効果あり?トクホ飲料は自分で作れ~いつものお茶や食事を簡単にトクホ化する方法【意外な節約】

「最近ちょっと太ってきたなぁ。。。」

「糖質の摂りすぎでメタボ腹、そろそろ健康に気を付けなきゃ・・・。」

そんな風に感じていませんか?

僕もそのひとりですが、そのような人に最適な「特定保健用食品(トクホ)」のマークがある飲料や食品。

たまには食品も飲料も「トクホ」で、体に良いものを摂っておきたいと思いますよね。

でもトクホの商品って、少し値段が高いんですよね・・・。

よって健康のためとは言え、ずっと買い続けるには出費が痛いのが玉にキズ。

・・・だけど、実はものすごく簡単に、しかも「お安く」毎日のお茶やジュースを自分で「トクホ化」できる方法があります。

今日は、実際に僕もやっているそんな方法をご紹介します。

目次

市販のトクホ飲料に入っている成分は?

「トクホ」って体に良さそう・・・というのはわかるんだけど、実際のところ、どんな成分が入っていて何が良いのでしょうか?

ちなみに「トクホ」とは・・・

正式には「特定用保健食品」と言い、「その摂取により効果が期待できる旨の表示が許可された食品」で、消費者庁の認可を受けた食品のこと。もちろん飲料も含まれる。

「トクホ」をもうちょっとわかりやすく言うと、「お腹の調子を整える」とか「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」等の特定の保健機能が認められ、その表示をした食品や飲料ってことです。

さて、ダイエットや糖質過多で体調を崩しがちな方にとっては、正に「お腹の調子を整える」とか「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」効果を期待したいところ。

なぜなら「腸内環境の乱れ」や「血糖値の急激な上昇」こそが、大きな病気へ繋がるリスクだからです。

血糖値が乱高下すると、細胞から有害な活性酸素が発生し、血管にとって良くない状態となりやすく「動脈硬化」「心筋梗塞」などに繋がりかねないし、腸内環境の乱れは「大腸がん」などのリスクもあります。

で、この血糖値の急激な上昇を抑え緩やかにしたり、腸内環境を整えるために、積極的に摂取した方がいいのが『食物繊維』を多く含んだ食品です。

ただ肉や魚中心の現代では、年々『食物繊維』の摂取量は減っているらしいです。

『食物繊維』必要目安量19g/日に対して、実際に摂取できているのは、14.5g/日と少ない。

これが現代病である「糖尿病」や「がん」の引き金になっている可能性は大きいのではないでしょうか。

またそこまで大きな病気じゃなくても、メタボ腹やダイエットにとって良くないことは間違いなさそうですね。

そこで、「イヌリン」「難消化性デキストリン」と言った『水溶性食物繊維』を含む「トクホ」食品や飲料がよく見られます。

ゆとら

実際に「トクホ飲料」の成分表示をよく見てみてみると、「イヌリン」とか「難消化性デキストリン」と書いてませんか?

だったら、トクホ飲料に含有されている成分「イヌリン」や「難消化性デキストリン」を自分で普段の飲み物に混ぜればいい・・・ということになります。

イヌリン・難消化性デキストリンを毎日のお茶やコーヒーに入れて「トクホ化」せよ!

僕が正におすすめしたいのが、この「イヌリン」「難消化性デキストリン」なんです。

実は、何も「トクホのお茶」を購入しなくても、「トクホ」の元となるイヌリン・難消化性デキストリンそのものを簡単に手に入れることができるので、それを入れて飲めばトクホ飲料を飲むのと同じ効果が得られるというわけです。

僕は、毎日のお茶やコーヒーはもちろん、場合によってはカレーライス等のいつもの食事に「イヌリン」「難消化性デキストリン」を入れて、自分で「トクホ化」をよくしています。

次に「イヌリン」「難消化性デキストリン」は、どのような違いや効果があり、どのように使い分ければいいのかコツをお伝えします。

「イヌリン」と「難消化性デキストリン」は、どちらも安全性が確認されています。

イヌリンと難消化性デキストリンの違いは?

イヌリン

「イヌリン」は、自然界ではゴボウ・玉ねぎなんかに多く含まれる成分。

「難消化性デキストリン」より溶けにくく、やや甘みがあります。

やや甘みがあることを利用して、コーヒーやジュース、みそ汁、スープ等に入れると相性がいいです。

イヌリンには、以下の機能があります。

  • 腸内環境改善
  • 血中中性脂肪を減らしてくれる
  • 食後の血糖値上昇を抑えてくれる

ビフィズス菌を増やす効果があり、腸内環境の改善が見込めます。

汚いハナシ、きちんと腸が活動し、ウ○コが出やすくなるということです。

そして、血中にある脂肪を減らしてくれます。

ゆとら

これってスゴくない?

