ども、コスパにこだわるFPゆとらです。
年末といえばクリスマス。クリスマスと言えばプレゼント。
大切な人に贈るプレゼントはもう考えただろうか?
まだ、というアナタは、今年はちょっぴり大人でオシャレなプレゼントをしてみてはどうだろうか?
「モノ」と「体験」が見事にマッチングしたハートマーク付赤ワインのプレゼント『カロン・セギュール』を今回はご紹介したい。
「口で言わなくても気持ちを伝えられる」素敵なプレゼントになると思うよ。
また、プレゼントを渡すときに「このワインはね・・・」とウンチクをたれたいアナタ。
この記事は必見だぞ。
ワインとワイングラスなら他人と一味違うクリスマスプレゼントに。
モノと体験を両立してくれるクリスマスプレゼント『カロン・セギュール』。
この『カロン・セギュール』は、ワインラベルにハートマークが付いていて、大切な人へのプレゼントに最適なんだ。
ただ、ワインって安いものから高級なものまでかなりの種類があるし、ワインを飲むっていっても、ほとんどの人はたまにテキトーな銘柄を買って家飲みしてみたり、居酒屋とかバーで少し飲むだけという感覚ではないだろうか?
自分の周りがサラリーマンだからか「このワインが好き!」なんていうワイン好きには滅多にお目にかかれない。
でもせっかくワイン飲むのなら、少しはウンチクを知っておくとワインが更に味わい深くなる。
「このチリワイン安かったけど、結構うまいよね!」でももちろんいいけど、せっかくのクリスマスなんだから少し高級で、かつロマンチックなワインをプレゼントしてみてはどうか?というのがこの記事の主旨だ。
ロマンチックなワインとワイングラスのセット。
加えて言うならばそこにいやらしくないウンチクが加われば完璧なクリスマスプレゼントになる。
それをこれからご紹介していこう。
ただし、お酒が苦手な人にはワインのプレゼントはやめておこう。
ハートマーク付きのカロン・セギュールは好きな人へのプレゼントに最適
で、『カロン・セギュール』だ。
このワイン、ハートマークうんぬんの前にめっちゃ美味しいのだ。
でも、それだけじゃない。
歴史があるから、プレゼントに最適なワインなのだ。
歴史があるということはウンチクの出番だ。
カロン・セギュールってどんなワイン?
『カロン・セギュール』はフランスのワインだ。
ワインと言えば、やはり一流どころは昔からフランス。
今でも超一流のワイン=フランスという図式は変わっていない。(もちろんそれ以外の国でも多くの一流ワインがある。)
ボルドー(地区)とブルゴーニュ(地区)のワインが世界的に有名で、『カロン・セギュール』はボルドーのワイン。
ボルドーには【ワインの格付け】なるものがあって、1級から5級まで存在している。
その下にもブルジョワ級などあるのだが、格付けワインは、いわばある程度の高品質が認められているワインということになる。
もちろん格付けされていないワインの中にも、格付けワイン並みに美味しいワインは多数存在している。
むしろコスパの良いそれらを見つけるのがワインラヴァーの楽しみだったりもする。
ただ格付けされているワインというのは安心感があるのも確かなのだ。
ちなみに「五大シャトー」と言ってボルドーの超有名な5つの銘柄が1級に格付けされている。
- シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
- シャトー・ラトゥール
- シャトー・マルゴー
- シャトー・オーブリオン
- シャトー・ムートン・ロスチャイルド
の5つであり、1本10万以上するなど、かなり高級な値段だ。
- ロスチャイルドをあえてロートシルトと読むとツウっぽい(笑)。
死ぬまでには5大シャトー全てガッツリ飲んでみたいものだ。
『カロン・セギュール』は格付けで言えば3級なんだけど、人によっては「1級に匹敵する」という人もいるし、3級の中では常にトップクラスに位置するワインと名高い。
格付けワインというだけでも安心感はバッチリ。
プレゼントとしても格がある。
カロン・セギュールのハートマークの由来は?
さて、『カロン・セギュール』には「ハートマーク」が付いているためプレゼントに最適なのは先述のとおりなんだけど、このハートマークの由来とはどんなものなのか?
これが『カロン・セギュール』をプレゼントとして渡すときにさりげなく添えたいウンチクである。
由来はこうだ。
かつて1級格付のシャトー・ラトゥールやラフィット、ムートンを所有したセギュール侯爵が
「我、ラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」
と語り、カロンへの想いをハートマークのラベルに表したことによる。
素敵な逸話だなぁ。
1級格付けされているから好き、なのではなく、あくまでも侯爵のお気に入りは3級のカロンだったし、特に深い愛情を注いだのだ。
あまりにも有名な逸話なんだけど、ワイン好き以外は知らないだろうから「へぇ詳しいね」となることうけあいだ。
そのような深い愛情の意味がこもったハートマークのエチケット(ラベル)がついた格付けワインが『カロン・セギュール』ってわけ。
こんな逸話を聞かされて、さらに「これは僕(私)からの気持ちでもあるんだ」とサラッと言ってプレゼントされたら・・・。
嬉しいに決まっている!
