良い銘柄を選定するための調査や、積極的に投資することから「信託報酬(手数料)」が高く設定されています。
「インデックス投信」の方は、日経平均などの指数と同じ動きを目指すので、銘柄の選定は不要。
よって当たり前ですが手数料も低いです。
インデックス = 消極的(パッシブ)
アクティブ = 積極的
と言い換えることもできます。
なぜ「インデックス投信」の方がいいとされるのか?
世論としては
「インデックス投信の方がいいよ」
という意見が、もはや気持ち悪いほどに圧倒的です。
特に投資初心者においては、盲目的に信じられているレベルとなっています。
おそらく多くのYoutube動画や書籍で「インデックス投信」のメリットおよび「アクティブ投信」のデメリットが強調されているからでしょうね。
いわく
「アクティブ投信は手数料が高く、長期間で見た時にインデックス投信以上の成果を出せない。」
「多くのアクティブ投信は、世界の株式相場が上昇しているなかでも、騰落率が良くない。(あるいはマイナスである。)」
「バフェット(投資の神さま)が投資するよりインデックス投信をする方が確実に増えやすい。」
・・・はたして本当でしょうか?
残念ながら、ほとんど「事実」であるから、「インデックス投信の方が無難」となっているのです。
S&Pが暴落なども踏まえても、長期運用していれば年平均リターンが数%というのもわかります。
さらに極めつけは日本の場合、NISA制度で選べる投資信託は、ほとんどが「インデックス投信」押しであることもその考えを更に加速させていると言っていいでしょう。
よって、ますます「インデックス投信」が選ばれることになっているのです。
アクティブ投信は悪か?
では「アクティブ投信」はダメなのか?
YESであり、NOである。
・・・いや、NOである、と言っておきたい。
ただし、多くの「アクティブ投信」はダメなのです。
よくある論調どおり、手数料が高いわりに運用成績が良くないファンドが多いのです。(特に日本のアクティブファンド。。。)
ですがすべての「アクティブ投信」がそうではないことが重要なんです!
「インデックス投信」では到底叩きだせない、凄まじいパフォーマンスを出す「本物のアクティブ投信」もあるのです。
そもそも「アクティブ投信」は「インデックス」よりも好成績を目指してつくられた投信です。
ですので、好成績な「アクティブ投信」も間違いなくあるのですが、そういった投信を探せない人が多いのです。
日本人は欧米人と違って、小さいころから「お金の勉強」をしてきておらず、「リスク許容度」が低いためと思われます。
または「損をしたくない」あまり、疑いの目を持ちすぎたり、または探すことすらしない場合が多いです。
日本の場合、手数料が儲かるという理由で「アクティブ投信」が乱発され、金融庁も怒るレベルなので、探せないのは当然と言えば当然かも。。。
誰が低調な成績のファンド(投信)に高い手数料を払いたいのか。。。
このような場合、われわれは日本ではなく、海外のファンド(投信)に目を向けなければなりません。
驚異の成績~「キャピタル・インターナショナル」アクティブ投信
「キャピタル・インターナショナル」をご存知でしょうか?
アクティブ運用では世界の上位に位置するとされるグループです。
日本でも少しずつ金融リテラシーが上がってきてはいますが、証券会社や銀行など金融機関に勤務している人以外、日本人にとっては、まだ「知る人ぞ知る」グループかもしれません。
少なくとも一般の人から「キャピタルのファンドいいよ。」なんて言葉はまず聞きません。
で、このキャピタルのアクティブ投信「ニューパースペクティブ・ファンド」が驚異的な成績を収めているのは、知る人なら当然知っている事実です。
もし1973年から40年間、この投信で運用していれば「全世界株式」(≒指数)の約3倍近くの成績をたたき出していることになります。(米ドルベースで計算。)
世界株式が13倍に膨れ上がっている間に、キャピタルの「ニューパースペクティブ・ファンド」は38倍になっているというわけです!!
で、この「ニューパースペクティブ・ファンド」と同じ運用手法の投信がちゃんと日本でも買えます。
「キャピタル世界株式ファンド」がそれです。
僕がよく利用する「SBI証券」で購入可能です。
「キャピタル世界株式ファンド」の実力は、アクティブファンドにも関わらず、2021年10月についに金融庁に認められ、お堅い制度の(旧)つみたてNISA対象商品になったほどです。
>>手数料が安いSBI証券アクティブ投信なので信託報酬は高く1.7%ぐらいでしたが、(旧)つみたてNISA対象となるファンドの方は、0.9%ほどに下げられることになりました。
この【0.9%】というのは、これだけの銘柄厳選とパフォーマンスを考えると【激安】と思えるほどです。
それでもインデックス投信が0.1%台であることを考えると、かなり高い設定に見えますよね?
