ニトリのドラム式洗濯乾燥機が発売されました。
驚きはその価格です。
「ND100KL1」だと容量10kg(乾燥5kg)で99,900円と、なんと10万円を切っています!
「ND120KL1」だと容量12kg(乾燥6kg)でも129,900円と破格のお値段で提供。
でも
ニトリのドラム式洗濯乾燥機ってどこのメーカーが作ってるの?
安いけど性能は大丈夫なの?
と気になりますよね。
あまりに安すぎて、性能が悪かったり使い物にならなければ「安物買いの銭失い」になってしまいます。
そこで今回は家電マニアの僕が、ニトリのドラム式洗濯乾燥機はどこのメーカーが作っているのか?を調べてみました。
また気になる性能や口コミ、ライバル機も調べてみましたので、ニトリのドラム式洗濯乾燥機を検討されている方は最後まで見ていってくださいね。
ニトリのドラム式洗濯乾燥機はどこのメーカーが作っているのか?
ニトリのドラム式洗濯乾燥機はどこのメーカーが作っているのか?をネットで調べてみましたが、ハッキリとした答えは出てきませんでした。
ですが、家電マニアな僕にはわかります。わかるんです!
100%ではないですが、おそらくニトリのドラム式洗濯乾燥機を作っているメーカーは「アクア(AQUA)」です。
というのも、数あるドラム式洗濯乾燥機の中で、ニトリのドラム式洗濯乾燥機のように【水平ドラム】を採用しているメーカーは「アクア」だけだからです。
また「アクア」のドラム式洗濯乾燥機はコンパクトな事でも知られていますので、間違いないと思われます。
アクア(AQUA)というメーカーは大丈夫なの?
アクアはハイアールグループのメーカーで、実はコインランドリーでは業界トップのメーカーです。
コインランドリーを使う方はよくご存じだと思いますが、ほとんど水平ドラムではないですか?
コインランドリー機器販売台数No.1がアクアだからです。
家庭用だからといって、ドラム式の性能が悪いという口コミはあまり聞かないですし、クラスNo.1のコンパクトさで、あえてアクアのドラム式を選ぶ人もいるぐらいです。
基本的な性能は大丈夫と思ってもいいと思いますね。
ニトリのドラム式洗濯乾燥機の性能は?安くても大丈夫なのか?
気になるのはニトリのドラム式洗濯乾燥機「ND100KL1-WL(ND100KL1-BK)」の性能ですよね。
こんなに安くて大丈夫なの?
と気になる人も多いと思います。
なので、実際にアクアの容量が近いモデル(容量10kg乾燥5kg)と主な性能を比較してみました。
ニトリ | アクア(AQUA) | |
---|---|---|
型番 | ND100KL1(ホワイトWL ブラックBK) | AQW-D10P(左開-L 右開-R) |
液体洗剤・柔軟剤自動投入 | なし | あり |
お湯洗いモード | あり | あり |
乾燥機能 | ヒーター乾燥方式 | ヒートポンプ乾燥方式 |
乾燥フィルター自動おそうじ | あり | あり |
カビケア槽自動おそうじ | なし | あり |
ドアパッキン自動おそうじ | あり | あり |
節水・節電機能 | DDインバーター | DDインバーター |
運転音(洗濯時) | 約30dB | 約34dB |
運転音(脱水時) | 約45dB | 約46dB |
運転音(乾燥時) | 約42dB | 約47dB |
大きさ(mm) | 幅600 奥行560 高さ858 | 幅595 奥行616 高さ943 |
洗濯時使用水量 | 70リットル | 77リットル |
質量 | 75kg | 88kg |
価格 | 99,900円 | 約13万~18万 |
上記で一番の違いは「乾燥機能」でしょう。
ニトリ ドラム式洗濯乾燥機のメリット・デメリット
「ヒーター方式」はドライヤーのような熱風で乾かす方式で、衣類が傷んだり縮んだりする原因になります。
この「ヒーター方式」採用がニトリのドラム式洗濯乾燥機のデメリットになります。
一方「ヒートポンプ方式」は、低温で衣類の傷みを抑える方式となっていて、アクアを含め多くの国内メーカーがドラム式洗濯乾燥機ではヒートポンプ方式を採用しています。
上記以外にも細かい違いがあって、「オールラウンド浸透洗浄」等、性能はアクアの方が上です。
アクアのドラム式洗濯乾燥機はコンパクトさで有名で、そのサイズで選択する方も多いメーカーになりますが、ニトリのドラム式洗濯乾燥機はアクアを上回るコンパクトさ。
このコンパクトさは、置き場所の自由度に関わるのでメリットになりますね。
そして、ニトリのドラム式洗濯乾燥機の最大のポイントはその「価格」ですよね。
なんと言っても安い!!