クリスマスに必要なのは高級なモノではなくロマンである。
ロマンティなのだ。
(ロマンをサラッと語れる「余裕・ゆとり」がこのブログのテーマでもある。)
もちろん『カロン・セギュール』は逸話ありきではなく、香りや飲み口も素晴らしいワイン。
ワイン好きになる一番のキッカケは「おいしいワインに出会う」だから、そういう意味でも最適。
格付けも1級ではないから、高級ワインと言っても一般人でも手が届く範囲だし、ワイングラスとセットならかなりプレゼントらしいプレゼントになる。
ボルドーワインにはボルドーグラスを
『カロン・セギュー』はボルドーのワインなので、ぜひワイングラスもボルドータイプを選んでほしい。
ボルドーとブルゴーニュが有名なんだけど、大きな特徴としては、
ボルドー = 重厚感があり濃い。
ブルゴーニュ = 酸味があり繊細。
という違いがある。
これはボルドーがカベルネ・ソーヴィニョンやメルローという品種を多く使用するのに対し、ブルゴーニュはピノ・ノワール(またはガメイ)品種が使われるために出る違いだ。
ぶどうによって味わいや香りが大きく異なるし、テロワールと言って、その土地、正確に言うと区画が違うだけで風味が異なる。
それがワインの面白いところだし、奥深いところ。
最近では日本酒でもテロワールを大切にしているよ。
それだけ異なる風味を持つワインだから、当然グラスもそれに合うようなスタイルが存在する。
ボルドーにはボルドー向きの、ブルゴーニュにはブルゴーニュ向きのグラスがあるのだ。
『カロン・セギュール』はボルドーワインなので、ボルドータイプを選ぼう。
リーデルなどのブランドが有名で間違いがない。
カロン・セギュールをプレゼントする場合の注意
セカンドワイン・サードワインと間違えるな
『カロン・セギュール』をプレゼントする場合の注意点もお伝えしておこう。
まさか間違えないとは思うんだけど、『カロン・セギュール』にはセカンドワイン、サードワインなるものが存在する。
『カロン・セギュール』をもう少し親しみやすい値段で作られるのがセカンドワイン。
『ル・マルキ・ド・カロン・セギュール』がそれで、ハートマークがあるので混同しないように。。。
シャトーによってセカンドの意味は異なってくるけど、厳選されたブドウだけを使って作られるファーストワインには満たないとされたブドウを使ってセカンドが作られるケースや、ブドウの出来が良かった年だけ余分としてセカンドが作られるケースなど。
いずれにせよ「このワインってセカンドじゃ・・・ってことは私は二番手なの??」と余計な誤解を与えかねないので、詳細に説明できる場合を除き、セカンドワインは避けた方が良いと思う。
『ル・マルキ・ド・カロン・セギュール』も十分良いワインなんだけどね。
『カロン・セギュール』にはサードワインもあるから注意。
『サンテステフ・ド・カロン・セギュール』で、やっぱりハートマーク付なんだけど。。。
可能ならヴィンテージも見て購入しよう
ワインには「ヴィンテージ」という生産年の概念がある。
その年その年によってブドウの出来や収穫量が異なるので、「2015年は最高のヴィンテージ」とか「〇〇年は安く販売されているなぁ。ヴィンテージが悪いのかな?」なんて感じで使われる。
ここでお伝えしたいのは「出来の良いヴィンテージを選ぼう」ということではない。
それよりも「できれば縁のあるヴィンテージを選ぼう」ということだ。
例えば「2018年は君と出会った年。だから2018年ヴィンテージを選んだんだ。」なんてことになる。
さらにロマンチックになるというわけで、ワインはとっても盛り上げ上手なプレゼントなのだ。
- ただし、誕生年のヴィンテージを選ぶなら、かなりの値段を覚悟する必要がある。
「神の雫」で予習しよう
漫画「神の雫」は、本場フランスでも絶賛されるワイン漫画。
プレゼントを渡す際のキメゼリフの勉強にもなる(笑)。
とにかくワインを飲んだ後の【表現力】が素晴らしく、僕はこの漫画を読んでワインにどっぷりハマってしまった。
- 続編の「マリアージュ~神の雫最終章~」も面白い。
読んだらかなりの確率で「キザなセリフ」やウンチク垂れながらワイン飲みたくなるので注意。
まとめ
この記事では『カロン・セギュール』をクリスマスプレゼントに贈ることについてご紹介してきた。
最後にまとめておこう。
- ハートマークの『カロン・セギュール』を気持ちと一緒に贈ろう
- セカンドやサードワインと間違えないように
- ボルドースタイルのワイングラスも一緒に贈ろう
- ウンチクを垂れよう(ただしイヤミない程度に)
補足:「神の雫」という漫画で勉強しよう。
クリスマスプレゼントは「ゆとり」を持って早めに準備しよう。
素敵なクリスマスを!