だが正直申し上げて「キャピタル世界株式ファンド」の手数料が高いのは当たり前です。
並外れた実績をたたき出すための綿密な調査にお金をかけているからです。
むしろ信託報酬が低いなんていうのは、手間をかけて投資対象を厳選していないから低く(安く)済んで当たり前なんです。
インデックスファンドの手数料が安いのはそりゃ当たり前でしょ!
「キャピタル世界株式ファンド」は、綿密な調査の上、一般の投資家が気づけないような世界中の有望な企業へ投資しています。
また一人のファンドマネージャーの方針に頼るということもなく、グループを作ったうえで何人かの敏腕リーダーによる投資を行っているため、いつの時代も「再現性」が高くなるようにしています。
「キャピタル世界株式ファンド」の驚異的な成果を見ると、この投信の手数料が高いのは根拠があると言える。
ところが、ただ単に情報に流され、信託報酬が高いアクティブファンドが忌み嫌われがちなのが日本の金融リテラシーのレベルを物語っています。
そんな考えではFIRE(経済的早期リタイア)は夢物語ではないでしょうか?
自分で考えて情報を取捨選択し、自分で判断できるからこそ一般の人と異なる境地に至るんだと思いますが。。。
むしろ長い目で見る投資だからこそリスクが取りやすい。
そう気づいたら【本物のアクティブ投信】もポートフォリオに組み入れたらどうでしょうか?
若い人ほど、時間を武器にできます。
むしろその方がリスクが少ないと思うんだけど・・・最終判断はアナタ次第ですが。
>>手数料が安いSBI証券「キャピタル世界株式ファンド」の評判や知名度は?
こんなにすごいファンドなら、もっと知られているハズじゃないか!詐欺か?
・・・・
いやいや、本当に魅力あるハナシって、意外と広まらないものです。
そんなに増えるなんておかしい!
一時的なものに決まっている!
とか
騙されているに違いない!
こんなご時世に年利回り10%超なんてウソくさい!
なんてね。
自分の考えの範疇からはみ出たものは理解できない、というか最初から色メガネで見てしまう人が多いです。
実にもったいない話ですね。
だから周りに影響されずに、自分で探し当てるぐらいの気合が本当は必要なんです。(でも調べたらちゃんと見つかります。)
いわゆる「口コミ」で、【キチンと見極められる人、正しく選べる人からお金を預かればいい】という方針なので、利益のためだけに広く宣伝していないのです。
こういう会社こそ本物では?
キャピタルの会社方針は「すべてはお客様のために」だそうだ。
そのような方針を掲げている企業は日本にも多いですが、建前だけで実践できている企業は多くないですよね。。。
金融庁が(旧)つみたてNISA対象のファンドにしたことによって、「キャピタル世界株式ファンド」は「ある程度」認知されるようになってきました。
あとは「インデックス投信万歳!」な情報が出ているのに、あえて「アクティブ投信」を選ぶ勇気があなたにあるかどうか?
ある程度知識を得た人ほど、「アクティブ投信」を悪モノ扱いすることになるでしょう。
これが「盲目的」と言った理由ですが、もちろん僕も含め、日本人はもっと「自分の頭で考えてみる」ことが大切だと思います。
それに正直なところ、人と同じことやってて楽しいの?と。
人と同じことをやってるのに、異なる結果を求めるなんておかしくないでしょうか?
そこにそろそろ気づきませんか?
僕はもともとかなり「あまのじゃく」な方ので、つい常識を疑ってしまうクセがありまして、こういったときにはかなり有効だったりします(笑)。
投信自体がある意味「消極的」である
僕が言う【大きなリターン】は「アクティブ投信」というリスクを取らないと得られないリターンですが、なぜにこうも日本人は「右にならえ」で「損するのがイヤ」で、リスクを取りたがらない人種なのでしょうか?