もちろん脂肪の吸収を抑える働きもあります。

また食後の血糖値上昇も緩やかにしてくれます。

血糖値については食後だけでなく、長期的な効果も期待できるとのこと。

食物繊維の効果って偉大ですね。

難消化性デキストリン

「難消化性デキストリン」は、とうもろこしのでんぷんから作られた成分。

「イヌリン」より溶けやすく、ほんの少し甘みがあると言えばある程度で、ほとんど無味無臭です。

無味無臭なので、何にでも入れてOKですが、主に味を変えたくない「お茶」や、いつもの食事に入れると良いです。

難消化性デキストリンには以下の機能があります。

  • 食後の血糖値上昇を抑える
  • 整腸作用
  • 血中中性脂肪の上昇を抑えてくれる
  • 内臓脂肪を減らしてくれる
  • ミネラルの吸収を促進してくれる

同じ『水溶性食物繊維』だけあって「イヌリン」にも似た効果ですね。

糖の吸収スピードを抑えてくれ、糞便量や排便回数が多くなるという報告があります。

ゆとら

要は、やはりウ○コが良く出やすくなるってこと。

これは僕が最も顕著に感じる効果で、いつもより「ぬるっ」と出る感じが素晴らしいです(笑)。

排便することと、ぬるっと出ることにより、お腹がへこむのが自分でもわかるのが嬉しいです。

便秘持ちの人には嬉しい効果ですね。

なお「イヌリン」の方が良く出る、「難消化性デキストリン」の方が良く出る、など意見はバラバラで、どちらが自分により合っているか?ということになります。両方試して決めるのが良いですね。

イヌリンのように血中脂肪を「減らす」というよりは、脂肪の吸収を緩やかにしてくれる効果があるようです。

なんと内臓の脂肪量を減らしてくれる嬉しい効果も!

皮下脂肪はそれほどではなくても、「内臓脂肪が多い」と健康診断で指摘される方も多いと思います。

僕も正にその一人で、痩せ型なのに内臓脂肪は多く、どうにかならないかといつも思っています。

そんな僕にとっては正に救いの効果と言えそうです。

そしてCa(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)、Zn(亜鉛)の吸収を促進する効果が認められています。

鉄欠乏性貧血に悩む女性にも朗報ですし、髪の毛が薄くなってきた・・・とか、風邪ひきやすい・・・なんていう方にも「亜鉛」の吸収を良くしてくれることで、体調改善を期待できそうです。

「イヌリン」「難消化性デキストリン」とも、こういった効果が期待できる、というレベルではなく、キチンと科学的に証明されている効果なので、「トクホ」のマークが与えられているわけです。

こりゃ摂らなきゃ損ですね。。。

ただしデメリットとして、イヌリン・難消化性デキストリンの「摂りすぎ」は、お腹をこわすことになるので注意です。

「イヌリン」「難消化性デキストリン」は溶けやすいものを選ぼう

「イヌリン」「難消化性デキストリン」を使って、自分で「トクホ」のお茶や食べ物を作るにあたってポイントになるのは、「溶けやすいもの」を選ぼう、ということです。

『水溶性』とはいえ、イヌリン・難消化性デキストリンとも、入れるもの・混ぜるものによっては溶けにくいことがまぁまぁあって、結構混ざらないとイライラします。

特にイヌリンなんかは比較的溶けにくいばかりか、暖かいものに入れようとすると固まってしまいがちです。

ほとんどのイヌリンはそうなんですが。

ロハスタイルのイヌリンは、食材によっては完璧に100%溶けるというわけではないですが、普通のイヌリンに比べ溶けやすく、かんたんに「トクホ化」に役立ってくれます。

溶けないどころか固まってしまうと、正直飲料だとマズくなるし、食べ物に入れる場合、混ざらなくて、結局固まったイヌリンを食べる・・・ということになってしまいがちなんです。

「難消化性デキストリン」についても、基本的な考え方は同じ。

イヌリンよりは溶けやすいものの、やはりトクホ化する食材や飲料の温度によって溶けやすさが異なるため、溶けやすく顆粒状に工夫してくれている「ロハスタイルの難消化性デキストリン」をおすすめします。

他にもLOHAStyle(ロハスタイル)のイヌリンや難消化性デキストリンは、アレルゲン・GMO・添加物フリーで、安全性にも配慮されているのため安心感が高いのもポイントのひとつです。

まとめ

さて、イヌリンや難消化性デキストリンを使って、いとも簡単に自分で飲料や食事を「トクホ化」することでコスパ良く、トクホ飲料の出来上がりです。

運動と同じか、それ以上に大切な食事に、イヌリンや難消化性デキストリンといった、不足しがちな「食物繊維」を取り入れて、「整腸」をして、体に優しい毎日を心がけましょう。

もちろん「運動」も一緒にできればもっと良いことは言うまでもありません。

健康があってこそ人生が楽しめます。

健康にもゆとりを持つことは非常に大切です。

簡単かつ安価にできるので、この機会にぜひ自分で飲料のトクホ化を試してみてください。

そして何よりも継続することが大切なので、コツコツ体を整えて健康に「ゆとり」を持っておきましょう!

健康な毎日を送りましょう。

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