ニトリのドラム式洗濯乾燥機は、必要最小限の機能に絞って価格を極限まで抑えたモデルと言っていいと思います。
またアクアが左・右開き両方設定があるのに対し、左開きしか設定されていませんね。
ニトリのドラム式洗濯乾燥機のメリットは価格とコンパクトさ。デメリットは性能と左開きのみの設定。一昔前の必要最小限の性能となっています。
ニトリ ドラム式洗濯乾燥機の口コミ
さっそく買った人が口コミを書いていますね。
- コンパクトで静かで環境に優しいです。
- 取説が解かりずらい。
- アパートでの搬入サイズに対応できる大きさ。
など、賛否ありますが、概ね好評のようです。
ドラム式洗濯乾燥機の容量はどのように決める?
大体家族一人あたりの洗濯物が1.5kgとされています。
なので、家族が4人なら1.5kg×4人で6kgのサイズの洗濯槽が必要です。
ただし、サイズは少しゆとりを持って選んだ方がいいので、10kgタイプを選んだ方が無難ということになります。
6人以上の家族だったり、選択を毎日ではなく隔日にするなどされている方は大きめの12kgを選んだ方がいいでしょう。
ニトリ ドラム式洗濯乾燥機のライバルは?
ニトリのドラム式洗濯乾燥機は「アクア」が製造していると思われますが、アクアのドラム式洗濯乾燥機の他にライバル機としてあげられそうなのが「アイリスオーヤマ」でしょう。
アイリスオーヤマ「HDK852Z-W」というモデルがライバルになりそうです。
アマゾンや楽天市場のアイリスオーヤマ公式より楽天ビックなど別のお店の方が安く販売しています。
違いは大きさ・性能・洗濯容量と価格です。
大きさでは超コンパクトなニトリの勝ちです。
特に高さが1095mm(アイリスオーヤマ)と858mm(ニトリ)かなり違うので、お住まいによっては、アイリスオーヤマだと、別途水栓用に部品が必要になる場合があると考えられますね。
また洗濯容量が10kgのニトリに対して、アイリスオーヤマは8kg。
乾燥容量は同じ5kgで、ヒートポンプ式の記載が無いのでヒーター方式でしょうね。
ただし、性能的にはアイリスオーヤマが上です。
特に「乾燥機能」に優れており、5つのセンサーでシワになりづらい、ニオイ菌を抑える等の機能や「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能も付いています。
洗濯時の運転音はアイリスオーヤマは大きめの40dBですが、脱水・乾燥はほぼ変わりません。
洗濯容量8kg(乾燥5kg)で済む独り暮らしの方とか、夫婦にはアイリスオーヤマの選択肢も入ってきそうです。
まとめ
ニトリのドラム式洗濯乾燥機の価格設定には僕もビックリしましたが、やはり性能は必要最小限など、価格なりの部分もあります。
ただ、ドラム式の洗濯乾燥機に多くの機能を求めない方なら、その価格はとても魅力的でしょう。
またライバルとしてアイリスオーヤマのドラム式洗濯乾燥機も価格的に近いので、自分に必要な機能は何かを見極めて、後悔しない選択をしてくださいね。