今までのように日本は裕福ではいられない
それは今までは、日本がそこそこ裕福な国(国民)だったからです。
リスクを取らなくてもそれなりにお金は増えたし、働いていれば生活していくのに困らなかったわけ。
でもこれからは違う、ということはもう嫌というほどわかっていますよね。
言うまでもなく実感していると思いますが、日本は貧乏な国になりつつあります。
30年間賃金がほぼ増えていない先進国なんて日本ぐらいでしょう。
もはや先進国ではありません。
アメリカやイギリスなど世界と比べれば一目瞭然です。
世界的に物価は上がっている(もちろん日本も)のに、給与が増えないから「使えるお金」が減っているのは、みんな体感しているとおり。
それでも日本ではデモもストライキも起こりません。
そういう国民性ですし、制度にも無関心な人が多いんでしょうね。
そう言っている今もどんどん、日本のお金の価値は目減りしてきています。
人生にも当てはまる「ドルコスト平均法」の法則
投信をしている人はご存知かと思いますが、毎月一定額で投信を購入する「ドルコスト平均法」をしている限り、すでにリスクを時間分散しているので、「損している」と思っている期間ほどたくさんの金融商品を購入できているケースが多いのです。
投資の成果はその時々の「損益」ではなく、最終的な「価格×口数」です。
なので一定の時期の損失は口数の増加を意味し、今後の大きな利益となりえます。
これは人生そのものにも当てはまります。
人生において言い換えれば『失敗をせずに大きな成功を手にすることはできない』ということです。
失敗経験こそが大きな財産となります。
つまり
リスクを取れない人にはリターンもありません。
投資の世界においては常識ですが、人生も同じです。
それに「投資信託」というものは、そもそもが投資を「信託=人に託している」のだから、たとえ「アクティブ投信」であっても、ある意味すでに消極的と言えるのです。
消極的な投信の、更に消極的と言える「インデックス投信」ばかりに大切なお金を突っ込んでどうしようというのでしょうか?
それでリスクを取っているつもりなら、ちょっと「違うよ」と。
「インデックス」というのは、そもそも【平均】ですよ??
平均なので、「金持ち」がさらに安定的に運用する場合にはいいです。
だけど実際には「金持ち」ほどリスクを取れる人が多かったりする事実。
けど凡人の僕らがリスクを取ることなく、多くのリターンを望めるのでしょうか?
望んだ人生に近づけるでしょうか?
このあたりをよーく考えて、投資・・・いや生きていくことが大切ではないかと強く思うのです。。。
他人任せにしていて成功している人なんてほとんどいないという事実を考えてみましょう。
なので本来ならば、何度も何度も失敗したとしても、若いうちから「さまざまな投資にチャレンジすること」をおススメします。
失敗は成功の母ですし、若ければ失敗しても、いくらでも挽回できるからです。
もちろんそのためには情報収集や勉強、そして根気が必要です。
失敗は悔しい!
だからこそ次は失敗しないよう勉強するし、周辺知識が身につくにつれ判断力も決断力も磨かれます。
そして、最終的に大きな果実を手に入れられる可能性があるのです。
特にFIREしたい人には、そういったチャレンジ精神を忘れないでほしいです。
だから「インデックス投信だけ」というのは、僕はオススメしていません。
誰でもない自分の大切な大切な、一度しかない人生です。
自分や大切な家族の人生のためなら、もうちょっと頑張れないだろうか?
というか、そのための勉強なら結構楽しくないでしょうか?
一般的にファイナンシャル・プランナーは「老後のために投資しよう。投資なのでリスクを抑えて安定的にしましょう。」と言いたがります。
多くの人がリスクを取りたがらないからだし、FPもリスクに責任を持てないからです。
が、僕の場合は逆のアドバイスをすることが多いです。
失敗してもいいから、色んなものを調べて投資したり、自分で試してみてください、と。
でも、(僕含め)FPがあなたの人生を保証してくれるわけではありません。
それぞれの意見は参考にしつつも、常に「もっと良い方法は?」と自分で考えることを続けることが肝心なのです。
まとめ
自分の人生は一度きり。
他人に預けてばかりや「右へならえ」で良い人ばかりではない、と僕は思っています。
僕は度胸が無い凡人だしメンタルも弱いダメ人間かもしれませんが、「お金」についてはそれなりに勉強してきたし、仕事でもFPを生かしアドバイスをする立場になりました。
そして、こと「投資」においては「アクティブ投信」や「不動産投資」など結構リスクを取ってきました。
おかげでFIREして、こうしてブログを書いています。(そろそろバイトでもしようかと思っています。)
もし少しでも共感いただけるなら、もしくは今の自分の人生に「??」と疑問を感じているなら、自分の人生を「豊かな人生」「ゆとりある人生」するために、「自分で調べる・判断する」「自分で動かす」ことにチャレンジしてみることをおすすめします。
そのスタートが「インデックス→アクティブ」でもいいのではないでしょうか。(全部をアクティブにする必要までは無いし、無謀なことはやめてくださいね。僕もインデックス投信もポートフォリオに入っていますよ。)
その方がダイナミックで楽しい人生になると思うんですが、いかがでしょうか?
もし若いのなら、失敗してもまだまだ取り返せるチャンスはあるはず。
そしてきっとFIREにも、その方が近づくと僕は信じています。